FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX タカ派発言続く

2022-04-19 08:44:50 | 日記

おはようございます。4月19日火曜日です。広島は晴れ、最近の早朝は少し肌寒さも感じますが、背筋がピッと伸びますから、気持ちよさを感じています。住宅地の一角に花畑があります。小生が勝手に名付けたものですが、ここに花がいっぱい咲いています。農家の方が種を播いたようです。以前少し触れましたが、団地内の緑地として登録されていましたが、宅地用に転換され、間もなく住宅が建つようです。そのため、野菜など長く時間のかかるものなどはもう植えることはできないようで、花の種がまかれたようです。平地一杯に花が咲く景色はここでしかお目にかかれません。さすが景観です。

今朝のゴン太君ですが、調子は良さそうです。早朝散歩にオリとともに出かけ、愛犬君仲間と会い、しばし談笑。ゴン太君が小走りができるようにまで回復しているところを皆さんに見てもらいました。「ようここまで回復したな~~」って感じで皆さん驚いていましたね。皆さん、いろいろと指導していただきありがとうございました。これからも頑張ります。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場とも少し下げているようです。

引け近くになって、ブラード・セントルイス連銀総裁から、「タカ派」発言が出て、これを嫌気したのかもしれません。ますます利回り先高観は出てきそうです。

6時前では、126.9円台までの伸びでうろうろしていましたが、6時を過ぎると、一気に伸びて、127.115円まで来ています。現在値は、127.076円付近。

今週は、まだまだ地区連銀総裁の発言が出てきます。

 

昨日、日銀総裁や財務大臣の発言が出て、一時下振れしたときもありましたが、その後「順調に」回復し、上昇傾向に戻ってきています。

日銀総裁や財務大臣の「口先介入」発言に「効果なし」というところのようです。わかっていたことと思われます。今の段階では、どう発言しても、「口先介入」だけでは効果はないと思われます。

20日のG20・財務省・中央銀行総裁会議まではじりじりと上昇していく傾向になるのかもしれません。

ウン?日通し高値を更新してきた。本日は127円台の取引になりそうです。

為替情報による上値は、128.40円まで上がってきています。

 

小生のロング保有もそろそろ決済時になってきたと考えています。そろそろ利確の時と考えています。127.450円付近を候補にしています。ここなら本日中の決済もあるというように考えています。

まだ伸びていくようなら、多分そうなると思われますが、その場合は、あまり上手ではないスキャルなど短い時間での取引でコツコツと稼ぎを上積みしていこうと思っています。

「頭と尻尾はくれてやれ」の取り組みは変更しません。

 

テクニカルで考えると、「強い買われ過ぎ」状態にあると思われるドル円相場です。折々、何かに反応して相場が下振れすることも想定していた方がよいようと思われますが、早いうちに元の上昇傾向になると思われます。

注目は本日よりも明日ですから、少し肩の力を抜いて相場を観ていたいと思います

もし決済指値にヒットした場合、しばらく様子を見たいと思っています。

為替介入にも要注意の段階というようには想定しているところ。慎重には慎重を重ねるレベルという認識もあります。

今週は21日にパウエル議長の発言もありますから、こちらも重要となり、その内容は、5月FOMCの決定事項にも影響を与えるようになると想定しています。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、126.984円超、「売り」は、126.984円以下、「買い」は、126.604円以下の場合となっています。

FPVは、126.734円、R1は、127.234円、S1は、126.474円となっています。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 10時40分です。相場が上伸し、少し前に決済指値127.450円、127.485円にヒットしました。やれやれ一安心、、、。コーヒーブレイク、、、、。

ここからは少し様子を見たいと思います。ここまでの動きでは、日通し高値は、127.546円、現在値は、127.447円となっています。

リスクが取れる場合は、128.2円付近までは保有になるか、などと想定中。

ここに至るまでに、財務大臣の「口先介入」があったようですが、市場は全く無視しているようです。

追伸 15時ちょうどです。ここまでの動きで、ドル円は128.234円まで伸びてきています。現在値は、128.176円付近。少し上値が重くなったような気もしますが、これで相場の動きが転換するなどというシグナルはまだ出てきていません。イースター休暇明けの欧州勢がどう動いてくるか、、、。16時からの動きは注視したいと思います。ウン? 15時を過ぎてもまだ上値を伸ばそうとしているようです。上値更新。128.309円まで来ています。もう少し様子見します。

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FX 今週はどう動く?

