FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 昨日GDPが出て、今夜はPCEか

2023-10-27 07:08:02 | 日記

おはようございます。10月27日金曜日です。広島は晴れ、天候が安定していて、過ごしやすいですね。こうなると、釣行計画も、気分そわそわで、潮見表を眺めつつ、いつにしようか、などとなります。庭の金木犀は、花が散り、香りは失せていきました。花の命は短い、、、。花が終わると、金木犀の伐採に入ります。11月中には実施したいと思っています。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場揃って続落。決算発表を受けてハイテク株を中心に下落したといいます。

GDP結果が出て、景気の良好さが確認されましたが、中東情勢の不安を基に、原油価格が今後上昇してくるのではないかという予想も出て、売り材料になったようです。

昨日の利回り動向は、NYタイムになって下降傾向となり、4.8460%となっています。

昨夜、米国7年物国債の入札があったようで、これが順調に消化でき、これで利回りが低下したようです。

債券が買われる、ということは、その価格では、まだ十分安く魅力がある、先々価格の上昇も期待できる、そして、高い利回りもまだ魅力があり、長期にわたって利益を享受可能、という判断も働いたと思われます。さらに、株が売られる傾向になるということになりますが、、、、。

 

利回りは、5%で蓋をするつもりかもしれません。しかし、現実は、5%を超えてきそうな気がします。

現在出てきつつある経済指標を観ると、まだまだ景気は良く、物価傾向も2%に落ち着くには程遠い状況。

 

FRBはかつて、「物価上昇は一時的なもの」という判断ミスをしていますが、現状での判断も、もしかすると、「判断ミス」をしている最中かもしれません。

経済の常識では、インフレはいずれ落ち着くもの、ということがあるかもしれませんが、金融引き締めが効果がない場合、ほかの手段が必要なのかもしれないし、効果が出てくるまで金融引き締めを継続する必要性がありそうです。

例えば、デジタル市場で、物が素早く動き、物量は大きく、これらの動きに、FRBは機能していないのかもしれません。

統計手法も伝統的なもので、過去を観てこの先を考えるという判断のみで、「今まではそうであった」というものばかり。従来の見方を変化させる、「これからはこう考える」というものが欲しい。

パウエル議長は、インフレを退治できなかった議長として名を遺すかもしれません。

 

本邦を観ると、現在は、財政政策と金融政策の貧困が要因となり、ここへ、経済界の後ろ向きの企業運営が重なり、全く必要な効果が出てこないのではないでしょうか。

中国などへ企業が製造活動拠点を移したことから、国内では、技術の空洞化が起き、いまさら帰国させても、国内に技術がなく人材もいないという状況では、日本の国際競争力などは脆弱なもので、ほかの国に太刀打ちできないと思われます。

しかし、このようなことは、製造拠点を中国などへ移転し始めた頃から、言われていたことで、今は、予想が的中したことを認めざるを得ないと思われます。

目先の利益ばかり追求した当時の経済界のリーダーたちの判断は間違いだったということになります。

 

今、岸田首相は、減税とか、給付金などを考えているようですが、防衛費の増加に対しては、増税で対応する考えのようで、どうも財政政策がちぐはぐな気がします。これは政治が間違った対応をし、今後に禍根を残すことになるのではないかと推察できそうです。

政治と経済の貧困のつけが、今後も続きそうです。

 

今夜はPCEが出てきます。予想では前回並み程度のようですが、若干の良し悪しに相場は上下するでしょうか。

昨日高値150.776円をひとまず「山」と考えて、種々検討し、対策を考え、ポジション取りをしていくことにしています。

 

昨夜ECB会合結果が出ています。「現状維持」でした。

来週、日銀会合とFOMCがあります。日銀はまだ「現状維持」と思われ、FOMCも「現状維持」かもしれません。

日銀、FOMCともに「次の一手」の遅れが市場との不協和音を増幅させるかもしれません。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.569円超、「売り」は、150.569円以下、「買い」は、150.107円以下の場合となっています。

FPVは、150.330円、R1は、150.807円、S1は、149.884円となっています。

 

本日の相場では、昨日のレンジ内と考えていますが、高値安値のどちらかを抜けていく可能性もあります。

しかし、来週の日銀やFOMC待ちとなっていると思われ、大きな動きは期待できそうにありません。

「G指数」は全項目「ニュートラル」となっています。

 

昨日、東京タイムで付けた高値を、欧米タイムで更新できていません。これの意味するところは何?

相場の転換は来週かもしれません。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時41分です。本日のオプションNYカットですが、極めて大きいサイスのものが150.00円にあるようです。これを考えると、このNYカットが作用して、上へ行くのを防ぐかもしれません。

少し前に、150.290円まで下押す場面がありましたが、最近の例にもれず、素早く値を戻す動きです。こうでもしないと短期の投機筋は稼げないのかもしれません。自作自演の上下ですから、利益は限定的と思われます。

もしかすると、150.290円は、これからの下値目標になったかもしれません。

 

追伸 15時26分です。ここまでの動きで日通し安値は、150.079円まで届いています。現在値は少し反発して、150.217円付近。

昨日安値をまだ割り込まず、高値も超えていません。昨日のレンジ内で上下しています。

ここまでの上下値幅は、わずか、0.33円です。最近はこのような傾向が強い。値幅から見れば、売り方優勢のようですが。

現在は少し反発傾向になっていますが、この傾向が続くかどうか、、、。

本日の特記事項は、やはり150.00円にある極めて大きいサイズのオプションNYカットになります。

まもなく欧州勢が取引参加してきますから、彼らが下押ししやすいように、「東京事務所」が相場を持ち上げているのかもしれません。下押ししたとき、150.00円を勢いで割り込みに来る恐れもあります。

今夜出てくる経済指標結果では、サプライズが起きない限り、相場はさほど動かないかもしれません。

利回りは現在、4.877%付近。昨日からは下げたままのようで、戻りは鈍いようです。

ショート保有継続中。


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