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水瓶

ファンタジーや日々のこと

水上・湯吹きの滝と蛇門の滝

2015-10-17 20:16:19 | 
険しく切り立った崖にはさまれた、細く鋭い剣のような滝。
蛇しか通れないような場所という意味なのか、蛇門の滝というそうです。

今年8月に旅行した水上の記事の続きです。土合駅を降りて国道を少し歩いた先にある二つの滝。
月夜野びーどろパークへ向かう前にここへ寄ったので、短いですが別の記事にしました。


湯檜曽川を渡る国道の橋から見ることのできるこの大きめの滝は、湯吹きの滝といって、人工の堰なんだそうです。


青い淵。人工とはいっても、なかなかの雰囲気がありました。

看板があって、この辺りはユビソヤナギという絶滅危惧種の群生地なんだそうです。
滝に気をうばわれてしまい、どの木がユビソヤナギかよく確かめなかったのが残念・・・


湯吹きの滝の後ろへ回り込む道を進むと


トップ写真の蛇門の滝があります。細い急流にけずられてこの地形になったんでしょうか。


澄んだ水。


秘境感たっぷり。どこからか野生の声が聞こえそうな。。。


人も少なく、ただ水音だけが響き渡る、けど寂しいぐらいに静かな場所でした。
こういう場所で時間をすごすと、心の波がしずまるようです。またゆっくり行きたいなあ。。

水上・土合駅

2015-10-16 20:09:41 | 
なんでもないような不思議な光景。日本一のモグラ駅・土合駅の地下ホームです。

8月に旅行した群馬県水上の記事の続きです。ずいぶんと間があいてしまいましたが、思い出し思い出し書きました。
旅行前に、日本一深い所にあるというこの駅のことを知って、森のなかまが行きたがるだろうなあと思ってたら、
案の定行きたがりました。懐中電灯の使いごたえもよかったようです。


水上駅から電車に乗って二駅ほど。かなりの人が乗り込んでいました。
みんなどこまで行くんだろうと思ってたら、大半の人が土合駅で降りました。有名なんだなあ。


沢山の人が降りてがやがやとにぎやかなぐらい。これなら暗~いホームも怖くない!
この時は8月暑いさかりでしたが、ホームに出たとたんひんやりした空気が。
空調もないのに肌寒いぐらい。地下深いというだけで、こんなに気温が違うことにビックリ。


湯檜曽は群馬、土樽は新潟。土合-土樽間の乗車時間は調べたところ8分で、水上-越後湯沢は40分。
余裕のある旅程なら、水上から越後湯沢まで足をのばせるかも。


カメラの設定をどういじったかよく覚えていないんですが、明るく撮るとこんな感じ。
どうも雪国のモデルになったのは、このトンネルらしいです。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった………って、水上も十分雪国ですよね。


ホームには待合室もちゃんとあります。一人で待つのは相当怖そう。
土合駅と検索すると心霊スポットと出て来るんですが、特に幽霊が出るようないわくはないらしいです。
でもたしかに、幽霊が出ないのがもったいないぐらいの雰囲気・・


これがうわさの486段の階段です。ホームは地下70メートルになるんだそう。
左の青い人は長い階段にそなえて靴ヒモをしっかり締め直しているようです。さあ、気合いを入れて上るぞう!

写真を撮っている内に、あんなにいた人がどんどん階段を上っていってしまい、心細くなってきたんですが、
森のなかまはまだ写真を撮っていて、ホームに残るは森のなかまともう一人の男性のみ。。早く来いよ~


サイバー感あふれる感じに撮れました。脱出口をめざせ!
いやいやそれとも、最終戦争があった時とかにここへ逃げ込んで来るのか。。
・・・とかバカな妄想がいくらでも浮かぶような、非日常感あふれる階段空間なのです。


