雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

景観はどうするの

2013-07-27 16:51:28 | 雑記

 北陸新幹線の新駅も「黒部宇奈月温泉駅」と名称が決定し、
駅舎もかなり出来上がってきたようで、今は駅前整備が進められている。
 新駅から市街地へ向かう背骨道路建設も急ピッチで行われているが

こんなに電信柱をおったてるしかなかったんだろうか?
駅からの景観(北アルプスの眺望)を守るために、構造物に高さ制限をしているのに
これでは、本当に景観を大切にする気がないようにしか思えない。

電柱による景観破壊?については、このブログでも2007年11月に書いたけど
http://blog.goo.ne.jp/kawaranokoisi/e/f367fd560c0e35007980b05ed685ab17
電線埋設化の考えはないようだ。
新しい道路を作る時に同時進行すれば、経費も削減できると思うのだけれど・・・・・・


雨に煙るトロッコ沿線

2013-07-23 19:54:39 | 黒部峡谷

 今日の黒部は雨模様でした。
宇奈月駅を出るころは降っていなかったのですが・・・・・・・

黒薙駅をでたところです。今渡っている橋の下は深い谷です。

沿線の山々は幻想的な様子。


雨が、対岸の山肌に普段見えない滝を幾筋も出現させます。
これを見られるのが雨の日に訪れたお客さんの特典 (^_^)

出平(だしだいら)駅前にガマズミが赤い実を付けていたのでパチリ。



欅平についたときは細かい雨が・・・・・・・



ウワミズザクラの実です。

観光客のお客さんは、平日だけにちょっと寂しい入れ込み状況。
午前中の同行案内は、今日のコンビのSさんにお願いして
私は駅前広場で駐留。
 午後から京都・広島・茨城からの方と猿飛方面まで行ってきました。
雨の日は雨の日の良さがある、と理解のある方々でよかったです。

今日で7月の当番は完遂。
そろそろ夏休みに入るから客足も増えるのかな。


欅平、猿飛コースにて

2013-07-20 22:11:54 | 黒部峡谷

足湯への分岐点から猿飛方面へ向かうと
春先に白い花が咲いていたミズキ(クマノミズキ)が、たくさん青い実をつけています。




バットの材料として有名なアオダモも翼果をつけていました



この赤い実の正体が良くわからなかったんだけど
別の日に拡大画像を撮ってみました。



上向きに実をつけ、その実も真ん中が凹んでいます。
横から見るとチューリップみたいですね。
ウスノキの実でした。


これはアクシバというツツジの仲間ですね。
ちっちゃい花です。  やがてこの木にも赤い実がつくのでしょうね。


ここでもトリアシショウマやヤマブキショウマが沢山みられます。

ウワミズザクラにも青い実がついていましたが、川風が強いのか、
房は実がかなりこぼれた状態のがほとんどだった。


雲間からちょっとだけ白馬連峰の姿が見えました。

ガマズミとオオカメノキの判別に自信がないんだけど
これはどっちだろう?



これは名剣方面にもあったリョウブです。




この小さい花はツルアリドウシ。これもやがて赤い実をつけるはずです。


猿飛展望台を手前から撮ってみました。
ここで昭和30年ごろの写真と見比べると、河床の上昇がすごいことがよくわかるんですが
その画像データーがないのでここでは話だけにしておきます。

話しついでに、
電源開発が進む中、第二発電所の取水ダムの建設地として
この場所が候補に挙がったそうです。
しかしこの景観を壊してはいけないと反対運動が起こされ
下流の小屋平に変更されたという話があります。







以上列挙した他にも、ムラサキシキブやヤグルマソウ イワナシなども見られましたが
画像がないので、また日を改めてアップします。


欅平で(7月版)

2013-07-20 18:13:49 | 黒部峡谷

 またまた更新を怠けてしまいました。
ネタはいろいろあったんだけど、・・・・・・・・・・

とり急ぎ、今の時期欅平で目に付く物を
自分の覚書的に列挙してお茶を濁します。

奥鐘橋を渡った断崖でまず目につきます。名剣方面へ行くとあちこちで咲いています。

花というには地味ですが、花です(苦笑)

キブシの実です。

オオバギボウシの花は奥鐘トンネルを出たところにたくさん咲いています。

ヒヨドリソウと見立てた人もあったようですが
たぶんヨツバヒヨドリだと思います。詳しいところまで確認していません。

ニワトコの実はその赤さで目を引くようで、みなさん興味深そうに見ていました。

トリアシショウマ





名剣温泉の近くにたくさんあります。

この日は残念ながら後立山の峰々は雲の陰でした。

画像はありませんがクガイソウ、シモツケソウ、イワナシもありました。
ナナカマドの実を写してくるのを忘れた。

とりあえずビジターセンターから名剣温泉方面の散策路で見かけたものです。
(名前が違うよとのご指摘は大歓迎です)

猿飛方面は明日にでもアップします。



いざ県都へ

2013-07-05 21:14:15 | おでかけ

 いざ!というほど大げさではないけど・・・・・・
 昨年完成してちょうど一周年なる「高志の国文学館」ちゅうところへ行ってみよう
という提案を受け入れて、昨日、久しぶりに富山市内へ出かけた。


館内は撮影禁止なので、入場券の半券で失礼。↑

 リーフレットには、「(前略)富山県ゆかりの作家や作品の魅力を幅広く発信し
誰もが気軽に「ふるさと文学」に親しみ、学ぶことができるとともに、
新たな創作への刺激ともなる場として開館しました。
」とある。

 見始めてしばらくした時、
開館一年になるので特集記事を予定している
という地元新聞社の取材に遭遇。
感想を聞かれた回答第一声で
「金かかってますねぇ」と言っておきました。

 <誰もが気軽に「ふるさと文学」に親しみ、学べる>そうだが、
県境近くに住んでいる者には、気軽にその恩恵あずかれない、憂さ晴らしも込めてwww

なにしろ全部見ないうちに尋ねられたもので・・・・・・・、
後から感じた、あんなことやこんなことなどは言えずじまいだった。

 文学って出版された本の表紙や背表紙を眺めて理解できるはずもないのに
展示品はガラスケースに入っていたり、手に取れない状態。
 まあ閲覧コーナーでほんの一部は手にはできるけど・・・・・・・・
後は図書館か本屋へ行ってくださいということか?
 
 1時を過ぎに文学館をでて、食事をしたあと、
「中央植物園」へ行こうか。ということになり、

車を走らせたが・・・・・・・



あちゃぁ。 休園でした。
んじゃあ、最近話題になっている富岩環水公園へと目的を変更して
行ってはみたものの、
日差しが強くなってきたのと、植物園休園のショックが
響いて、早々に引き揚げて帰途につきました。