雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

名残りの秋色

2007-11-28 19:04:27 | 季節
  
 先日の、雪をもたらした冷え込みの後、山はいっそう秋の色を鮮やかにしたようだ。
まだ冬支度をしていなかった葉っぱもあわてて色づき始めたのか。
食べ物は腐りがけが一番うまいんだ、と冗談交じりに言うことがあるが、
紅葉も散る寸前がピークなのかもしれない。

 ちょっと残念なのが、30年ほど前に行われた「杉の植林政策」の成果?があって、
周りの近くの山々は、杉、杉、杉ということ。
杉の緑と紅葉のコントラストがいい、といいたいけど杉の面積が多すぎて・・・・・・><;

  

裏と表

2007-11-26 23:09:09 | 雑記
 今日は朝からいい天気だった、らしいが、訳あって引篭もって
夕方までパソと向き合って、キーボードを叩いていた。


 スキャンされた、昭和初期の漫才台本を、テキストファイルに入力し直す、内職をしていた。
 その中に、

  A じゃ、君、どこで捕れたのです?
  B 捕れた? 水族館の鯨みたいに言うな。
  A こらすまん。生まれはどこです。
  B 北陸です。
  A あ、裏日本ですか。
  B 裏日本?裏日本とは何や?
  A その?
  B 日本の国に裏表があるか?
  A そらあ、あるよ。太平洋に面した方を表日本、日本海に面した方を裏日本と言うのだよ。
  B だれが決めたのや、そんな事。
  A 知らんよ、ぼくは。
  B 知らんとは言わさんぞ。
  A うるさいね、君は。
  B そんな無責任な事を言うな。これは改めてほしいね。
  A 改めるとは?
  B 太平洋側日本とか、日本海側日本と。
  A じゃ、日本海側日本の……
  B いや、ありがとう。そう言ってもらえば、先祖もさぞ喜ぶでしょう。


というくだりがあった。
表日本とか裏日本と言う表現を耳にしなくなって久しいが、3~40年前までは確かにそういう言い方があって、私自身、学校で表と裏の言い方で習った記憶がある。歳がばれてしまうが(苦笑)
 そういう表現に対する批判(特に裏日本と呼ばれた地域からだったろう)が起こっていることを子供ながらに耳にした記憶もあるのだが。
  驚いたのは、上の台本は昭和13年のものだということ。そう、戦前の漫才!

 これは作家の慧眼(批判精神)に感嘆すべきことなのか?
それともそういう批判があるにもかかわらず、改められるのに数十年を要したということに愕然とするべきことなのか・・・・・・・。

 現代でも、明らかにおかしいと思える事で、改められることなくずるずると続いているという事が数多くある(特に政治・行政の面で)。

 おかしい事の改革が遅々として進まない。
 これは日本社会の宿命なのだろうか?
 無力な小市民はあきらめるしかない事なのか?

佐賀牛が怒った

2007-11-24 10:01:14 | ニュースから
食品偽装の告発が頻発している。
偽装が露見してからのトップ弁解、釈明が輪をかけて情けない。
恥の上塗りというか嘘の上塗りというか・・・・・・

 それはそれとして、売れ残った洋菓子のラベル張替えに端を発した「吉兆」が佐賀牛を、但馬牛と産地を偽っていた。その事に関して、佐賀県が「吉兆」に抗議をしたという。
 なんでも「吉兆」の社長が
「佐賀牛の品質が但馬牛に比べて遜色がない」と言ったことが気に障ったらしい。何気なく聞いているとつい聞き流してしまいそうな発言だが、指摘されてみると確かに
「佐賀牛を但馬牛より下の見ている」言い方だ。
佐賀牛関係者の抗議も納得できる。

 第三者には何でもないような発言(言葉)も当事者にとっては非常に深刻なことってあるんだなぁ。

  不妄語 不綺語 不悪口 不両舌   (-人ー)南無南無

 ところで但馬って兵庫県だよね。有名な神戸牛=但馬牛かな?
「神戸牛」って神戸で牛なんか飼ってないよね?

初雪~~!

2007-11-19 16:01:31 | 季節
 寒くなっては来ていたが、雪はまだだろうと高をくくっていたが、
夕べからの全国的な冷え込みで、我が家の周りも白く雪に覆われました。
 初雪です。しかし11月19日という早さは記憶にないなぁ。

早速、カメラを持って小一時間、うろうろしてきました。

yahooフォト

http://photos.yahoo.co.jp/tango0504dayo
の2007初雪フォルダーに数枚アップしてみました。

紅葉も散りきっていない状態のところに雪があり
めったに撮れない写真かも・・・・・・と自己満足。

景観

2007-11-18 13:09:31 | 雑記
 昨日は久しぶりの秋晴れで,あっちこっちへ
里山の紅葉と冠雪の後立山連峰の写真でも撮ろうかと
2時間ほどうろうろしてきました。


↑の画像は、黒部インターから宇奈月温泉へ向かう道路から見える白馬岳を始めとする後立山の連山です。
 見慣れた地元の人間にも感動を与えてくれる、こういう素晴らしい眺めは、貴重な財産だと思います。