左側にはエスカレーターを設置する予定だったようです。土がむき出していて珍しい眺め。
ちなみに階段の途中には何カ所かベンチがあって、一息入れられるようになっています。休み休み上ろう!
上っている途中でだんだん蒸し暑くなってきます。


「お疲れさまでした がんばって下さい」と書いてあるガラス戸も珍しいですよね。
あと24段、、ということは、さっきの長い階段で462段。。こんな駅から通勤してたら体力つくでしょうね。


ここの通路は川の上を渡る橋になっています。


通路の窓から外を見るとこんな感じ。ふつうの駅の渡り通路だと下には線路が見えるけど、
土合駅ではこんな渓流が見えるのです。冬はどんな景色になるんだろう。。


土合駅の改札は無人なので、切符を記念に持って帰ることができます。


改札口がいっぱいあって、構内も広々としています。ペットボトルの自動販売機もありました。
wikiを見ると、かつてのシーズンには改札に行列ができるぐらいの混雑ぶりだったのが、
上越新幹線や関越自動車道が開通してから乗降客が減り、無人駅になったとのこと。
今ここで乗り降りするのは、駅自体がお目当ての人がほとんどなのかも。


・・・あれれ?地下深くの駅のはずなのに???実は下り線が地下駅で、上り線は地上駅なんだそうです。
あの地下駅に電車から降り立ちたかったら、群馬方面から乗らないといけないんですね。


土合駅から少し歩いた所にある川を渡る線路。
水上近辺には、電車映えがする撮影ポイントがいっぱいあるんです。さすがSLの町!

というわけで、ちょっと時間があいてしまったけれど、印象の強い場所だけに結構覚えていました。
他の所にはちょっとないような珍しい駅なので、近くに来たら一度は行ってみて損はないかも。
土合駅へは水上駅から谷川岳行きのバスでも行けます。
バスの方が本数が多く便利ですが、もしも時間が合うなら電車で行ってみるのも楽しいですよ。

月夜野びーどろパークの記事につづく。たぶん。

水上・谷川岳連峰一ノ倉沢

2015-08-26 19:50:51 | 
雲の影になって、魔の山という言葉がぴったり来る顔を見せる谷川岳。
少し間が空いてしまいましたが、水上旅行記の続きです。

水上駅から谷川岳ロープウェイ乗り場まではバスで行きます。
8月上旬に行った時には、ロープウェイはまだ運休中でしたが、今は運行再開しているようです。
試運転しているらしき様子を見かけたので、もう少しかなとは思ってたんですが、ほんのちょっとだけ早すぎた。。。


ロープウェイの駅から歩きはじめます。この駅は谷川岳登山の基点になるようで、かなり大きく、
おみやげだけでなく、山用のウェアや道具を置いている売店や、コインロッカーなどの設備が整っています。


ロープウェイの駅から一ノ倉沢までのトレッキング。
舗装道路なのが残念といえば残念だけど、一般車は入れなくなってるし、歩きやすいことは歩きやすいです。
スカートにサンダルばきの女性もいたぐらい、、、ってもさすがにそれだと疲れるとは思うけど。


トチノキの巨大な葉を通ってくる木漏れ日。
天狗の葉団扇ってトチノキの葉っぱかなと思うんですが、どうでしょう。


谷川岳は木に名札がついているのでありがたかったです。
ハリギリ、ハクウンボクなど、耳慣れない木は調べるのも大変だからなあ。。
それに、よく見かけるような木でも意外にわからなかったるするんです。生えてる環境とかでも結構違って見えるから。


ロープウェイ駅と一ノ倉沢の間は、ガイドさんつきのオープンな自動車が往復しています。
帰りに乗ろうかなと思ったんですが、9人定員でオーバーだったので、残念ながら乗れませんでした。
のんびり走ってていい感じなんですよね。


