とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

作ってみました・布編

2013-09-30 | こねもの・陶芸
先週の「作った」話。

週末にあった子供向けのイベントのために作った、題して「的当てビンゴ」
今まで布物など殆ど作ったことの無い、私の初めてのミシン作品でもあります。
思ったより良く出来た(注:完全なる自己満足)ので、会う人に写真を見せては
みんなに自慢しまくったという代物。

イベントの役員になっていたため、子供が遊ぶゲームを考えなくてはならず
打ち合わせ中に、むくむくと工作魂が頭をもたげ、この製作を名乗り出たのでした。

番号を付けた黄色い布に、マジックテープのついた赤い玉を投げて、くっつけるというもの。

いざ作りはじめると、盤の大きさはどれ位がいい?からはじまって
玉の重さ、数字部分はどうしよう・?などなど、細かく考えないと進まない感じ。
数字は異素材になると、テープが付かないので、
紙で型を抜き、布用の絵の具で目立つようにと「青い」色を染めました。
玉は軽すぎると投げづらいので、中に芯を入れて重さを調整。

仕組みは簡単でも、すこしでもマトモなモノを作ろうと思うと
アイデアが必要になってくる。

そうでした。「作る」というのはこういう事でした。

今、部屋の中を見回して、身の回りにあるものを眺めてみる。
本、お菓子の箱、調理道具などなど・・
それぞれが、デザインやら使い勝手やら、たくさんの人が考えた形であると改めて気がつき
(ごくたまに、全く考えてない・怒!てものも、あったりしますが・・・)
その苦労に思いをはせるのでした。