株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

地名と歴史(15) 大阪地名・ナニワ(難波・浪速)1 谷川彰英のナニワ起源

2009-06-05 00:08:41 | 宇摩説の「地名と歴史」

  はじめに

 

 「地名と歴史」を初めて、日下(くさか)と、枚方、ヒラについて書いた。この後、枚岡に行って、枚岡神社を参拝して記事にした。これは、フォルダ「神社・伊勢神宮、、、」などに入れた。

 

 同日、近くの石切剣箭(いしきりつるぎや)神社にも参拝したので、この二社の違いなども書いて、同じフォルダに入れた。どちらか参拝なら、ニギハヤヒのこの神社の方が良さそうだ。

 

 この神社の、「いしきりつるぎや」は、ニギハヤヒが神武の持たなかった剣まで持っていた事を示し、高天原の評価は、ニニギ(子孫)より高かったことを示している。

 

  大阪地名(ナニワ)

 

 さて、この地名シリーズは最初に書いたように、谷川彰英著『大阪「駅名」の謎』を手にして書き始めたものだ。だから、本に合わせて最初の『日下』から始まった。

 

 クサカを日の下と書くことから、このヒ(日)に関連して、平(タイラ)とヒラが同じ意味だと解いておいた。

 

 あちこちに手を付けているので、地名の方が少し間が空いたが、大阪で一番肝心な地名と云える、ナノワ(難波・浪速・浪花)を始める。

 

  谷川彰英の難波(なにわ)起源

 

 先に上げた本には「難波(なにわ)のナは、古代朝鮮語で「太陽」とする、谷川健一の説を採用している。この先生の本は3~4冊持っていると思うが、最後まで読んだことがない。

 

 あまりに馬鹿らしいから、いつも途中で嫌になるのだ。この話も、神武天皇が朝鮮半島人という仮説で成り立っている。だから、仮定で地名起源を解いても「馬鹿か」、と云う事になる。

 

 これは、天皇家を貶める戦後史学の思想によって生まれた、「騎馬民族征服王朝」に、関連した説であり、思想実現のための空想による論であり、信じるに足らない。

 

 著者の谷川氏は同性のよしみで、取り上げたのか、親子関係で取り上げたのか知らないが、この一事で、著者も戦後の反日・左翼の思想に汚染されていることが良く分かる。

 

 さて、先の本では、ナの太陽説明に、西成・東成にも触れて、元は、「なり(成)」地名だと云う。ここまでは良いのだが、このナも太陽だと云う。で、神武天皇が付けたように言う。

 

 「つまり、もともと難波は太陽が昇る聖なる場所だった」、また、「日下」が、日本の歴史的スタートになる」、「やがてナガスネビコの「日の本」一族を吸収して天皇の長い歴史がスタートする」

 

 以上が先の本の抜粋である。しかし、細かく言えば、おかしな表現がある。「もともと難波は、、」の表現で決めつけている。が、この時期が曖昧で神武以前か後かも不明だ。

 

 なんとなく、納得する上手な言い回しで、次第に、朝鮮語・神武天皇の命名が既定の事実のように導いている。私に言わせると谷川健一説を元にした詐欺的文章である。

 

 あまりに馬鹿らしいから、いつも途中で嫌になるのだ。この話も、神武天皇が朝鮮半島人という仮定で成り立っている。だから、仮説で地名起源を解いても「馬鹿か」、と云う事になる。

 

 つまりは、天皇家を貶める戦後史学の思想によって生まれた、「騎馬民族征服王朝」に、関連した説であり、思想実現のための空想による論であり、信じるに足らない。

 

 著者の谷川氏は同性のよしみなのか、親子関係で信じ込んだのか知らないが、この一事で、著者も戦後の反日・左翼の思想に汚染されていることが良く分かる。

 

 

 以上で、今回は終わる。次回はナニワの従来の説の検討や、宇摩説の解明を話す予定である。

 

   =================

 相場師ブログランキング  人気ブログランキング【ブログの殿堂】 ありがとうございます



二つの「ポチ」が、大きな励みになっています


 *相場師ブログは、Gooの「株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼」を登録しています。

 皆さんのお陰で、順調に上がり、10位近くに来ています。


  *ブログの殿堂は、ココログの「建国と今」を登録しています。

 ここは、ニュースの「社会・経済」、金融資産の「株式。投資」、芸術の「歴史」に登録しています。


 「建国と今」には写真のアルバムがあるので、記事の写真を見たい時は便利です。ランキングから訪問して下さい。

 

 * また、ブログやランキングに妨害が入っています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。