早くも紅葉の走り?今頃もっと増えてるかしら。急に肌寒くなりましたね。


だんだん登ってゆくと、こんな景色が見えだします。あの岩がむき出しの部分は雨が降った時に水の流れる沢でしょうか。
だとしたらかなり急で危険な流れになりそうです。


なんか仙人住んでそうな感じ。というかおサルか仙人ぐらいしか住めなさそうな感じ。


マチガ沢。案内板の説明から。
「その昔マチガ沢の出合いには三軒ほど宿があったらしく、畑や墓跡が残っています。
清水峠を越えて越後から山道を夕暮れに疲れて下ってきた人が、このあたりで灯火を目にして、
「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉がマチガ沢の由来といわれています。」


この山深い場所で、宿だけで生計たてるのは難しいでしょうから、畑や狩猟、漁などしながら暮らしていたんでしょうか。
暮れかけた山道で見た人家の灯り。さぞかしほっとしたことでしょうね。


説明板によれば、樹齢二百年ぐらいのブナ林。どの木も大変な高木でみごとでした。
この日の写真を見ると、木の写真が異様に多く、なんでこんな似たような写真ばっかり撮ったのかと思うぐらい。
こういう枝葉が好き勝手に育ったようなのびのびした木を見ると、なんかすごくうれしくなっちゃうんですよね。


ブナの樹肌は明るい灰色。


ひゅうと景色が開けてひんやりした風が顔にあたります。遠くに一ノ倉沢。

グレートトラバースでやってたんですが、もともと登山をレジャーでやるという感覚は、明治期に外国の人が持ち込んだものだそうで、
とすると、それ以前はこういう見るからに難所には、特に必要もなければ行くことはなかったんでしょう。
・・・って、いやいや、修験道というものがありました。
前人未到の険しい山頂を制覇したぞ!と喜んでたら、すでにてっぺんに古さびた錫杖が立ってたという話を聞いたことがあります。
もう、なんでこんなとこまで来るのよう!!
でも「人がここまで来たんだぞ」という印を残しているのがいかにも人間らしいなあ。


真夏に雪の残る一ノ倉沢。ここも滑りそうだけど、まさかこの上にそびえる崖も登ったりするのかな………
グレートトラバースではどう行ってたっけな。。。


沢の近くには面白い岩がむき出しになっています。水の流れにけずられた模様でしょうか。


諏訪峡の水は十秒と足をつけてられませんでしたが、一ノ倉沢の水はさらに冷たくて五秒とつけてられません。
雪どけ水かなあ。本当に澄んだ水です。


人がいっぱいいる中、おサルの群れがどうどうと水を飲みに来ていました。ウッキッキ。


一ノ倉沢から少し行った先に、ブナのしずくという湧水があります。
あとから知ったんですが名水だそうで、飲めたみたいです。飲んどきゃよかった。


一ノ倉沢から先の地図が書いてあった看板。この旧道というのが清水峠越えの道・国道291号線のようです。
清水峠は、群馬県みなかみ町と新潟県南魚沼市の境にあたるそうです。
越後から上州への最短ルートとしてかなり古くから使われていたそうで、
戦国時代、上杉謙信が関東進出を計った際に使ったという記録があるらしいです。ひょえ~!
その後明治に入ってから、馬車が通れるように整備されたそうなんですが、崩落の多い道で、
新道ができるとともに、やがて使われなくなっていったそうです。
今は山歩きに使われるぐらいだそうですが、この時には最前の豪雨で崖崩れがあったとのことで、途中から通行止めになっていました。


今は蔦におおわれる古い石垣。

たしか新潟は塩の生産がさかんだったはずで、とすると上州へはこの道を通って運ばれてったかなあ。
それとも関東で作られた塩が利根川をさかのぼる方が、距離はあるけど重い塩を運ぶにはよかったかなあ。

