あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ジョン・ヒューストン監督の「黄金」を見て

2012-04-10 08:43:15 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.226


1948年製作のアメリカ映画で、黄金の欲に取り付かれ常軌を失った貧乏な浮浪者をハンフリー・ボガードが熱演している。

舞台は1920年代のメキシコで一攫千金を狙うアメリカ人の山師がメキシコ人の山賊や軍隊や現地人の目をかいくぐって暗躍するのが見どころである。

ボガードは老齢のヴェテラン、ハワードとたまたま知り合った文無しカーティンの3人組で山奥に入って首尾よく黄金を探しあてたが、その性もっとも不純にして善良な仲間たちに疑心暗鬼を抱き始めるのだが、これはボガードならずともこういう状況では誰もがこうなるのかもしれない。

そんな形で人間心理の魔に迫るジョン・ヒューストン監督の父親ウオルター・ヒューストンが、非常にいい大人の味わいを出している。


櫻見るなんの己が櫻哉 蝶人
コメント
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