FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週金曜日は、本邦市場のMSQ日になります。

2024-09-09 06:38:01 | 日記

おはようございます。9月9日月曜日、朝晩は涼しくなりました。エアコンを使用しなくても就寝でき、助かります。これで、日中の気温が下がってくれば申し分のないところですが、それはまだまだ、、、。

本日は、「重陽の節句」です。あまり有名ではないけれど、、。中国発祥の節句で、五節句の一つ。別名「菊の節句」と言われます。菊の力を借りて、長寿や無病息災を願い、行事が行われていました。今ではほとんどこの節句行事はなくなったようです。現在でもある、関連するような有名な行事としては、「長崎くんち」や「唐津くんち」があります。「くんち」とは、九日のことで、九州地方では、重陽の節句のことを「おくんち」と呼び、収穫祭を行ってきました。長崎くんちなどは旧暦の9月9日に行われています。広島では、このような行事はないと思います、聞いたことがありません。神社には、何か行事が残っているかもしれません。

昨日早朝、小さな菜園のナスを除去し、耕しました。ただ耕しました。そのあと、整地もせず、天日干しに。土壌改善や底肥などの処理は次の土曜日へと繰り延べました。暑い、、、。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場は、株式市場は、3市場そろって急落です。この出た雇用統計結果を受けて、景気が悪くなるのではないかという懸念が強くなり、一気に売り込まれたようです。ただ、売り込まれ始めたのは、23時を境にしてこの傾向は、顕著になっています。先物市場では、雇用統計が出ると一旦は反発上昇しています。

ドル円は少し乱暴に上下しましたが、結局、ドルは売られて円買い傾向が進み、安値を更新し、142.249円で引けています。

CMEN225は、35155で引けており、日経比で1236ポイントも下げています。35000円を巡る攻防が出てくるかもしれません。そうなったときドル円はドル売り円買い傾向が強まる可能性がありそうです。

日経平均最高値は、7月11日の42488円(ザラ場)。これの20%低下は、33990円となります。ここを割り込むようになって景気後退入りとなってきます。この付近には節目と思われるものがありそうです。8月の株価急落場面では、保有銘柄を増やす対応を行いましたが、今回も急落場面があれば、買い仕込むつもりでいます。購入銘柄候補は、8月の急落時に選定済みで、少しチェックするだけで買い増しできると思っています。

候補銘柄の選定は、出来高が膨らんできていること、信用倍率が5倍以上あること、できたら10倍以上が理想、EPSが1.0以下のもの、そして1年以上の長期にわたって株価が低迷している銘柄、などとしています。ほかにも候補に挙げるための目安はいろいろあります。

 

ここで一つ、雇用統計などイベント時の相場でのポジション取り・動き方について、小生の奥義の一つを披露しておこうと思います。

 

イベント結果が出て、短くても5分足のローソク足が決まるまでは、取引参加はしません。

今回の雇用統計を受けて、5分足チャートで、雇用統計後の最初のローソク足は、上ヒゲ下ヒゲの長い陰線となりました。この足が陰線か陽線かを確認するために動きませんでした。

今回は陰線になりましたから、ショートは保有継続となり、戻りがあればショートが打てる、と判断していきます。

 

現下の相場では、仮に陽線となった場合は、一時的な反発は考慮しますが、いずれ本流である下降トレンドへ回帰してくると考えますから、あえて、ロング対応しなくてもよく、ショート保有継続で行けると思われます。辛抱の時間が少し長引くだけです。イベント結果が出るまでに、このような判断を行っておきます。

 

今回の雇用統計発表で、相場は、まず反発上昇し、この日の最高値144.050円高値を付けます。その後、押し込まれていき、売り方優勢になると、今度は、141.976円押し目を作ります。その後は再度値を戻す動きになり、23時オプションNYカットタイム近くの22時50分頃まで上昇傾向を維持し、この日の戻り高値143.891円を付けています。 これらはみな短期の投機筋の動きと考えられます。短期の投機筋ではトレンドは形成できませんから、反発してもいずれ下降へ回帰してくると判断できます。

小生は初動5分間は傍観。

 

