おはようございます。4月22日月曜日です。広島は曇り、雨が降ってきそうです。
土曜日の夕方から雨が降ったり止んだりしています。菜園への散水はこの雨で十分。また、愛犬オリとの散歩は、雨の合間を縫って行うという状況。この雨で黄砂や花粉は洗い流され、空気が澄んできます。晴れれば、見通しの良い景色に。黄金山の景色も、桜色はなくなり、生まれたばかりの若芽の赤茶色と、そこから少し育った新緑が混じっている段階。拙宅庭のアジサイの葉も大きく育ち、花が待ち遠しくなっています。我が家の庭も緑が増してきています。GWの行動予定を思案中。天候を考えながらの予定になりそうです。天気が良ければ県内の各地へ遠出し、悪ければ、近場、市内で済ませる、という流れになりそう。どちらにしても県内で済ませるつもり。グルメか風景か。それとも、両方か。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、ダウ平均は強めに反発し、ナスダックとSP500は、逆に強めに下落し、まちまちの状況。
中東情勢、原油高傾向、出てきた指標結果、FRB関係者の発言など、そして、企業業績などを受けて、相場は上下しています。
特に、中東情勢はこの先不透明感が漂い、株式市場に対しては、押し下げ要因となっているようです。さらに原油高の要因ともなっており、世界経済への影響も出てきそうな雰囲気が漂い始めています。
CMEN225は37115で取引を終えています。本日の日経平均は反発するか?
FRBは状況によっては「利上げ」を検討するかもしれない状況にあり、利下げ期待はさらに弱くなり、年内利下げはないかもしれない、などという声も聞こえるようになっています。
FRBが市場関係者に対して行った調査結果では、インフレによる金融引き締めの長期化をリスクと考える人が最も多かったようです。不確実な要素として、中東情勢や大統領選挙が不確実要素として意識されているようです。
日銀に至っては、植田日銀総裁が、「為替対策のために金融政策は行わない」と明言していますが、ここにきて、「円安の影響が市場に大きな影響を与えるようであれば、政策修正が必要となるかもしれない」などとも発言し、俄然、間もなく行われる日銀会合が注目されるようになってきています。今週末の会合では、物価見通しは引き上げるが政策金利は据え置きになる公算が強いと思われます。
今回の日銀会合では、政策はまだ「据え置き・現状維持」を決めるかもしれませんが、そうなると、市場は、ドル買い円売りに動くと思われます。発表後の記者会見で植田日銀総裁がどのような発言を行うかで、動きは決まってきそうです。まずは発表を受けての初動がどのようなものになるか注目。
本邦政府は、相変わらず、「介入」をほのめかし続け、市場サイドも155円付近になると「介入」があるかもしれないという強い警戒感があり、ドル円の頭を重くしている状況と思われます。本当に介入するのかしないのか、、、。多分、介入してくると考えていますが、、、。米国債を売って介入資金を作るにしても、現状では、前回の介入資金より多額なものになると推察されます。米国債を売れば、利回りは上昇するという市場の動きになってきます。痛し痒しの状況。
株安傾向が今週も継続するようだと、リスク回避的な円買いが強まる可能性はありそうですが、原油高傾向が続くとドル買い要因ともなりかねず、というように、どのような思惑になるかで、相場の動きは決まりそうな感じです。中東情勢に重きを置くようであれば、原油高傾向を考えるようになり、ドル高円売り傾向になると思われます。
日経平均で考えてみると、4月19日安値が36699.8円まで到達していることから、この付近まで打ち止めになるかもしれないという考えもありますが、1月31日安値35676円付近まで行くかも、という見立てもまだあります。36699円では38.2%押しのフィボとなり、35676円では、半値押しのフィボとなる可能性もあります。今週もメタやマイクロソフト、アルファベットやテスラなど内外の多くの企業業績が出てきます。これに合わせて経済指標などの結果次第、さらには利回りが上昇すると、株価を押し下げる要因になりそう、というところでしょうか。
こうなると、今週のドル円相場は、崩れそうで崩れないという状況となり、ただ、指標や企業業績などの結果次第で、相場は動き、時に上へ、時に下へ、という具合になるかもしれません。
