はじめに（１１）
前回は、高天原を科学的・現実的・言語的に解いてみました。すると、高天原は瀬戸内海の中心部にあるヒウチ（燧灘）の南側となりました。
宇摩説では、一つの一致では説として採用しませんが、先に書いた神話の地域と地図からも、高天原神話は四国神話と判っています。だから、採用の可能性は非常に高くなります。
しかい、これだけで決めたのではありません。高天原を解いた時に、高天原＝高い・海の・原と判ってくると、次の最初の神、天之御中主神も簡単に解けるのです。
先の、天＝海、海＝瀬戸内海を使うと、天之御中主は海之御中の主＝瀬戸内海の真ん中（＝燧灘）の神となる。高天原と天之御中主は地名と神の名ですが語義では同場所に成るのです。
古代人の政府(都）の認識が場所や神の名に残る事が判ります。これで、古代人が都への理解・思考が判る。この認識が先に解いた「のぼり（あがる）・くだり（さがる）」になったのです。
高天原＝宇摩の追加証明
これで、重複して場所は燧灘と証明されました。この上に、まだ、高天原は燧灘と云う証拠が有るのです。それは、三柱の神の次の神、宇摩志阿斯可備比古遅（うましあしかいひこぢ）です。
此の神の最初に、宇摩志と有り、これで確定的になりました。神の名は地名・仕事・業績を使います。なお、この宇摩が地名ではないか？と云うのが私の古事記研究の始まりでした。
とにかくこれで、高天原は宇摩郡に在ったと云う証拠がまた増えた。だから、古事記の冒頭だけでも、宇摩説として「高天原は宇摩郡だった」と、確定して良いと確信・判断しました。
此処まで読んで頂ければ、現在の史学によって、高天原は天上だと思い込んでいる人でも、宇摩説の歴史的・合理的解明に興味を持つのではないかと、思います。
もちろん、「高天原＝宇摩」の証明は、まだまだありますが、これらはその都度書く事にします。こう解けて見ると、史学や作家達が謎とした高天原は古事記の冒頭で所在が残っていたのです。
こうして、宇摩説では、言葉の意味から、全く新しい古事記の読み方を発見して、語義を使う古事記解読の一つのカギとした。これで、宇摩説が言語学の分野にも新しい道を付けた。
古代史と現在
さて、宇摩説で、日本人は古代から他民族を友として受け入れる文化であり、これを弥生以前から引き継いでいます。そして、「和を以て尊しとなす」は、憲法では無く古い文化なのです。
また、鳩山の夢の妄想に付き合う現在日本人も、「和」を継承する事は間違いありません。しかし、中韓に関しては、文化が余りに違って居て、歴史的に通じない事が証明されています。
近代史では、併合した朝鮮半島・萬洲(長城の外）・台湾に、日本関与して、誠実に多くの資金をつぎ込んで、教育や社会整備など、西洋列強とは逆の統治をしました。
しかし、此の誠意が伝わったのは、台湾だけでした。今も中韓は日本に様々な云いがかりを付けて、日本にタカッテいる事は、多少の常識が有れば判るでしょう。(これに乗るのが現政権）
つまり、日本人の誠意や親切が通じない国、それが、世界で中国と朝鮮半島です。そして、鳩山は歴史に学ばず、「友愛」などと、また同じ過ちを繰り返そうとしています。
この愚者によって起こる日本の負担は、これを選んだ人々が負担する。つまり、「愚者は体験で知る」を、自分や子孫の負担で知る事に成る。少しは自分や子の為に歴史勉強をしましょう。
古代史は人生に無縁ではありません。これは現在の史学が間違って居て、役立たないから起こります。宇摩説で本当の日本の起源から、世界の理想国家を作っていた事実を知って下さい。
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つまり、巨大な不法侵入組織を持てる組織・団体の行動だろう。こんな犯罪組織を持てるのは、「創価学会」しかないだろうと私は思う。
この宗教は、暴力、集団（組織）ストーカーなど、池田大作王（自称）のために多くの犯罪を犯している。犯罪者のオゥムの麻原と同じ思考で、日本の王になろうと暗躍している。
