雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

Like a Rolling Stone

2012-05-14 13:24:07 | うた

先日、友人が あるSNSって MIXIの日記に、
「ボブ・ディランのOne More Cup of Coffeeという歌が聞きたくて
Youtubeを探したけど、カバー曲しかなかった」
みたいな書き込みをしていた。結局は見つかったんだけど・・・・・・・

 それに誘発されて、自分もYoutubeでディランの曲をあれこれ聴いた。
その中の一曲が表題Like a Rolling Stoneなわけで、


まるで転がる石のように と訳されていると思う。

「転がり続ける石には苔が生えない」という諺があるそうで、
今の今まで、それは肯定的な意味だと思っていた。

でも Rolling Stone には風来坊とか、職業を変えてばかりいる人という意味があり
(それがネガティブかポジティブかは見解により・・・・・・・・)

A rolling stone gathers no moss.という諺は
職業を変えてばかりいる人には金はできない という意味がある。

ということを、今日まで知らなかった恥を
さらしてみる五月の昼下がり。



さらしついでに遠い昔に書いた
まるで峰からころがる石のように
というのもさらしておきます。

郷愁をくすぐったペンダントが 机の
引き出しの隅に眠っている としても
稲穂色の耳飾りに心地善い 小鳥の言葉を
今日も聞いていますか

(中略)

さまようのはとどまれないからだ
だからとしても 求めるのは疲れるためなのか
沈みゆくためいけないのか
卓球もテニスも一人では楽しめないが
返らなくても叫ぶ こだまを願った俺の君の声は
自分の空洞に共鳴して豊かさの発見がある?

しかし山道を独り行く 沈黙者
が踏み落とした石が
ころがり落ちつづけるように
俺も変わり続ければ 所々に
待ちうける岩に木に激突して新しい 視界
を見つけた感動に出合うだろうか

(耳もとでさえずるうたにさそわれて
 夢色の風船は
 すりガラスの部屋から飛びたちますか)
滅裂のいらだちに
俺の季節は
ひまわりの高さを忘れてしまいそうだ




う~ん意味が分からん  って自分で言うな

春冷え

2010-04-17 10:06:13 | うた
   桜が散ってしまって
   霰が落ちる冷え込みがあった
   こんな夜更けに
   笛を吹いている呆け者がいる

   風もふきだしている

   あれは村で評判のはねっかえりだ
   春祭りにみこしの前で
   素っ頓狂にとび回っていたが
   あの日のうかれ気分を思い出す
   もらい酒でもしたのだろうか

   まだ止みそうにないあの笛の
   不意な時刻の
   異様な音色が
   山際の村人たちの
   平穏なゆめの「中にしのびこんで
   寝覚めの悪い朝を招きそうだ (1980.4)

関東地方は思わぬ雪で大変なことになっているようだ
北陸では4月に雪や霰が降ることは時々あるのだが
それにしても今年の春の冷え込みは異常に思える。

世間があまりにも温暖化温暖化を騒ぎすぎるもので
頭を醒まさせようと天の警鐘じゃなかろうか?

こう寒くては、満開の桜を見ていても華やかさが半減して
桜花爛漫という高揚感が沸かないよなぁ

秋色

2006-11-25 17:49:09 | うた
昨日今日と、いわゆる小春日和という晴天が続いている。
周りの山々は最後の彩を見せている。



遠くの山のてっぺんの
雑木の梢が透けてきた
麓も秋は駆け足で
落ち葉枯葉がじゅうたんだ
小春の空は暮れやすく
時雨みぞれもすぐそこに・・・・・・



遠くの山のその向こう
雪の峰々光ってる
今日は名残の青い空・・・・・


後立山連峰の白馬岳はすっかり、新雪の白い帽子をかぶっている。
今度天候が下り坂になったら、そろそろ白いものが降ってくるんだろうな