2022-04-18 08:01:20 | 日記

おはようございます。4月18日月曜日です。広島は晴れ、早朝は、空気も少し冷たく、ピリッとします。日中は気温は上昇してくるようです。「こいのぼり」を飾る家が増えました。花はというと、桜、沈丁花、水仙、こぶし、スモモなどはもう花はなく、新たに小手毬や、バラ、つつじ、アヤメなどが目立つようになってきました。今は、花よりも葉の新芽の方が注目されているかもしれません。

桜は葉桜の時期となり、プラタナスも新芽を付け、町内の街路樹にも、新緑の葉が付き始めています。間もなく、「目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ」と謡われる時期になります。黄金山も新緑のまぶしいころとなり、桜の花の時期とはまた一味異なる趣向の出てくるころとなります。そういえば、そろそろ藤の花が咲く時期。名所では人だかりができるでしょうね。

今朝のゴン太君ですが、自力で、大きな段差を上がることができるようになりました。「軽々と」というわけにはいきませんが、介助する必要はほぼなくなりました。こうなると、病老犬の介護も楽ですね。このような状況になってきたので、昨日夕時の散歩では、ゴン太とオリを連れて、少し長めのコースを選択し実施。この2匹の歩く速度が異なりますので、オリにはリードを引いて自制させ、ゴン太には、するがままの取り組みとなりました。この散歩のコースには、階段が複数あり、しかも、長い、という中で、ゴン太も、何とかこの階段も無事登り切り、何か達成感を感じてくれればと思っています。ゴン太が疲れを残さない程度のリハビリを継続したいと思っています。

 

さて、相場です。先週金曜日の欧米市場は休場でした。そのような中で、NY連銀製造業景況指数が出て、予想を上回るものとなっています。この結果を市場はまだ織り込んでいないと思われ、今週はその動きも出てくるのではないかと考えているところです。

先週金曜日は、少し市場がドル買い円売りを自重した感もありますので、その反動が出てくるかもしれません。ここでの取引は実需中心というものがあるようです。短期の投機筋が動いてきていないとすれば、その動きは本日相場へ出てきそうです。

今週も「為替介入」という言葉が飛び交う可能性はありそうです。

 

今週20日水曜日には、G7財務相・中央銀行総裁会議があります。ここで、日銀総裁が、これまでの円安容認発言から円安のリスク評価を変更した場合は、調整のきっかけになる可能性が高くなると思われます。このような発言があるかどうか注視します。この場合の下値としては、125円付近か、と想定中。 

確率は低いと思われますが、米国や英国などが、本邦のドル売り円買いに理解を示し、協調介入してくるか、このG7のタイミングでの発言も注目されます。英国・米国の介入はなくても、米国が「為替に触れる発言」をしてきた場合は、かなりのサプライズとして市場からは捉えられ、少し振れ幅の大きい下振れが、多分120円付近までの下押しが出てくる可能性はあるかもしれません。

また、本邦の貿易収支がどうなるかにも注目が集まります。

ベージュブックも出てきます。

更に、21日には、パウエル議長やラガルド総裁がIMF会合にそろって参加し、発言する機会があるようです。これも注目されそうです。

ドル円の為替に関してみれば、20日のG7財務相・中央銀行総裁会議の注目度が高いと思われますので、今週は20日が相場にとって重要になるかもしれません。

 

5月FOMCを前にして、地区連銀総裁やFRB理事などの発言が続々と出てくると思われます。そして、間もなくブラックアウトの時期に入ります。

 

このように、為替にとっては重要な週になりそうです。ドル円相場は、まだ上昇傾向を維持しているように考えられそうです。

米国にとってはインフレ対策からも、「強いドル」が今は必要であり、ドル売りを画策するようなことはないと思われますので、日米が協調して、ドル売り円買いに介入してくることは、まずないだろうと思われます。FRBは米国の都合で政策金利を考えてきますから、本邦の都合など微塵も忖度することはないと思われます。これから開催されるFOMCでは、毎回利上げを行ってくる可能性もありそうです。

今週のドル円相場の動き方としては、どう考えても128.5円付近を目指す、というように考えています。20日のG7会議の中で、為替問題は議題となることはないと思われます。個別案件として、当事国同士が話し合うことはあり得るかもしれません。その時、日米が、特に、為替問題で話し合うことがあるかどうか、ですが、あっても、協調介入には至らないと思われます。米国も国益を考えますから。

米国の基本スタンスは、「為替は市場に任せる」というもの。政府の介入には否定的であるのも事実。

日本政府としては、財務大臣が「為替介入について、G7各国から理解を得た。適切に対処したい」などとリップサービスを行うことはあるかもしれません。

このような「口先介入」が出るまでは、ドル円相場としては、前述のように、128.5円付近を目指す動きをしてくるかもしれません。この段階では、まだ130円、あるいは135円を目指すことはないと考えています。「口先介入」が出てきても、早晩、元のトレンドへ回帰してくると思われます。

先週金曜日引け値が126.4円付近ですから、20日頃までは、残り2円程度の攻防になるかもしれません。

最近のドル円の動きでは、1日で、1円を超える値幅が出てきています。

ドル円の現在のレベルを考えると、少しは小動きになることも想定されそうですが、「口先介入」以外、ブレーキ役がないようにも思われます。

 

細かく考えると、先週出た米国のCPIで、前月比CPIコアが前月より下がり、「インフレはピークを付けた感がある」という論評も多く出てきています。

そうなると、これからの利回り動向も、少しブレーキがかかってくるかもしれません。

と、思いつつも、CPIが出た後の動きを見ていると、ブレーキよりも上昇加速がついているような気配すら感じています。

 