・・・などと考えて、また塩の道について調べてみたくなって本探したら、調査研究っぽいのは宮本常一さんの本ぐらい。
AmazonもKindleもすごく便利で満足度高いんですが、困るのがこの辺の本のこと。
小説とかじゃない、学術系というか人文系というか、の本の検索についてです。
まだ電子書籍で出版されてない本が多いのは仕方ないけれど、どんな本があるのかすごく調べにくいんです。
すでにその分野について詳しい人ならともかく、少なくとも著者名とか見当ついてないと、とても探せない。
今更ながら、大きな書店のジャンルごとに分けられたコーナーって、それだけですごく貴重な場所だったんだなあと思います。
ずらっと並んだ背表紙でタイトルざっと見られたり、パラパラめくって中身見られたりって、
面白そうな本探すのにすごく便利だったんだなあと。

と、思い出したんですが、まだ若い頃に渋谷の大きな書店でバイトしてた時期がありまして、
その書店はフロアごとにジャンルで分かれてて、かなり専門的な本も置いていました。
で、私は歴史書とかあるフロアで働いてたんですが、定期的に、レジかごを使うぐらい大量に本を買いに来る人がいて、
聞く所によると、東北だったかな、、遠い地方の高校の歴史か社会の先生なんだそうです。
本代以外に時間も交通費もかなりかかったはずですが、かつての書店には、それだけの価値があったってことなんでしょうね。


ロープウェイ駅近くに下りて来て、山岳資料館を拝見。ああ、出会わなくて本当によかったクマくんよ…!!
しかしツキノワグマでこんだけ怖いんだから、ヒグマなんてもうどんなもんだろう。


昔の登山靴。両足と靴下合わせてはくと5キロ近くになることもあったそうです。
足で米5キロひきずるようなものと考えると、そんな状態でふつうは山なんか登れたもんじゃありません。


なんか忍者が使ってたような、雪の上を歩くかんじきのような靴。今のアイゼンにあたる?

そういえば「黒部の山賊」で読んだけれど、山の装備で特に画期的な発明だったのがゴアテックスのレインコートだったそうです。
それまで雨が降ると、古くはそれこそワラ作りの蓑、新しくてもゴム引きのレインコートで、かなり動きが悪くなったそうです。
だからゴアテックスが発売されると、山に暮らす人たちは、かなり高い価格でも早くから買っていたそうです。命に関わるものね。


画家で登山家の上田哲農さんが愛用していたという焼酎を入れていた瓶。趣がよかったので。
一ノ倉沢の辺りで、沢山の慰霊碑が岩に埋め込まれていたのを見て、また谷川岳を見上げた時には、
何か恐ろしいものを影に潜めているようで、明るい陽射しの中でも肌寒いような感じがしました。
なので、山を下りてこうして人の手になじんだ物を見た時には、なんだかほっとしました。。。


自然だけでなく歴史も豊かな谷川岳連峰。
変わりやすい天候の山のはずが、この日は一日中お天気に恵まれて、谷川岳を満喫できました。
夏空の下では少しごきげんよく見えるのかも。今度はロープウェイで天神平まで行くぞ!

土合駅につづく。

川崎大師

2015-08-20 08:45:35 | 
先日、川崎大師に行って来ました。横浜辺りだと初詣はここに来る人も多いようです。
いっぺん来てみたいなと思ってたので、空いてる隙をねらって行ってみました。
お盆明けのせいかすごく空いてました。でも外国から着た観光客の方の姿もちらほら。

川崎大師は真言密教のお寺で、ご本尊は弘法大師空海上人だそうです。弘法大師が湧き出させた水の伝説は日本中にありますね。
義経と同じくらい日本中に足跡のある、たいへん人気のある方なのであります。
古くから一般の人々にも広く知られてたってことなんでしょうか。


門前の通り。バス停川崎大師と京急川崎大師駅はほぼ同じ場所で、そこから表参道を通ってゆきます。徒歩8分。
お店を見ると、せきのど飴、くず餅、だるま、などが名物のようです。
この日はやってなかったけれど、にぎわう時にはとんとこ飴という飴づくりの実演をするそうです。


立派な山門。山門入って左手に五重塔があったりと、浅草寺と配置が似ていました。そういうのって共通してるのかも知れませんが。


三が日には大変な人だそうですが、さすが真夏のお盆明けは人少なでした。お線香あっつ!


