つちふる

　　過ぎし日々おぼろげにして霾(つちふ)れり　　達加



　昨日あたりから、いわゆる黄砂、今風にいうとPM2.5、
によるものと思われる現象で、すぐそこの山まで霞んで見えないくらいだった。

案の定、昼近くに市の方から注意喚起の防災放送がなされた。

このブログにも確か去年、黄砂絡みの事を書いたはずだ
と思い出だしてさかのぼってみたら
３月９日に書いていました。

コメントをくれた鷲猫さんに誘導されて、我ながら、ちっとはマシなことを
書いたもんだなと、コメント欄を読み返しながら、
自画自賛的に一人ほくそえんでしまいました。

つちふる(霾る)という言葉もその時初めて知ったように思う。

先ほどのＴＶニュースで各地の黄砂の様子を放送していたが
大阪なんかはまるで「中国か！」と思わされるような汚染状態だった。

明日もこんな状態が続くんだろうか？

夏の入り口で

ネタ切れでして・・・・・・
古いのでお茶を濁しておきます。




　　「夏の入り口で」

風が　タンポポの綿毛を

避けて吹きすぎるゆうべ

苺一枝のプレゼントで変わる

暮らしではない昼さがり

だが

雨あがりのあした

野面を低くとぶ岩燕の

あざやかな翻りに似た

邂逅の足音を聞く



黒部浦島物語の話でも調べに行ってくるか。
そろそろ散髪もいかんといかんな。

神の気まぐれ

　　　神が
　　　ニンゲンをおつくりになったのは
　　　何時のことだったのか

　　　神の制御を超え　ニンゲンは　
　　　ココロの欲するところに従い
　　　アラソイとサツリクとキョウラクと・・・・
　　　その暴走の果ては見えない

　　　ニンゲンが原子の力を獲得して
　　　自ら生み出したものの暴走を
　　　制御しきれず
　　　おののいている姿は

　　　　　　
　　　ニンゲンが　神に似せて造られた　
　　　写し絵であり証しであるのか

　　　祈るべき神は　既に
　　　おののきながら死んでしまったのか
　　　あるいは
　　　これも神の思し召し



　6月11日
「かみさまはなにもしてくれない」というブログ記事を発見。
リンク張っておきマスタ
　　　　　

梅雨明け

宣言された梅雨明けを惜しんだのは
庭の紫陽花ばかりで
道端の向日葵は
好ましい高さで揺れはじめている

釣人の麦わら帽子をからかう
黒部の川風は
笑う涼しいボクの恋人だ
村の子供らにつばさを与え
学習机の向う側へ
光る雲をつかみに飛びたたせる

北陸も梅雨が明けたようです。昨日の未明、ぱらぱらと降ったのが
どうやら梅雨の名残だったらしく、気象台もこれを予想していて
梅雨明け宣言を控えていたらしい。さすが最近の天気予報はすごい。
そういえば２-３日前から蝉の鳴き声がにぎやかだ。ほとんど騒音に近いくらい
回り中から聞こえてくる。
これから又一ヶ月余り「暑い、暑い」と口にするのかなぁ。