これからは地区連銀総裁やFRB関係者からの「インフレピーク感」に関する発言が出てくるかどうかチェックになってきそうです。

出てくるようになれば、FOMCでの利上げ幅にも影響が出てくる可能性はあるかもしれません。

「インフレピーク感」が出てくると、「インフレはこのレベルまでの一過性のもの」となり、その結果、もうしばらくは、利回り上昇につれて、ドル円の追随は継続するということになりそうです。

今のところ、地区連銀総裁やFRB高官からの発言では、利上げ幅0.5%を支持するという趣旨のものが多くなっているように思われます。

これでも現下の利回り2.8%台とCPIの8%台では差が大きすぎますから、この差を縮小するべく、利上げを継続実施してくるということが推測できるようになります。

原油価格はすでにピークアウトしていると思われます。

ドルインデックスも上昇中。これはまだドル需要が多いことから生じていることと思われます。

 

ドル円相場については、5月FOMC頃がピークになる可能性もありそうです。本邦はGWの真っ最中。130円付近か、、、。

株価動向にも要注意です。日経平均は、まだこれから3万円を目指す動きになってくるかもしれません。上値到達時期は5月~7月かもしれません。こう考えて、保有株式個別銘柄も保有継続で取り組んでいます。

今週は、単純に相場だけに集中していればよいというわけにはいかないように思われます。テクニカルでみれば、相当の「買われ過ぎ」状態にあると思われ、相場に過熱感があるのも事実。しかし、「G指数」で見れば、一部に下げてきている項目もあり、「総買われ過ぎ」状態とはなっていないようです。先週金曜日の時間調整的な動きは、相場を冷やす効果はあったように思われます。

これを受けて、今週の相場は、買われやすくなってきているのかもしれません。

先週金曜日の大引け前5分間の動きでは、いつもなら、手じまい売りが出て相場は下がっていく傾向が多いのですが、この日は少し値を戻して引けています。これが意図するところはなにか???

考えてもキリがありません。また、本日6時寄付き値が先週金曜日より上となりました。相場が順張り傾向となっているとき、この状況になると、その日は上昇傾向となる確率が高まります。本日の動きはどうなるか、チェック。

現在のチャネルラインは、上辺が4月14日高値と、15日高値を結ぶ、右肩上がりのラインとなり、下辺は、14日安値を通過する、上辺に平行なラインになっていると思われます。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は126.553円超、「売り」は、126.553円以下、「買い」は、126.134円となっています。

FPVは、126.315円、R1は、126.790円、S1は、125.953円となっています。

 

先週から、新たに、数値の持つ意味合いを考えながらの傾向予想を行い始めています。これに沿うと、推測統計での傾向的中確率は、56%とかなりの高確率になっています。さらにデータを収集し、確率を高めていきたいと思っています。

本日は、今週の相場がどう動いてくるか、少し興奮気味になって注視しています。ここまでの動きでは、上昇値幅が大きくなり、買い方優勢相場になっているようです。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時56分で。本日のイベントで、日銀総裁が10時5分から国会で発言機会があるようで、現下の為替状況に関して質問があった場合、どのように応えるのか注目されます。従来の円安容認から宗旨変えするのかどうかチェックになります。バランスを取るような発言になってくるかもしれません。要注意。

追伸 9時48分です。財務大臣から「口先介入」が出たようですが、内容は従来と同じ。

利回りは、2.8680%と上昇傾向になっています。ドル円は、126.790円まで伸びてきています。

追伸 11時06分です。国会での日銀総裁の発言が伝わり始めると、ドル円は下押しし、126.234円まで行きましたが、その後は徐々に値を戻す動きになってきています。中国のGDPも出ています。これらを受けて、126.597円付近まで戻ってきたドル円相場です。

追伸 12時52分です。ドル円の現在値は、126.686円付近、値を戻してきています。日経ラジオでの岡崎さんの話では、1992年5月31日の為替介入があったときは、ドル円は、126.70円~147.0円の範囲で起きている、とのこと。今まさに、このレンジに入ってきたと思われますが、当時とは相当条件が異なりますので、介入があるか、となると、あっても不思議はないが、ないかもしれない、とのこと。「口先介入」で終わる可能性もあるようです。「急激な変動は好ましくない」と言い続けるだけで、介入を実行するような雰囲気はなさそうです。東京株式市場が閉じてから、ドル円相場は動き出す可能性もありそうです。欧米のトレーダーはドル買い円売りをあきらめてはいないと思われます。

 

追伸 13時11分です。利回りが2.8800%まで上昇してきています。この動きに呼応して、ドル円も値を戻しつつあり、現在値は、126.668円付近です。

チャネルラインが引き直しとなり、下辺が、14日安値と本日安値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、上値っは、15日高値を通過する、下辺に平行なラインとなっているように思われます。現在値より上では、再度、126.70円付近に厚めの売り注文が出てきています。この売り物をこなすと、126.95~127.0円付近に厚めの売り注文が出てきています。焦らずに、20日のG20の財務省・中央銀行総裁会議まで時間をかけて上昇していくのがベターのように思いますけど。