お経が納められてる経堂。これは左側の棚で、右側にも同じだけのお経が入っています。
これ全部で大日経という一つのお経なんだそうです。
案内の若いお坊さんに「お坊さんはこれ全部憶えてるんですか?」と聞くと、「全部はちょっと、、、」とのことでした。
そりゃそうですよね。いくらなんでも。


経堂はご本尊さま以外は撮影OKとのこと。華やかな天井絵とお経の組み合わせがいいですね。


境内かなり広いです。これは池にかかるやすらぎ橋のらんかんに刻まれたなんかの文字。

川崎大師へは、電車に乗って川崎駅に出てそこからバスというルートで行きました。
南武線にゴトゴト揺られて、初めて乗るルートのバスに揺られて、全部で一時間ぐらいだったかなあ。。
乗り物に揺られながら、川崎大師に行くまでのこういう時間もけっこう大事なんだろうなあとぼんやり思いました。
たとえばどこでもドアで、家からすぐ川崎大師へ突然出られちゃったりしたら、気持ちがついていかないというか。。。
たぶん、電車やバスにゴトゴト揺られてる間に、参道を歩いている間に、
少しずつ、知らず知らずに、心が準備されてるんじゃないかと思います。
まあ、そんな大した準備じゃなくて、自分では意識しないぐらいの準備なんでしょうけれど。

病院の待ち時間なんかは少ないに越したことはないけれど、種を土に埋めて水をあげて芽が出るまでの時間とか、
絵の具が乾くまでの時間とか、傷口にかさぶたができるまでの時間とか、
そういうどうしても短縮することのできない、通り過ぎていかなければいけない時間があるんだろうと思います。
距離と時間て、自分を守ってくれる大事な壁のようなものなんだろうな、と。
不便だったりわずらわしいこともあるけど、何かとの間に距離や時間がまるでないのもまた、とても怖いことです。

なんか、人生自体がお寺へ行くまでの通過時間のような気もしてきたな。。人生南武線、て悪くないかも。
なんか眠くなって、たまに乗っても乗り越しちゃったりするんですけど、南武線。ゴトゴト。


こちらは先ほど入ってきた山門の左手にある、古い山門のようです。こちらも立派なものですね。
おみやげに黒蜜ときなこたっぷりのくず餅買って来ました。
一時期の暑さはおさまったようで、ひとまずほっ。。。
でも、どっと疲れが出そうな体を、そっとソフトランディングさせないとですね。

水上・諏訪峡

2015-08-15 09:30:30 | 
お盆で人が少ないせいか、昨日今日と横浜けっこう涼しいです。
このまま秋になってくれたらいいのに……一気に冬でもいいぐらい。
というか冬が恋しい。。。ぐらい暑かったよ今まで!!

もとい。新幹線上毛高原駅からバスでJR水上駅へ。
写真は撮り忘れてしまいましたが、水上はSLの町でもあるそうで、駅のすぐ隣にSLのある広場がありました。
ほかにも鉄道写真映えしそうな景色があちこちにあるし、モグラ駅の土合駅もあるし、
水上は山登りする人たちだけでなく、鉄道好きな人たちにも人気のある町なのかも。


小さな旅館がいっぱい並んでいて、なかなかいい雰囲気です。


いきなりですが、アマゾン原産のヒポプレコという魚だそうです。諏訪峡そばの道の駅・水紀行館の淡水魚水族館にて。
ナマズのなかまで、水槽のガラスをきれいにしてくれる掃除屋さんだそうです。へばりついてる姿が面白かったのでパチリ!


