米国の財政の「崖」問題は日本の税制改正に大きく影響すると予言する。

本年もよろしくお願いします。

とりあえず米国の財政の「崖」問題は回避方向のようなのでホッとした。
一時はどうなるのかとドキドキした。民主党オバマは税収増分は景気回復のために使いたい,共和党は借金を減らしたい。
どちらも正しい。ただ個人的にはオバマに賛成である。これが日本だったら。
米国はかなり景気回復しているので判断が難しい。どちらも正しいね。

この米国の動きは日本の税制改正に大きな影響を与えるとみる。
つまり富裕層に対する増税である。
今でも住宅ローン控除は三千万円の所得制限があるけれど、今後は相続税、所得税、住民税で増税、あるいは各種減税の対象外とすることが考えられる。

たくさん税金払っている人がさらに負担増となる。高額所得者はそれだけで社会貢献していると言える。だから脱税は反社会的犯罪である。しかし節税は合法である。
今年は節税の本が売れると思う。FPとしては保険の見直しそれも保険の種類の見直しは必須とアドバイスします。親を扶養家族に入れるのも多くなると予想する。

日本でも三千万円以上所得のある人は顧問税理士を付ける時代が来るかも。