とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

器処くり原さんで

2019-06-18 | アート
先週、雨の土曜日。
器処くり原さんのクロージングパーティに行ってきました。

私は窯焚き終わってからの参加で、既に店内は大勢の人で賑わっていました。

器持ってますよ、と言って下さったお客様。
会いたかった作家の方。
くり原さんに行くと必ず購入していた「お茶」の先生。

私だけでなく、やっと会えた!という方同士もいたようで。顔合わせ出来たのがクロージングパーティという…寂しい感じもするけど、これからまた始まりますよねと。

私はといえばよく飲んでたし、いつにも増して喋ってました。

はじめましての方でも繋がりはくり原さんという安心感で(これがこの店の魅力!)お喋りになってしまってました。

器処くり原さんは20日(木)まで営業しています。






器処 くり原さんのこと

2019-06-05 | アート
お世話になっていた柏の陶器のお店「器処くり原」さんが、6月21日でお店を閉じられます。

柏が地元だった私にとっては、窯をやり始めた時からお世話になっていた場所でした。

そして、作ったばかりのものを手にドキドキしながら飛び込みセールス!をした初めてのお店でした。
(最初の1回目はなんとなく断られてた記憶も…汗)

怖いもの知らずで、今思い出しても恥ずかしいモノをその時は持ち込んだのでしたが、優しく応対して頂いたのを覚えています。

平成元年に始めたお店は今年で30年との事。

何事も長く続けていくことの大事さ大変さを強く感じている今、30年は凄い…本当にそう思います。

21日までは、一部除外品もありですが、閉店セールを開催されてます。
ぜひ、お店を覗いてみて下さい!

(私のオシシ達や器もあります^_^)

器処 くり原HP
https://www.utuwa-kurihara.com/
店主くりちゃんのブログ
https://ameblo.jp/utuwatkmk103/






乙女のつくば道へ

2019-04-04 | アート
日曜は「乙女のつくば道」というイベントへ。

つくば山麓の北条から山頂へ上がるつくば道を会場に、古民家や石蔵でアートイベントやマーケットが開かれてました。

北条は昔から筑波山参拝で栄え、今も古い建物があちこちに残っています。
偶然にも!3月の伊勢丹展示で一緒だったポステンさんもこのイベントに参加していて、ポステンさんのカフェも大正時代に建てられた郵便局を改装したものです。

お盆の時に訪れる北条ですが、今回はその地域での建物の保存やそれを活かしたまちづくりの様子に触れたかったのでした。

古いものを残そうと活動してる人の存在。
行かなきゃ分からないですね。
えいやと動いたら会いたい人に繋がってと、得るものが多いつくば行きでした。




あおやままさひろさんの展示に・・

2016-10-06 | アート
切り絵作家あおやままさひろさんの展示会に行ってきました。
切手を模した切り絵が、ずらりと並んでいます。

古い書物の日に焼けた紙を使って、街並みを描いた静かな作品。
カラフルで思わず笑ってしまう作品。
ひねりのある言葉だけのものなど、多種多様。
展示の度に、毎回手を加えつつ変化しているのもあるのだとか。

会場には「古いレコードプレイヤーで作った輪投げゲーム」も登場。
遊び心がそこかしこに溢れています。

「あおやままさひろ 紙を切る、貼る、仕事展」の会場は
浦安ギャラリーどんぐりころころさんで、今日から11日(火)まで。
http://fdonguri.exblog.jp/26254873/


・・・・この秋、この界隈は気になる展示会が目白押しです。


瀬戸内アートの旅

2014-08-29 | アート
遅い夏休み旅行で、瀬戸内アート&うどんの旅に行って来ました。
かねてより行ってみたかった直島&豊島。地中美術館や豊島美術館など見てきました。

建築と一体となった作品の中に入るという感じ。どちらも良かった!!
細かく書きたいですが、まだで興味のある方、ぜひ行って体感される事をオススメします。
点在した作品群を見るため、島の黒い焼杉の町並みをまわるのも風情がありました。

そしてもひとつの香川方面への目的は、
以前相方が設計したという、三豊市の宗吉瓦窯跡ガイダンス施設を訪ねる事。
ここは藤原宮の瓦を遠く離れたこの地でも作っていたという窯の遺跡。
日本一長い瓦窯でもあります。

私としては外観より中身の方が興味深く・・
昔の瓦は今のよりずっと大きく、この厚さを焼いてたのかとびっくり。
ガイドさんにたっぷりレクチャー頂いたおかげで、次から古い建物はまず瓦に目が行きそうです。

丸亀の猪熊源一郎美術館、直島で海水浴、復路の岡山では後楽園と、
ここには書ききれずの相当盛り込んだ二泊三日。
満喫させて頂きました~




紙はうたう

2014-05-07 | アート
連休中は二つ展示会を見てきました。
一つはpaperwork golaa::gotaa 西村暁子 さんの展示会。
西村さんとは昨年の浦安の猫実珈琲店さんの企画展で、ご一緒させて頂きました。
和紙造形という技法で作った素敵な作品達、そして作品から生まれた絵本が展示されています。
絵本に綴られているのは、彼女の日々の生活から生まれた言葉。

