FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2018-03-10 09:27:44 | 日記
おはようございます。3月10日土曜日です。広島は晴れ、暖かな朝です。今朝は一緒に釣りに行く友と散歩で一緒になり、釣り談議に花が咲きました。こうなると、釣り当日、釣れようが釣れまいが、釣りが楽しくなりますね。「もういくつ寝ると、、、」なんて日数は気にしません。これくらいの日数はすぐ経つものです。今日は、不足している釣り仕掛けを若干求めに釣具店へ出かけることにしています。

さて、今週の言い訳です。特に昨日の動きについて。

やはり、米朝首脳会談の報道で、市場は、最初はこれを好感して勢い良く上昇しましたが、時間経過とともに、情報が多くなると、市場は慎重になってきたようです。

大統領が政権スタッフのだれにも相談することなく、韓国特使との会談中に独断したこと、北朝鮮の申し出に関して、細かいツメは一切できておらず、意味合いが曖昧であること、それゆえ、何をどのように考え何をどうするのか、などなど、これまでの約束をすべて反故にしてきた北朝鮮に対して、どこまでどの程度の信憑性や実効性を担保できて、核廃絶ができるのか、まだまだ確認事項は多いようです。

「言うのはただ」という韓国や北朝鮮に踊らされているのではないか、会談しても成功する保証はなく、失敗するリスクもある。そして、米国が北朝鮮から直接確認したことではなく、韓国経由で入ってきた情報ですから、その信ぴょう性はどの程度か、また、外交上の、文言の言い回しの持つ意味合いなどをトランプ大統領は理解していたのか、などなど、政治のプロから見ると、「危ない判断」のようです。

これらの思案が、時間とともに市場関係者の伝わり、市場の取り組みは慎重になってきているようです。

首脳会談そのものは、ポジティブ事項そのものですが、内容が曖昧なわけです。実務者同士の詰めは全くありません。首脳会談が開催されるとしても全く白紙状態で会うことはなく、事前の下準備は必要と思われます。

来週以降で、米朝の打ち合わせが始まるのかどうかも注目されます。米国の国務長官は現在アフリカに出張中ですから、帰国後に、内容などを詰めることになると思われます。

このようなことから、市場関係者は、相場については、とりあえず、「今日はこの辺までとして、少し様子を見よう」ということにしたのかもしれません。次のFOMCが終わり、ファンダメンタルを確認してから、態度を決めることにしたのかもしれません。これは、当初のシナリオ通りの動きになります。

「政治はきっかけを作る道具に過ぎない」と京都大学元教授の向坂さんはかつて発言していますが、まさに、今回のトランプ大統領の発言は、今後の世界に対する影響の大きいきっかけを作るのかもしれません。

昨日の米朝首脳会談速報を受けて、ドル円相場は、これからは106.5円~107.5円のレンジへ移ってきたかもしれません。105円底ということも考えるようになりますが、このまま上へ行くのかどうかは少し時間をかけて判断するのではないかと思われます。 消費者物価平価へ向かうのか、企業物価平価へ向かうのか、市場の判断が待たれます。

これを思うとき、先の米国大統領選挙で、トランプ氏が勝利して、市場の流れが転換して上昇し、その後高値を付けた後、元の下降の流れに戻りつつあったところでの、今回のニュースと考えると、トランプ氏の強運を改めて確認することとなります。

トランプ大統領は、これを秋の中間選挙に利用したいと考えるに違いありません。そして自身の次期大統領選にも活かしたいと思っていると思われます。ロシアゲート疑惑問題が進展中ですから、今後の展開がどうなるのか、何か映画のストーリーを見ているような気がします。

ドル円相場は一応107円にタッチしています。しかし、跳ね戻された形になっていると思われます。為替情報での下値は105.0円に上昇してきました。上値は109.25円で変化なしです。そしてNY引け値が106.812円ですから、昨夜のNY市場が始まる前のレベルにまで押されてきていることになります。来週、改めて、今後のシナリオを探る展開を考えたのだと思われます。この土日も、いろいろ考えているでしょうね。

107.0円にあった9日のNYカットはほぼ達成で通過しました。ここでのブレーキ役はなくなり、ここから上では、107.4円が13日のNYカットとしてセットされてきました。雇用統計を通過すると、次のイベントはFOMCになります。それまでの動きはレンジになるのかもしれません。FOMCまでに米朝首脳会談で新たな進展があれば、相場は動いてくると思われます。米国発の政治ニュースから目が離せなくなりました。

市場のモメンタムも転換しつつあるように思われます。あとは、新規の長期資金がどのような形で、いつ、市場に向かってくるか、になりそうです。

この後、米国は北朝鮮へ特使を派遣して、直接金主席の考えを確認すると思われます。そして、首脳会談の内容の詰めに入ると思われます。これなしで、首脳会談が進むとは考えられません。

上記のような環境と理解して、昨日保有したロングを、今朝、7時前に、106.789円で決済しました。来週また、入り直します。

「政治はきっかけを作る道具に過ぎない」、これを米国政治で改めて確認した小生でした。

これから、釣りの準備に入ります。不足している仕掛けなどを釣具店で買い求めるつもりです。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌






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