財務大臣は本日午前中に、「口先介入」を行っていますので、午後からはないかもしれません。

追伸 16時09分です。欧州タイムになって、少し下押ししてきています。その後どう動いてくるかチェック中。直近12時間の売買均衡値は126.548円付近。現在値が126.558円ですから、ひとまず相場の偏りを是正し、均衡を図ったということか。

追伸 20時13分です。欧州やオセアニア市場は、本日も イースターマンデーということで休場のようです。NY市場は開いているようです。しかし、欧州市場が休みということで、NY市場もさほど活況のある取引にはならないだろうという見立てが出ているようです。キリスト教圏の休みです。明日以降の取引に関心を移し、今夜はここまでとします。

本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

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FX 今週の言い訳  数字の持つ意味は

2022-04-16 09:41:54 | 日記

おはようございます。4月16日土曜日です。広島は晴れ、久しぶりに良い天気になりそうですが、気温が低いですね。寒さはまだ残っているようです。今朝はゴン太とオリを連れて早朝散歩を実施。ゴン太の足腰も少しは力を取り戻したようです。エサで釣って、階段登りのリハビリが効果があったのかもしれません。歩くときのふらつきもほぼなくなりました。腰や腿の筋肉がついてくるようになればと思っていますが、なかなかそうとはならないようで、時間が必要なようです。

 

さて、今週の言い訳です。

まだドル円の上昇が続きそうです。

藤井財務大臣は「悪い円安」と言い、黒田日銀総裁は「現在の金融緩和を粘り強く続ける」、野口・日銀審議委員は「全体として、メリットとデメリットを比較すると、現状では、円安のプラス面の方が大きい」と述べ、財務省と日銀で認識の相違があるように思われます。財務大臣の発言を聞いていると、「オオカミが来た」の話を思い起こします。話の内容は省きますが、何度も発言していると、「また言うだけか」というようになり、為替介入はないだろうと思い、「口先介入」を軽く見てしまいます。

では、本当に、為替介入があると、市場関係者は「オタオタ・うろうろ」するかもしれません。

更に、現状での為替介入は、あっても、本邦政府のみの取り組みとなり、その効果は薄いと思われます。為替介入があると、一時的には、1~2円程度の押し下げ効果はあるかもしれませんが、時間経過とともに、元のレベルに戻ってくると思われます。

米国は今、自国のインフレ対策や、ウクライナ情勢への対策で資金的な余裕はなく、また、ドルから見れば、強いドルは現状に合致したものと判断できると思われ、米国としては、通貨対策を実施する必要性はないと思われます。FRBによる利上げも必要なものとして認識されています。

となると、為替介入を行う場合は、本邦政府のみでの実施ということになり、その効果は前述のとおりと思われます。

このような本邦政府側の事情など考慮しないで、国際金融団が、「ドル買い円売り」を推進してきている傾向も感じ取れると思います。

相場は、相場の都合・論理で動きます。一番弱いところを突いてきます。今は「円」だと思われます。弱いところを是正に動いてこない限り、国際金融団はポジション転換を行ってきません。

一国の資金よりも国際金融団の資金の方が格段に大きいことも事実。政府もこれは知っていること。

 

日銀が動いてきたとしても、政策金利では、短期の利回りであり、日銀政策での利回り決定作用は、ここまでとなります。10年など長期の利回りについては、市場が決めているのが現状。

日銀金融政策が決まれば、それに呼応して、各種利回りが動いてくるのも事実です。

最近、本邦のインフレ傾向も出てきていることから、日銀もこの動向は把握していると思われ、いつの段階で、金融政策の変更を行ってくるか、が課題になっていると思われ、市場関係者も注目していると思われます。

黒田総裁在任中にはこの変更はないだろうといわれています。

となれば、まだまだ、日米の金利差は開いていくばかりで、ドルへ資金が向かうのは必定ということになってきます。これが現状のドル円相場を形成している根拠と思われます。

たしかに、財務省が、今の段階で、為替介入を行わなかった場合、介入するタイミングとしては、前回行った140円どころが注目されるようになり、そこまでドル円が上昇していくことを容認することになります。

これを避けるためには、近々、現状のレベル付近で、一度、為替介入をしておくことが必要という論理が出てきても不思議ではありません。

為替介入があった場合の効果については、前述していますが、これを逆手にとって、上昇5波を終わらせ、為替介入後は、調整3波を形成して、相場を冷やし落ち着かせる動きをしてくる可能性もありそうです。

 

この上昇第5波の終了がどのレベルになるのか、ということと、為替介入のタイミングはセットで考えた方が良いのかもしれません。

上昇第5波がまだ上昇していく段階で、為替介入を行ったとしても、その効果は薄く、相場はまだ上昇していくと思われます。

であれば、相場が伸びきったところで、為替介入を行えば相場は下がっていくと思われますが、これでは、為替介入しなくても、相場は下がっていく段階だから、為替介入の意味がない、ということになりそう。

