ダウとTOPIで判る市場判断(844)
フォードの選択
経営危機にあるフォードが人事異動を発表した。日本車叩きで有名な、元下院議員を迎えると云う。これは、また政治力を使おうと云う動きに見える。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/235790/
先に書いたが、米国の自動車産業は、自動車の性能で争わず、政治力で日本を排斥した。この結果が、日本の自動車の強調につながったのだが、また、同じ手を使うようだ。
北ミサイルは四月初旬?
衛星写真で北朝鮮が世界に公表した時期より、早く、準備が進んでいると云う。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/235748/
米国の観測から、3月中の可能性が出てきた。この国の公表は当てにならないので、これらに対応した準備が必要であろう。
日本の上空をミサイルが通る事実は、日本人の生命・財産を北朝鮮に預けるのと同じであり、反日・左翼の報道・団体に迎合しない決意が必要である。
株式市況と予想
ニューヨークは、89$高だったが、やや円高だった。東京市場は、-49円で始まり、直に2円高まで上がったが、その後は急激に下げて、9:40分頃には、-96円となった。
今日から、権利・配当落ちになる。この概算は、81~83円と云うから、権利配当を埋めた上の動きでも強い事になる。下げない強さを見て、ベンバの引けに向けて急騰した。
前場の終値は、43円高となった。後場の寄りは機関投資家の売りで下げから始まったが、買気旺盛で直に盛り返して、前場の高値を抜き、60円高辺りで往来していた。
14:00前後に少し押しを入れて上昇し、14:40分頃には、99円高と今日の高値を付けた。此の強さを見て、買いが入り、その後も高値追いとなった。
14:56分に、159円を付けて押したが、引けで戻して、156円高で大引けとなった。機関投資家の買いが株価を押し上げたようだ。
ダウ 156.34 円 高 8,636.33
TOPIX 8.32 P 高 826.81
ダウとTOPIXを比較すると、1.879とダウの方が、と極端に高い。これは昨日のダウがマイナスTOPIXがプラスの数字を加えても、ダウが高い。
米欧のは止めに思い切った経済政策が、功を奏しだした兆候が出ているのであろう。また、今もなお、積極的対応が指示されているとも言える。
さて、この買いは報道されている公的資金が入ったのか、石油資金など別の資金が入ったのか、判らないが、市場に大口の資金が入った事を示している。
サイコロは、ダウ、TOPIX共にマイナスが外れて、プラスが入った。ダウは、7:5から、8:4になり、TOPIXは、9:3から、10:2となって、普通は天井を示す数字である。
昨日からサイコロで外れるのは、マイナスが三日続きだが、何処かでプラスが入るだろうと指摘した通りになった。サイコロからは、人気が高く、危ないが、水準からはまだ上が有りそうだ。
こうなると、10,000円まで早い可能性が出たと云える。売りは急ぐ必要はなさそうだ。また、日本が先進国のトップを走っているので、米国欧州に影響して面白くなりそうだ。