雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

白山手取川ジオパーク

2013-09-08 19:12:12 | おでかけ(県外)

一ヶ月ぶりの更新です (ーー;
欅平にも3回行って来てるし、地区の行事もいろいろありましたが・・・・・・・
それはそれとして、

昨日は、現地研修会ということでお隣石川県の
「白山手取川ジオパーク」へ行って来ました。

まず、道の駅に併設されたジオパークのインフォメーションセンターで概要を聞いたあとは

行程の大部分が、現地の担当者の方の解説を聞きながらバスで巡回するという内容でした。

前日ちょっとハードなガイドをした後だったので
体力的には楽チンで助かりました。

ここは、鳥越一向一揆歴史館。
何でも前の首長さんがお坊さんで一向一揆への思い入れが強く、この伝承館が建設されたとか・・・・

天気がよければ、この地の一揆の本拠地となった山城へ登る予定でしたが
そぼ降る雨の為にそこは省略して次へ。





御佛供杉(おぶくすぎ・おぼくすぎ)という樹齢680余年の杉。
数年前、奥飛騨で見たネズコの巨木もすごかったが、この杉もかなりの威容だ。

頭を使うとお腹がすく、ということで





お昼は、名物の「一揆そばご膳」

食欲を満たした後は、再び知識欲を満たしに?再出発。

ジオパーク「川と峡谷のエリア」の見所、手取峡谷へ。





黒部の大峡谷を見慣れている、我々一行にとって感動はそれほどではないが
住民の方々の生活圏に形成されている峡谷だということや、一帯が凝灰岩であることなど
興味はいろいろ引かれる場所でした。





さきほどの場所から少し上流にある綿が滝です。落差32mとか。
120段の急な階段を下りて河床近くまで降りました。

続いて訪れたのは

白山比(ヒメ)神社。
創建2100年と伝えられ、鶴来市街地の南側、河岸段丘崖上に手取川扇状地を望むように立地する。
しかしこの日は終日雨模様で遥拝対象の白山も扇状地も望めませんでした。



表参道は鬱蒼とした木々の下を登ります。
最近は車で来る人が多いので裏の方に広い道と駐車場があり、表参道は人影がまばらでした。

本殿。


境内近くで見かけたモンキアゲハさん。
私たちは普段着で来ていると言うのに、この蝶々さんは紋付姿で来ていました(苦笑)


鳥居の下で集合写真!

この後、再び「海と扇状地のエリア」を巡回。
用水、霞堤、湧水・・・・・・

う~ん。

このエリアは黒部川扇状地の復習エリアでもありました。

富山県でも立山黒部一帯をジオパーク申請する動きがあります。

「ジオパークを目指すなら世界的ジオパークを目指すべきだ」
「ジオパークは認定を受けることより持続することの方が数倍大変だ」
という、この日解説をしていただいた担当者の言葉が重かったです。