とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

都電もなか

2008-10-24 | その他
先日「都電もなか」を手に入れた。

以前お土産にと、荒川に住んでいる友人が持って来てくれた事があった。
駅舎の箱のなかに、歴代の都電の箱が10両、可愛く並んで入っている。
そして、その中にはしっかり電車の形の最中が・・

車両の前と後ろでは「早稲田」「三ノ輪橋」とちゃんと書いていて
乗客の姿もモノクロでプリントされたり
パンタグラフもみんな違っていて、芸がこまかい。

う~ん、ほんとこういうの弱いのだ。
すっかり心を鷲掴みにされてしまい、ぜひもう一度と思って
それから3年ぶりの再会。

求肥入りの餡も美味しく
あっという間に、電車は空になってしまいましたとさ。


お神輿担いでしまった

2008-10-18 | こねもの・陶芸
といっても、本物の祭りではないのだが・・。


展示会はおかげ様で無事終了しました。
お久しぶりに会えた人、また新しい良い出会いがありと
一週間はあっという間でした。
自分なりに力を入れた所を、すぐ汲み取ってくれた方もいて
嬉しかったです。
この先に何を作っていくか、何となく光が見えた展示会でした。
お越し下さった方、本当にありがとうございました。


さて、展示会の最終日。
開店前の朝から、ギャラリーの前のフラワー通りで
浦安を舞台にしたテレビ番組のロケをやるという。
お祭りで神輿を担ぐシーンを撮るので、町会がエキストラを頼まれていた。

私はもちろん部外者なのだが、衣装を貸してもらい
その賑わいに参加する事に。
朝はさほどではなかった、祭りの衣装の人数も
どこから来たのかと思うほど
カメラが廻って、出演者の俳優陣が来る頃には
それはもう本物のお祭りのような賑わいになっていた。

生まれて初めて股引など履いたのだが、なかなか足さばきが良く
気に入って一日その格好でギャラリーにもいた。
来た人はびっくりしたに違いない。

あまりの賑わいにどこにカメラを向ければよいのか分からず
結局足元を撮りました。左が私です。
本人は立派な祭り衣装のつもりだったが、友人に言わせると
「植木屋」の方がぴったりだったらしい。









初日に思う事

2008-10-09 | こねもの・陶芸
展示会、初日からたくさんの人に来て頂きました。
開店です、とドアを開けると同時に、入って来て下さる方がいるのは
感激ものです。
3年ぶりにお会いする方も多く、忘れずにいて下さったのを
とてもとても嬉しく思います。

***************

何故こんな事をしているのでしょう。

出来上がったもの、それだけ見ても分かりにくだろうけど
焼物は、小さい湯のみ一個つくるのに、土練りから窯出しまで
実に沢山の労力と時間がかかるもの。

好きでないと、出来ないよねとよく言われる。
「土いじりが好き」「ものをつくるのが好き」はもちろんだが
「趣味」にしなかった理由は
窯場で働いていた十数年前の頃、顔も知らない人に
作ったものが気に入られて、最初にもらわれていった時の
感激が忘れられないからだと思う。

展示会の初日には、その時の気持ちがいつも思い出される。

今日は五日目。会期の後半も素敵な出会いがありますよう。



展示会のお知らせ

2008-10-03 | こねもの・陶芸
この前8月のまとめをしたら、もう10月になってしまった。
ばたばたと窯出しをして最後の追い込み、昨日作品をまとめて荷造り完了。

*********************

浦安で3年ぶりの展示会を開きます。
新潟の染織作家、高嶋彩美さんとの二人展です。

「陶と織  小泉すなお・高嶋彩美 二人展」
10月5日(日)~12日(日)12:00~19:00(最終日は17:00)
ギャラリー「どんぐりころころ」 047-352-0778

この3年、私の環境が大きく変わりました。
「制作する」するのに恵まれた環境から一転
自分の時間を作ることさえ、難しい状況に。

周りの身近な人々を、巻き込んで迷惑かけ
たくさんの時間を使って、作る事に、いったいどれだけの意味があるのだろうと
作業場との往復でいつも考えていた。
でも、結局ゴリ押しでやってしまった。

先日、お世話になった沖縄の窯主に、元気かと電話を貰いました。
窯主の何気ない一言「あなたは、頑固なところあるから」

そうでした。私は昔から結構頑固モノでした(笑)


器は白っぽいものがたくさん。
「今、自分が使いたいもの」を作りました。
シーサーもいます。

草木染めの手織りのショールは、鮮やかな色で
ふんわりと肌に馴染みます。

よかったら、遊びに来て下さい。
連日、こいずみは18時頃までおります。