 

現段階での「為替介入」は財務大臣による複数回の①「口先介入」のみ。これが、②外為銀行へ為替レートチェックが入ると、、、、、これは、通常、財務省から外為銀行へ「現在の取引レートはいくらか」という問い合わせが入ることを意味します。これがあると、外為銀行からまず、保有ポジションの決済の動きが出て、これを知ったほかの金融機関も決済に追随してきます。この段階では、財務省は実際には、「円買い介入」には動いていません。

 

この問い合わせの意味合いとしては、問い合わせ後、介入するから注意してください、というシグナルになります。これがあると、金融機関が忖度して動き、ポジション決済に来るわけです。

今はこれが出てくるかどうか、というところで、市場関係者は注目しているところです。

多分、この段階では、金融機関が相場を冷やしたことで、財務省側は「為替介入」はしてこないと思われます。

 

しかし、それでも、相場が意図しない方向へ動いた場合、財務省は、③「相場押し下げ介入」を始めることを考え、今度は、外為銀行へ、「何億ドル売ればよいか」という問い合わせを行い、ドル売り円買いを行ってきます。

今の段階は、①の段階から②へ進むかどうか市場はチェックしているところと思われます。

為替介入があるのかないのか、できるのかできないのか、慎重に判断しているところと思われます。

 

相場の動きとすれば、長い目で見ると、まだ上昇傾向を作ってくると判断していますが、波動のリズムなどから考えれば、上昇第5波がどこまで行くのかがテーマとなりそうな気がします。

上昇第3波の上げ幅を超えてくるのか? これはないだろうというように考えていますが、MAX同等値幅となれば、MAX上値が想定できます。

否、調整第4波を否定し、まだ上昇第3波形成中か、ということも、今後、検討する必要があるかもしれません。

 

もうひとつのテーマがあります。「インフレが一過性なら利回り上昇につれてドル円は上昇するが、一過性ではないとなれば、利回り上昇へドル円はついていかなくなる」というものがあります。

現状のドル円相場は、利回り追随になっています。ということは、インフレは一過性という認識になりますが、最近、インフレはまだ継続するというような見解が増えています。そうなると、利回り上昇へドル円は追随しなくなると思うのですが、まだ一過性の範疇なのか、それとも、すでにインフレは常態化しているという判断になるのか、ということ。

これを考える時期も出てくるように思われます。このテーマによる相場の転換も視野に入れておく必要があるかもしれません。

 

かつて、118.6円付近が大きなポイントとなって、ここを上抜けたことから、相場は大きく上昇してきた実績があります。

現在は、125.858円を上抜いたことで、さらに大きく上昇する動きになるという判断のもとに相場を見ているところです。

現在の10年物利回りは、2.8280%。CPIが8%台ですから、まだ上昇傾向にあると思われます。来週は底堅く、まだこの傾向と思われます。となれば、ドル円では「買い」となってきます。

市場を少し神経質にしている財務省の「口先介入」。来週はどのような展開になってくるのかチェック。

 

保有ロングの一部を昨日決済しています。残りの玉の決済指値は、本日早朝に解除し、フリーにしています。127円台に入れば決済する予定。エツ! さらに決済が上へ行った?

今は「恐怖」が去って、心理的にはフラットになっています。これから先がどうなっていくのかは不明ですが、先人たちが構築した相場の見方からすると、ドル円は、まだ上昇傾向にあるということは言えそうです。あとは、相場がそう動いてくれるかどうか、ということになります、、、。

 

最近、また、4本値の持つ意味合いについて考えています。数式を少し使用し、データを加工してくると、いろいろな数値が出てきます。これがどのような意味合いを持つものなのか分析開始。

一見、何の関係もなさそうなものが、実は重要な傾向指標になっていたということもあります。多分、まだ見落としているものがあると考えています。複雑に考えないで、物事を単純化して考えてみようと思います。

 

外は晴れ、陽射しもあって暖かくなってきそうです。外回りの用事を済ませたいと思います。ゴン太君の回復が、出かけることを楽にしてくれました。

菜園の手入れは明日の予定です。

少し寒さ対策をして出かけることとします。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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FX  食欲に勝るものなし

2022-04-15 08:44:49 | 日記

おはようございます。4月15日金曜日です。広島は雨上がりの曇りです。気温が低いようで、肌寒く感じ、また長そでシャツを出してきています。短パン半そで姿だと、風邪をひきそうなくらいの寒さ。寒暖を繰り返しながら、温かな春になってくると思われます。

庭の紫陽花では、2年前の茎を切らずに残し、ここに葉が多くつくようになっています。今年はこの茎の先に花が咲くと思います。紫陽花の花は、昨年花が咲いた茎には、今年は花が咲きません。そういうローテーションを持っている植生らしい。

 