しかし、現実には、せっかくの素晴らしい景観が次の写真のように台無しになっています。




種明かしをするまでもないと思いますが、
先の写真は実は、実際の眺めから電柱と電線を消したもので、後の画像が実際の眺めなのです。

 市内各所に(全国各地にと言った方がいいのかな)このようにせっかくの景観が電柱や電線などで台無しにされているところがあると思う。
 最近は電線を埋設して電柱などを無くそうという動きが起きているのだが、その普及は遅々として進んでいない感じだ。
いろんな障害はあるのだろうが、新設される道路や新たに造成される宅地などから取り掛かれば、
既存の電柱を変更するのに比べれば経費も節約できるのではなかろうか。

 黒部市の新市建設計画の審議会でも、若干その話題が出たようだが、さほど重要視はされなかったのは残念なことだ。

紅葉だより

2007-11-13 16:46:39 | 季節
 午前中、某団体の写真展準備のため宇奈月温泉街まで行って来た。
小雨模様の天候だったが、
温泉街を取り囲む山々は、
今が一番の見ごろに
に思えた。
あいにくカメラは持っていかなかったので、画像はありません。 m(_"_)m
 セレネ美術館の常設展に立ち寄られた静岡・伊豆のご夫婦が、
写真展準備作業中のところも覗いて話をしていかれた。
昨日、欅平まで行って来たそうで、素晴らしい景色に感動したと言っておられた。
「寒かったでしょう」と聞いたら
「行きはオープン客車だったので寒かった・・・・・」とのこと
確かに今の時期はそれなりの服装でないと凍えるかもしれないw
「雨だったんじゃないですか」と聞いたら
午前中はそれほどでもなく、時折差す日差しに紅葉がすごくきれいだったとのこと。
晴れていれば、サンナビキ山の頂きの雪から谷底までの3段染め5段染めが
見られたんだろうなぁ。

 

称名滝

2007-11-08 14:20:28 | おでかけ
「どこかへ紅葉を見に行こう」という提案(要請)があり、立山の麓にある称名滝まで行って来ることにした。
もっと遠出が出来れば場所の選択もいろいろあったんだろうけど、
昼過ぎから野暮用が入ってしまったので、半日で行って来れる範囲ということで・・・・・・・
 毎度の事ながら遅れ気味の出発で、立山インターを降りたのは10時ごろだったか。
しばらくして常願寺川沿いの道を走っていると、かなたに冠雪した立山の頂が見えた。



「岩峅寺を過ぎたあたりから山が迫ってきて、ピークを過ぎたとはいえ
ところどころ錦秋の名残がうかがえる。





「駐車場から滝までの1500m余りの遊歩道には、老若男女かなりの観光客が見受けられた。
やや登りの道を急ぎ足で、息を切らせ気味に歩いてたどり着きました。
340mという日本一の落差を誇る称名滝。。


 
「4段になっているので那智の滝や華厳の滝のように滝~~!!!「という感じではないけど、日本一の落差があるのです。
   http://homepage3.nifty.com/kakkou/phohuu.htm
   ↑ここのページの一番下に6年前の夏?の画像があります。
今の時期は、おてんとうさんの高度が低いので日差しが一日中差し込まないようです。おまけに滝の細かいしぶきも舞っていたりで展望台付近は寒いくらいでした。
 
 んで、観瀑もそこそこに帰途に着きました。

「ななかまど」もこんな感じで



ほとんど葉は落ちて赤い実が残っていました。

これは「まゆみ」かな?

(おまけ)
葉っぱが赤くなるのは、光合成により作られた糖分が葉に蓄積され、これからアントシアンという赤い色素が形成され、葉緑素が分解されて緑の色素が減少していき赤が目立ってくる。
黄色くなるのは、糖分の生成が少なく、葉緑素が分解されていく過程で、今まで目立たなかった黄色のカロチノイドという色素が目立って現れてきて黄葉になる。


デジカメ復活

2007-11-06 17:26:45 | 雑記
もう回復は無理だと諦めていたデジカメが、復活しました \(^ ^)/ バンザーイ

キャノンサイトにあった宅配メンテナンスサービスを「修理費が2万円を越える場合は修理しない」ということで申し込んだ。
翌日宅配業者が取りに来て預かって行った後、音沙汰なく数日が経過し「どうなったのかな?どうせ諦めていたんだから無くなってもどうってことないけど」と考えていたら、いきなり修理されて帰ってきました。
 修理代引き換えかと思ったけど、請求されず、振込みかな?と早速開梱してみると請求書は入っていなくて、「CCDユニットを交換しました。この度は大変ご迷惑をかけまし誠に申し訳ございませんでした。」との添え状が入っていて、こちらが恐縮してしまった。

 タイミングがいいことに、その日は小学校の同級会がある日、の午前中。
催しの幹事をうけていて、写真をどうするかいささか悩んでいたのでラッキーでした。
ということで、カメラ復活の撮り初めとして、久しぶりに逢った幼馴染たちの
変わり果てた姿を(゜o゜#(C=(--;)バキッ!  をいっぱい撮って来ましたとさ
めでたしめでたし。