この日、オプションNYカットで143.80円というものがありましたから、オプション市場が先物を使って相場を引き上げた可能性があります。また、最高値や戻り高値を付けた場面では、上に共通の抵抗線、5分足の800SMAや4時間足20MAがありましたから、これが上値抵抗として機能すると予想することができました。

ここを通過すると、再度押込みが始まり、この日の最安値141.760円を付け、終盤への動きとなっていきます。

 

結論  イベント通過後、最初の5分足のローソク足が決まってから、動く。 ローソク足が陰線なら戻り売り、陽線なら押し目買いを実施、ということになります。

これも長い取引経験から、データを収集し、整理し、傾向を導き、統計確率処理をしています。雇用統計のみならず、ほかのイベント時にも適用可能です。

今回の動きでは、戻り高値を形成したとき、その付近の143.874円でショートを増しています。

 

雇用統計の結果、相場は、年末までに1%の利下げ、9月利下げは確定と判断し、0.25%は織り込み済みになっていますが、利下げ幅が0.25%なのか0.5%なのか諸説あるようです。まだ半々のような状況のようです。

これまで相場は、雇用と物価に注目していたと思われますが、物価のほうはインフレ低減の確認はできたとしているように思われます。最近は雇用者数の低減傾向から、景気減速の懸念が強まってきています。これで、株安、金利安、ドル安に振れてきているように思われます。しかし、景気後退局面には、まだ入っていないと思われます。

 

景気状況が、現状のようなところで維持されれば、ソフトランディングが想定され、ドル円は140円近辺でうろうろするかもしれません。

ノーランディングになれば、ドル買戻しが起きる可能性が高まります。(ドル高傾向へ)

ハードランディングとなれば、景気後退懸念が出て、ドル売り円買い傾向が進むかもしれません。(円高傾向へ)

現状ではソフトランディングにしたいというFRBの思惑もあり、市場もそれを望んでいるかもしれません。これから、景気後退懸念が高まってくると、ハードランディングというシナリオも出てきますから、「エ?」というようなことになれば、ドル円はドル売り円買いで、急に動き出すこともあるかもしれません。

 

このように、今後の景気動向次第でドル円の振れる方向が異なりますから、これからは、景気動向に関する指標への感応度が高まる恐れはありそうです。

今週出てくるCPIやPPIでは、物価が中心のものになると思われますので、注目度は少し下がってくるかもしれません。

今週は本邦の貿易収支やGDPなどが出てきます。また、中国の経済指標などが注目され、この結果で、方向が決まってくる恐れがあるかもしれません。

 

現下の相場は、下降傾向を強く出してきましたから、本日のドル円相場は、押し下げ傾向にある株式相場の影響も受けて、金曜日安値141.760円突きがいずれ始まり、141.0円割れ、そして140.0円チャレンジへ向かう可能性はありそうです。

今週のチェック項目の一つに、8月5日安値141.679円を割り込むかどうか、というものがあります。ここを割り込むと、8月15日戻り高値149.377円を否定する動きとなり、相場は、明確に、2023年12月24日安値140.250円へ向かうようになると思われます。Wボトム形成という考え方は、否定されると思われます。

しかし、ここで下押しは止まることはできず、137.2円付近へ向けて下降していくようになると推察しています、これは以前からのものと同じシナリオです。

ただ、何かドル売り材料となるものが、新たにポッと出てくると、さらに急落する恐れもあり、その場合、下値としては、135.5円付近~134.6円付近になる恐れがありそうです。ここでも止まらないとなれば、市場は相当強い景気後退を懸念するようになり、116.0円から115.0円付近まで押し込まれる恐れもありそうです。このような急落までは、今回は想定していません。

 

現在保有しているショート全建玉は140.250円で決済指値予約をしています。これは、140円割れをしてくると、ロングを打つための布石です。一時的にはスキャルトレードで、「吹いたら売り、押したら買い」をするかもしれませんが、長く保有するつもりはありません。

今回の相場では、137.20円付近が底付近と考えていますから、この付近までくると、ロングで対応していくつもりです。

FOMCで何かサプライズがあれば別ですけど、、、。この時は、安値はもっと下になってくる恐れはありそうです。

 