今朝のゴン太君ですが、リハビリは順調に進んでいます。階段上りのリハビリは、間食用のクッキーを活用して、行っています。効果てきめんです。クッキーにつられて、一生懸命階段を登ろうとしてくれます。クッキーをどのように差し出すか考えました。最初は1段ずつでしたが、今朝はもう3段に1個のクッキーでリハビリは進んでいきました。

クッキーありの状態から、クッキーなしで、しかも自由に、階段を上下してくれれば、少しは筋肉も付きはじめ、さらに健康体になってくれるのですが、ここは時間をかけて進みます。散歩には行きたがるようになっています。今は一日1回の散歩にしています。天気が良いとき、のんびりと歩くようにしています。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場ともに下げて引けています。CMEN225は、26920円付近。昨日大引けからは下げて取引されています。

利回りは、2.8280%付近。上昇してきました。

昨夜出た経済指標結果が良かったこと、さらにNY連銀総裁の「次回FOMCで0.5%利上げを支持する」という発言が、利回り上昇傾向に道筋を付けたようです。昨夜125円前半まで下げていたドル円ですが、買い戻しが出て、現在は、126.108円付近。

上値想定では、128.5円とか130.0円などが出てきます。さらに、節目を考えると、135.22円というものが意識されてきているようです。

126円台では、区切り区切りに売り物が出てくるようです。これらをこなしながら相場は上へ行くと思われます。為替情報の上値としては、127.00円が出てきています。

昨夜のNTタイムでのドル円相場の上昇を考えると、本日の東京タイムでもその傾向を維持して上昇していくと想定しています。

本日は主要な欧米では、取引は休場となっています。これを考えると、上値がどこまで伸びて来るか、、、。

13日高値126.317円を上抜いてくるようであれば、どこかで保有ロングは決済するかもしれません。すこし状況を考えて、、、、。一部にするか、全部するか思案中。

いつものことながらロング疲れが少しあります。辛抱に辛抱を重ねていますから。しかし、この辛抱をもう少し重ねると、成果として大きなものを収穫できそうですから、辛抱を重ねようか、という自分もいます。

「強欲と恐怖」が入り混じる時期になっています。

5月FOMC頃までは保有継続でいき、127.00円から128.00円付近で決済を考えるというシナリオが一番良いのかもしれません。この件も検討中。

「強欲」がなくなれば、「恐怖」もなくなります。慣れで辛抱していくことも選択肢。

本日はゴトー日です。東京仲値公示タイムへ向けて相場がどう動いてくかチェックし、実需の買いがまだ出てくるようだと、ロング保有継続を決断するかもしれません。

126.20~30円付近にある厚めの売り注文をこなしながら上へ行くと想定していますが、ひょっとすると一気にここを突破通過するかもしれません。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、125.940円超、「売り」は、125.940円以下、「買い」は、125.471円以下の場合となっています。

本日はすでに、125.940円を上抜いて取引されています。

FPVは、125.653円、R1は、126.226円、S1は、125.289円となっています。

 

最近、地区連銀総裁をはじめとしてFRB関係者の発言では、「タカ派」のものが続々と出てきています。インフレ退治に出てきていると思われます。

上値がさらに伸びつつあり、現在は、126.189円付近まで来ています。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 10時08分です。すこし前に藤井財務大臣から「口先介入」が出たようですが、相場はこれを「無視」したかもしれません。現在のドル円は、126.430円付近ですが、上値は、126.549円まで来ています。この上伸途中で、126.50円で一部保有ロングを決済しました。残りのものはもう少し保有してみますが、残りもそろそろ決済か、などと思ったりしています。

追伸 15時05分です。現在値は、126.44円付近。午後は小動きになっています。本日は欧米は休場のところが多いようで、欧州市場へ引き継ぐ必要はないようです。となれば、本邦機関投資家の思いで相場を作っても良いと思われますが、相場の決定権は本邦機関投資家にはありませんから、動きにくいのだと思われます。利回り動向から考えれば、もっと買い進んでも良いと思われますが、金曜日ということもあり、週跨ぎで建て玉を持ちたくないということもあり、積極的な売買は起きそうにありません。相場は休みでも、指標類は出てきます。このタイミングで少しは動くかもしれません。

チャートパターンからは、本日日通し高値を突きに来るものになっていますので、ここからの動きにも期待しているところです。

追伸 18時19分です。現在値126.482円付近。今夜の欧米市場は休場ですから、債券取引はなく、利回り動向がないと思われます。となれば、利回り動向の影響を受けるドル円相場は、動きようがないと思われます。一応、念のためとして、126.85円付近に決済指値を入れておき、これで今夜の様子を見たいと思いますが、多分ヒットしないと思われます。ヒットしていなければ、明日早朝、大け前に、これを解除し、127円台へ乗ることを考え、来週へスイングさせたいと思っています。127円台に乗ってくるようになると、節目としては、心理的なものとして、127.50円をマークしておこうと思います。ここを超えてくると、いよいよ128円台の取引になってくると思われます。