手に取ったのは、彼女が自分のお子さんをあやしながら口ずさんでいた詩の絵本。
リズミカルだけど優しい響きの詩に、自然と自分も口を動かしている事に気付き、
ああ、そういえば自分も子供が赤ちゃんの頃、顔を見ながら歌でもない歌を歌ってたな・・
絵の輪郭をなぞりながら、世界に子供と自分しか居なかった頃の
蜜月とも呼べる時間を思い出していました。

詩によって記憶が引き出されました。不思議だったなあ。

golaa::gotaa西村暁子さんの展示会「紙はうたう」

目白 絵本の古本と木のおもちゃ「貝の小鳥」
新宿区下落合3-18-10 03-5996-1193 5月25日まで
(11:00~18:00 火曜定休 最終17:00まで)

優しい色使いの作品の中に、優しいだけじゃない、ドキっとするものも・・!





上越市高田「ぬくもりのある暮らし展」

2014-03-20 | アート
3月21日から、新潟県上越市で「ぬくもりのある暮らし展」
高嶋彩美さん(染織)小川惠子さん(陶芸)の二人展が開かれます。
春を感じる素敵なハガキが届きました。

高嶋さんとは、昨年末の浦安の展示会もそうですが、ご縁あってこれまでも何度も一緒に展示会をさせて頂いています。
彼女の織るシルクショールは本当に柔らかく、私の一押し!です。
会場は、高田にある着物屋さん「きものの小川」。
上越市景観デザイン賞の雁木部門「景観大賞」を受賞した建物だそうです。

実は私、これまで雁木(がんぎ)というものを知りませんでして・・
建物の写真を見て納得。
新潟の雪深い時でも、人が往来できるようにつくられた
軒先を延長した木製アーケードのようなものでした。

建物のある高田の雁木は16㎞も続き、その長さは日本一とか!この目で見てみたいものです。
着物で歩いたら、絵になるでしょうねえ・・・

「ぬくもりのある暮らし展」は3月21日(金)~31(月)まで
きものの小川 ブログ
http://kimononoogawa.com/blog/index.php





隠された不安定な存在

2014-03-10 | アート
これはアムステルダムで手に入れたという品物。
白い堅い紙に幾何学模様の折り目がついているものです。
何やらパッケージの写真から、ワイン瓶に花入れて瓶をカバーする紙だと思ったのですが
手頃な空瓶が無くしばらく開封せずのままでした。

グビグビ呑んで瓶もカラにしたし、花屋さんでチューリップ買ったし
さて撮影だ~!と意気込んだのでしたが…

パッケージ写真に気を取られ短絡的にワイン瓶!と、それしか頭に無かった!
よく考えると写真の花の量があの細い口に収まるはずもなく…
チューリップなんて肉厚な花は、一本入れても抜くのも大変なくらい。

結局花は広口のガラスに入れ、背が低いからと、「中華ダシの素」の大缶を
シークレットブーツよろしく仕込んで撮った一枚。

陰影は面白いのですが、不安定な中身を想像すると
やたら緊張感のあるベースカバーとなって今日も飾られています。




「安曇野で出逢った作家たち」展

2014-02-25 | アート
浦安 どんぐりころころさんで開かれていた、「安曇野で出逢った作家たち」展に行ってきました。
これは、遊印作家の望月信幸さんが、住み慣れた浦安から安曇野に移り、
そこで出逢った作家達を紹介したいと15名の作家を集め企画したものです。

望月さんの「心温まる展示会を」の言葉通り、居合わせた方や作家の方々とのお話も楽しい時間でした。
私はずっと笑ってしゃべりっぱなしだったかも?
どれも気になる作品でしたが、今回は木工 宇田川隆さんの小鉢をお土産に。
ちなみに私の名刺に押してある印は、以前望月さんに作って頂いたものです。
「安曇野で出逢った作家たち」展は2月25日まで・・





切手のデザイン展に行ってきました

2013-10-04 | アート
神保町の「gallery 福果」にて開かれている
あおやままさひろさんの「切手のデザイン展」に行ってきました。

あおやまさんは、多彩な顔を持つ人です。
イラストレーター・切り絵の作家ですが、保父さんだったり、3児の父であり・・
そしてそして、私も先日の個展でお世話になった
浦和のギャラリー楽風の副店長でもあります。

いったい本業はどれ?なのだろう・・と思うほど忙しく活動されてますが
そのどの部分でも、あおやまさんの人としてのあり様に
私は沢山学ばせて頂いている・・・そんな感じの素敵な方です。

おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい切手のデザインが並び
その裏にはプッと吹き出すような説明書きが。

会場で初めてお会いした方と話もはずみ、あれこれを悩んだ末
「懐かしいような夜の街」をデザインしたものに決めました。

知らない人ともすぐ仲良くなれてしまう、そんな雰囲気を作り出す作品達です。


あおやままさひろさんの展示会は
10月1日(火)~12日(土)12:00~19:00(最終日17:00)まで
喫茶「さぼうる」の隣2Fです。ぜひぜひ、覗いて見て下さいね。

gallery福果のHP
http://www18.ocn.ne.jp/~fukka/index.html