自民党総裁選挙の日程も近いことから、日銀会合では「現状維持、据え置き」と想定しています。

現段階では、各立候補者は好き勝手なことを言っていますが、増税など経済界に影響のある政策を考える者が総裁になれば、市場には実現までの間、不透明感が漂い、市場は戸惑うようになるかもしれません。このような候補者が存在する中で、日銀が正論とは申せ、景気を腰折れさせるかもしれないような政策を今の段階で打ち出せるでしょうか。出れば、さらに、ざわつく総裁選になりそうです。

植田日銀総裁は、これまでに、金融正常化を推進するスタンスを示し、追加利上げに前向きな見解が目立ちます。記者会見での発言で、何か、積極的な姿勢を示すようであれば、ドル売り円買い傾向が進んでくるようになると思われます。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、143.150円超、「売り」は、143.150円以下、「買い」は、142.005円以下の場合となっています。

FPVは、142.686円、R1は、143.613円、S1は、141.323円となっています。

「G指数」は、「売られ過ぎ」レベルになっています。

本日のドル円の取引レンジは、先週金曜日の高値安値の範囲を想定しています。

 

今朝6時の寄り付きは、142.205円となりました。動きは緩慢、、、。次の値は142.278円と窓を開けました。初動30分間の動きを見ると、上ヒゲの長い陰線となりましたので、やはり、本日の相場は上値の重いものになり、142円割れを伺うようになると思われます。

金曜日の安値141.760円で、3MIN・20MINを一致形成しています。通常なら反発も期待できるところですが、本日月曜日は、まだ金曜日の影響を受けて押し下げていく可能性が強いと思われます。

今週金曜日は本邦市場のMSQ日になります。今週の相場は先物主導で動きやすくなります。市場は当然のごとく、持ち高調整を行い、年末相場へ備える動きをしてきます。市場に戻ってきたディーラーが腕を振る時期になります。ガラガラポンがあるかもしれません。「魔の水曜日」になってくるか。 

今週12日木曜日には、ECB会合結果が出てきます、こちらは0.25%.60%利下げが予想されています。相場はこれはすでに織り込み済みと思われます。

原油価格も下落継続中。

 パリパラリンピックの閉会式が本邦の今朝早く行われました。これで、パリオリンピック・パラリンピックの行事がすべて終わりました。選手や関係者の皆さん、ご苦労様でした。

 

まもなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 7時47分です。ドル円市場は株式市場開始を待っているかもしれません。株式市場は押し込まれて寄り付くと思われ、その後の動きに、ドル円は連動しそうな気配があります。

ドル円のここまでの動きでは、値幅から見ると、売り方優勢になっていると思われます。

 

追伸 8時41分です。ドル円は現在、142.437円付近。値を戻してきています。間もなく、株価指数先物市場が開きます。これがどのように動いてくるか、です。CMEN225は、35145とさらに下げてきています。ウン? 上昇してきたか? 35265と上昇。9時からの現物取引がどう動いてくるか、、、、チェック。

 

追伸 9時06分です。日経平均寄り付きは、35805円35842円付近になったようです。これは少し高いレベルでの寄付きと思われますので、今後の展開で、下押しが出てくるのではないかと推察しています。前述していますが、先物主導で相場を作ってくるようになってくると思われます。日経平均の現在値は、35423円付近。大分下がってきています。

ドル円は、上値を伸ばし、142.694円まで届いています。東京仲値公示タイム前後からの動きには要注意になりそうです。

 

追伸 12時55分です。株価は現在35701円付近。上値は35856円まで届いています。この上昇につれて、ドル円も142.985円まで伸び、現在値は、142.683円付近。チャートパターンからは、すぐさま崩れていくようなものにはなっていないようです。崩れるのには少し時間を要すかもしれません。143.00円付近には厚めの売り注文が待ち構えていますから、ここを突破できるかどうかになっていると思われます。金曜日高値まではまだ相当の値幅がありますので、まだここを狙ってくることも想定の一つにはあります。しかし、いずれ上値は重くなると考えており、チャネルライン上辺で頭を押さえられるようになると推察。そうなってからようやく、下振れ開始となってきそうです。

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