多分今夜はもうすることはありませんから、早いですが、本日はここまでとします。

本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

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FX 先は長くなってきた。

2022-04-14 08:39:16 | 日記

おはようございます。4月14日木曜日です。広島は雨、たまに降る雨は、骨休みになります。助かる~~~~、て感じ。散歩はお休み。愛犬君たちの用足しは、大方庭で行ってもらうことになります。用足し後は、バスタオルで体を拭いてやります。シートの上にもしてくれますが、用足しがしたいときはそれなりのシグナルを発してきますので、それに気づけば、庭に出してやる段取りとなります。素直に従ってくれますから、助かります。

今朝のゴン太君ですが、最近の良い状態を維持していると思われます。食欲は旺盛で、便通も良く、腹水以外は、見た目、何も問題はないような気もします。リハビリは、階段の上り下りになっています。特に上り。2,3段は登りかけますが、それから上へはまだ難しいようです。少し、お尻を支えて押してやると、歩を進めますが、これが自力でできるようにならないと、、、。ここは気長にいきます。今の良い状況は、一時の回復か、それとも回復へのプロセスにあるのか、は、不明。今の回復状態は、獣医も驚く回復状態のようです。一時は、「もうだめか」などと思いましたから、今の状況は、本当に信じられない奇跡が起きているのかもしれません。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場とも上昇して引けているようです。債券市場で、利回りが下がってきていることから、資金を必要とする企業には良い条件になり、株価を持ち上げたようです。その分、ドル円は、少し調整気味になっています。

今週は10年物国債の入札があり、この需要が少し良くなかったこともあり、利回りは少し不安定な動きになっていると思われます。債券ディーラーが債券の持ち高調整に動いている節もありそうです。この調整が落ち着くまでは不安定な動きが継続しそうな雰囲気はありそうです。

現在の利回りは、2.7030%付近と、少し下がってきています。最近の上昇傾向は「スピード違反」のような気もしていますから、少し時間をかけてくるようになれば、落ち着いた取引になって来ると思われます。

 

昨日上値は、126.317円まで来ています。そして、「高値切り上げ安値切り上げ」という上昇トレンド維持のパターンとなっています。

「もうか、それともまだか」を考えてみますが、答えは「まだ」、ということになりそうです。

為替介入については、昨日の日銀総裁発言と藤井財務大臣の発言は、ベクトルは一致しておらず、この状況からは、「介入があるとしてもまだ先のことになる」というように推測することはできそうです。

為替介入があった、過去の事例での時のドル円相場は、140円だった思います。現在は、125.6円ですから、過去のレベルから考えると、まだ介入するのは早い、ということになると思われます。

1国だけでの介入では、長続きせず、効果は薄いと考えられており、米国と協調して介入するということも考えられますが、米国としては、今はインフレ退治のため、利上げに向けた過程にあり、利回り上昇傾向を押さえるという動きにはなって来ないと思われます。

この秋の中間選挙に影響を与える材料になっていますので、米国政府としては、利上げプロセスを控えるようになることはないと思われ、この辺は、本邦政府側も理解しているところと思われます。そうなると、1国だけでの為替介入となることが想定されそうですが、前述のように効果は薄いと思われ、また、政府は、コロナ対策や、ウクライナ情勢対策として、多額の資金を必要としていますので、円買い支えに使用できる資金は限定的と思われます。これではやはり効果は少ないと思われ、一歩踏み込んで介入するのも問題ありと思われます。1国で介入した場合、効果は一時的なものとなり、しばらくすると、元に戻ってくるというのが為替の常です。為替介入を行う場合は、〇兆円単位の資金が必要になると想定されています。

政府、機関投資家などが皆、効果は薄いということを知っているからこそ、1国での為替介入には疑問を持っているところです。政府としては、強い支持がないと実行は無理と思われます。今はこの段階にあると思われます。

 

そうなると、ドル円はさらに上昇していく傾向になると思われますが、現段階では、128円とか135円とかいうレベルがアナリストたちの間では出てきているようです。135円というのは、過去につけた節目のピーク値ですが、128円というのは、特にありません。という状況なのに128円が出てくるということは、上昇第3波と調整第4波で、FEを考えると、目標値として、128.64円付近というものが出てきます。「これか?」というように今は考えています。

相場にある過熱感を冷やすために、ある程度の調整は出てくるのが健全と考えています。

このようにして過熱感をそぎ、相場を冷やすことに成功すれば、再度上昇に向けての取り組みが始まります。

前述のとおり、相場は上昇トレンドを維持していますから、押し目ができれば買い方が拾ってくる、という動きがこれから出てくるようになると思われます。

昨夜の下押しでは、125.370円まで来ています。これで終わりなのか、それとも、もう少し下ブレさせてくるのか、チェックになると思われます。4時間足の20MAが現在、125.257円付近を通過中です。この付近まで来た後に反発してくるのではないかと推察中です。

現在のチャネルラインは、下辺が、12日安値と昨日NYタイム中につけた押し目の下値を通過する右肩上がりのラインとなり、上辺は、 昨日高値を通過する、下辺に平行なラインとなっていると思われます。