こちらはなじみ深いマスですが、生きて水中にいる姿は案外見慣れませんよね。
ふだんはこうやって澄んだ水底にたゆーんとしてるんでしょうか。けっこうな大きさです。


山深い渓流、いいなあ。。。なんかもう旅行から帰ったあと、しばらくがっくりきちゃうんですよね。はあ。。。


坊岩というそうです。上に立派な松まで生えてちょっとした山のよう。


なにかと思ったら木登りでした。なるほどこうした道具を使えば、慣れない子でも安全に木登りできるわけですね。


さすが利根川上流、水量はたっぷりとありました。そして澄んだ水の冷たいこと…!
水に足をつけてはひゃあと叫んで陽にあたたまった岩に出し、と、しばしパチャパチャ楽しみました。


これもかなり大きくて見栄えがする岩です。


緑の夏もみじ。この日は陽射しが強く暑かったせいか、遊歩道を奥の方まで歩いている人は少なかったけれど、
紅葉の時期はさぞかしすごいことでしょう。

ちなみに今回大事な大事な熊よけの鈴を忘れてしまったので、人気のなさそうな所へは行くのをやめました。
なにせ人がいっぱい歩いてた五色沼でもちりんちりん鳴らしながら歩いてたぐらいなので。。
夏はエサが少なくて、熊さんけっこう山を下りて来ちゃったりするんですよね。
いやいや、熊も山もなめたらいけませんて。ほんと。


たのもしい木の根っこ。街中では見られないような、色んな木が見られて嬉しいのです。でも名前がわかる木はほんの一部。


諏訪峡大橋からのバンジージャンプ!・・・これ、下の岸辺にいる人が写真を撮ってくれるようで、
ジャンプした人がピースサインしていました。よくそんな余裕あるな………。。
ちなみにジャンプを終えたあとは引き上げるのではなく、川で待ち構えていたゴムボートに下ろされていました。
たしかにその方が怖くないか。。私はぜったいやらないけども。


ラフティング。見てる分にはすごい楽しそうです。楽しい人には楽しいんだと思います。なんでもそうだけど。

ラフティング、バンジージャンプ、カヌーなどなど、水上は色んなアウトドアスポーツがさかんなようです。
私はアウトドアっぽいの苦手なんですけども、おだやかな湖でのカヌーならちょっとやってみたいかも。
朝もやの湖をカヌーこいでるカレンダー写真とかありますよね。カナダやアラスカみたいな。あんなの涼しそうでいいなあ。。


森のなかまがめざとく見つけたこの実、サルナシじゃないかと思います。
五色沼で飲んだサルナシジュースがおいしかったので、覚えていました。
小さいけど味がよく、栄養豊富なんだそう。きっとおさるも好きなんでしょう。ウッキー。


諏訪峡は水上駅の方から下流に向けて狭く急になっているようです。
ラフティングのゴムボートもここまでは来ません。


おお、なんか大きな雲が出て来た。。。山は雲の成長が速いですね。


遊歩道の途中にあった謎の石。平たい石が上に乗ってキノコのようになってる岩が二つ。
何の説明書きもないんですけれど、キノコの笠の上にはお金がのっていました。
なんでこういう所とか、ちょっとした水たまりにお金置きたくなっちゃうんでしょうね?


おなかも空いて来たところで、温泉街をぶらぶらホテルに向かいます。
水上の温泉街、なんかいい感じなんです。もうやめちゃってる旅館とかもけっこう見かけるんだけれど、
古くからのなつかしい感じのお店と、新しく今風のお店が入り混じってて。

ホテルのバイキングに、おっきりこみという地元料理がありました。
おおざっぱに切った平たいうどんが入ってる具沢山のおつゆです。これがおいしかった!
うどんというと香川が有名だけれど、群馬もうどんが名産なんだそうです。
温泉は澄んでいて、さらっとした感じ。よく歩いたけどよくつかったので、翌朝には足の疲れもほとんどとれていました。
渓流沿いのホテルは窓を開けるとけっこう激しいせせらぎの音。旅先だなあ。。。

谷川岳につづく。