ダウとTOPIXで判る市場判断(453)
今日はブログを休む予定だったが、余りの下げに、一言、書いておく必要があると思って、前場の市場から、簡単な判断を書くことにした。
安倍内閣が改造で、人気を持直している。先のインド訪問なども、この支持率アップに貢献しているのだろう。これで、油断せずに、閣僚の台所を正しておかないと、衆院選の前から、また、攻撃が始まるだろう。味を占めたから、、、。
閣僚が実力者になったから、大臣の動きは良い。だが、総理の意向に沿わない動きを、抑えたり、閣内不一致を呼ぶ可能性があるので、上手くけん制しながら、運営してもらいたい。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/80323/
ニューヨークの、-280$安と、円高、1.50円ほどで始まった市場は、-219円から始まり、9:30分には、-453円まで下げた。この後も戻りが悪いが、下値は切り上がっている。
この動きは、何時も言うが、「米国連動、円高下げ」、の神話によって、米国機関投資家が、大量に売ってきたことを示している。米国機関投資家が大きく動かないと日本市場は逆に動くのだが、まだ、これを知る人がほとんど居ない。
日本市場は米国機関投資家に牛耳られている。報道や、個人も、神話の神話に乗っている。だから、今日のように、米国機関投資が動いた時は、神話のとおりになる。そして、提灯を付けた個人分だけ、余分に下がる。
だが、ここまで下げると、米国機関投資家後場にも売るとは考え難い。だから、後場の動きは多少なりとも、戻りそうだ。なお、今日の出来高は、昨日より、1億余り多い、この分が機関投資家の余分の売りであろう。
ここの所、「上か下に大きく抜ける」と、言って来た様に、大きく動いたが、下の方であった、こうなると、先の下げ、15.262円が視野に入る。
今日は見送って、この<1>、下値の上で止まるか、<2>、同値付近か、<3>、大きく割って来るかを見定めてから、買うのが正攻法である。前場の下げから見れば、<3>、の可能性が高そうだ。
*、題に反するが、今日は、ダウとTOPIXの比較は省略する。
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