1時間足のBB-2σは、125.342円付近、4時間足では、124.548円付近。30分足では、125.421円付近です。現在値は、125.467円付近。

調整第4波の安値、121.278円を割り込むことはないと思われます。割り込んでくると、上昇第5波は、126.317円で終わりと判断をすることになってきます。そうして相場の調整入りを考えるようになり、調整3波による相場の動きを想定するようになります。そうなると、128円や135円を狙う動きは、その後のこととなり、相当時間経過を待つ必要が生じてきそうです。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、125.899円超、「売り」は、125.899円以下、「買い」は、125.399円以下の場合となっています。

FPVは、125.705円、R1は、126.093円、S1は、125.092円となっています。

 

保有ロングは、もうしばらく保有継続とします。126円まで来たときには決済を決断するかもしれません。

短期の投機筋は、いろいろな観測アドバルーンを上げて、政府や機関投資家の反応を調べると思われます。

まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌

 

追伸 10時04分です。スイングロンガーとしては、特にすることもありませんので、いろいろ考えてみた。今朝ここまでの下押しで、下値確認には来ただろう。これからどうやって、本日FPV,125.705円付近へ持ち上げるか。そして、昨日高値手前では、売り注文が出てきているはず、ここの高値を上抜いてくれば、今度は買い方が待ち受けているはず。現在値は、125.438円付近。現在の取引では、まだ下へ押し付けておこうとする売り方と、126円台に乗せようとする買い方がしのぎを削っているかもしれません。

買い方とすれば、今は、リスクを取ってまで買い上がるところではないと判断しているかもしれません。押し目は拾っておこうと考えているかもしれません。

現下の相場では、少し売り圧力が残っていると思われます。直近12時間の売買均衡値は、125.602円付近ですから、特段理由のない売買になってくれば、この付近までの値の戻りがあるかもしれません。4時間足の20MAは、まだ上昇傾向を維持しています。

 

追伸 11時29分です。現在値は、125.360円付近。チャネルラインが引き直しになりました。下辺が、12日安値と、本日日通し安値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、上辺は、昨日高値を通過する、下辺に平行なラインとなっていると思われます。これで見ると、相場はこれから上値チャレンジになると思われます。

更に、下値は、4時間足20MAで下支えされている感もありそうです。もうしばらく、125.30円付近でもみ合いながら、反発のタイミングを伺うつもりかもしれません。現在相場の判断には慎重さを伴います。まだ下へ行くようだと、125.00円付近まで行くかもしれません。

こうなっても、昨日高値の起点、12日安値の124.756円を割り込まない限りは、126.317円高値は生きているということになります。本日の相場では、下振れしたとき、124.756円を割り込むかどうかが、チェックポイントになりそうです。4時間足のBB-2σの現在の位置は、124.770円付近、これが妙に合致してきます。

昨日、新規高値を付けた日の翌日ですから、下ブレが大きくなることも想定の一つにあります。

追伸 16時10分です。欧州勢はまだ買い上がるつもりはないようです。今夜ECB理事会の政策金利が出てきます。現状維持と予想されています。インフレ傾向が欧州でも出てきていますので、政策金利を上げたいとする声も出てきているようですが、7月頃からの政策金利変更というテーマが出てきているようです。そののちラガルド総裁の記者会見があります。4時間足の20MAが上へ向こうか下へ向こうか、微妙な動きになってきています。相場の方向に要注意です。

オプション絡みかもしれませんが、125.10円付近までなら買おうという買い方と、125.10円を割り込んでくるとさらに売っていこうとする売り方が、この後、日通し安値を巡って攻防してくると思われます。4時間足の20MAが下値支持として機能するか、引き続きチェック。

追伸 17時03分です。125.079円まで下押しした後、急反発してきているようです。これは短期の投機筋のポジションドテンかもしれません。下押ししたのも投機筋、買い上がってきたのも投機筋、というわけです。ここまでの押しでは、トレンドに変化はありません。125.39円付近に少し強めの上値抵抗がありそうです。上抜けできるかチェック。15分足までは「押し目買い」シグナルが出てきました。長い足へ伝わっていくか、これもチェック。

追伸 22時04分です。21時30分までの指標などの結果が出て、ドル円は、上放たれを試すような動きになってきています。現在値は、125.598円付近。ここまでの戻りは、125.641円まで来ています。125.7円付近までは行くのではないかと相違呈しています。FPV付近になります。さらに上昇するようだと、126.095円付近かというように考えながらチャートを観ています。

1時間足でも、まだ弱いものの「押し目買い」シグナルが出てきました。注目していた4時間足の20MAは、上昇傾向を維持したままです。これには安堵。各時間軸で、BBが狭くなってきています。相場が動き始める兆しと受け止めています。今の動きからは、上へ行くというように考えていますが、果たして。NY組にとっては時間は十分あります。

この後、ミシガン大学消費者信頼感指数が出てきます。この指標結果は、目先的には相場は動きやすいと思われます。

 

というようなところですが、本日はここまでとします。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

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