今週の相場は、ああだ、こうだと先に考えておくのは無駄かもしれません。前述のように、日銀の政策がどのようになるか、また、その後出てくるFOMC結果にも影響を受けると思われ、さらに、ECBは次回6月会合で利下げを決めるだろうとみられており、この「噂」では、ドル買いユーロ売りが進行する恐れもあります。
26日夜にはPCE結果が出てきます。FRBが重要視している指標ですから、この結果がどのようなものになるかでも、相場の方向は決まってくるかもしれません。
いろいろな角度から見ても、ドル円相場の現状は、天井圏にあると思われ、相場の世にいう、「不規則天井」をつけに行くところと思われます。そして、155円を瞬間的に上抜く可能性もありそうですが、いつ下降へ転じてきても不思議ではない環境になっていると思われます。4月5日安値150.809円を割り込んでくると、下振れ開始というシグナルになると思われます。
逆に言えば、150.809円を割り込まない限りは、154.9円付近や155.10円付近を伺うかもしれないということになります。
小さなチェックポイントとしては、19日安値153.586円や12日安値152.590円を割り込むようになれば、「オヤ?」となり、下振れに要注意というシグナルになってくるかもしれません。
日替わりで相場は上下するかもしれません。しかし、崩れるところまではいかないと思われます。
いずれにしても、今週は、動くのか動かないのかを含めて神経質な取引になるかもしれません。
週足のRSIは、68.245付近にあります。日足でのRSIは、すでに74.497付近と「買われすぎ」を示しています。ほかのテクニカルでも過熱感がありますから、上値の重さは出てくると思われます。
チャートパターンからは、まだ4月16日高値154.784円を狙いに行きそうなものになっていると思われます。投機筋としては狙いたいでしょうね。いずれにしても、「もうか、それとも、まだか」の段階にあることは確かなようです。
それともう一つ、相場の大循環から考えると、4月相場で、8年サイクルの「山」を付ける可能性がある時期にもなっています。これまでに付けた高値がそれになるのか、それとも、近くこれからつける高値が「山」となるのか、この観点からも重要な時期になっています。
このような状況から、今週は「ドル買い」要素が強いかと想定されそうですが、「不規則天井」は「強気のワナ」として相場の世界ではよく知られていますから、天井を付けて間もなく、逆方向への急激な反動を伴うことが珍しくありません。
ポジションがドルロングに偏っていれば、異常に積みあがっている円ショートの巻き戻しも出やすいと思われます。このように要注意事項が続々と出てきます。
株式市場の動向からも目が離せません。
FRB関係者は、FOMC前の発言禁止期間に入りました。ウクライナ支援の予算が米国下院を通過したようです。中東情勢の鎮静化を願うばかりです。
本日の健太君の判定は、「買い」は、154.619円超、「売り」は、154.619円以下、「買い」は、154.077円以下の場合となっています。「順張り」を考えるようになると、154.619円を上抜いてくると、さらなる上値チャレンジになる可能性もあり、押し目ができると買い方が買い拾うという動きも出てきそうです。また、154.077円を割り込んでくると、そのまま「売り」継続となる恐れもありますから注意は怠れません。
FPVは、154.275円、R1は、154.963円、S1は、153.878円となっています。本日の動きは、このR1とS1の範囲になるかもしれません。
「G指数」はまだ「少し買われすぎ」レベルにあると思われます。「G指数」から考えると、今週の相場は今週央頃までは崩れそうにはありません。崩れるとすると週末頃になりそうです。
この土日は、所用が重なり、「今週の言い訳」を掲載することができませんでした。申し訳ありません。
間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 15時51分です。株式市場はひとまず反発してきた感があります。買戻しが中心の相場になってきたようです。
ドル円はその動きにつれて、上昇傾向になっているようです。現在値は、154.659円付近。ここまでの日通し高値は、154.763円。154.784円を上抜くようになれば、新たな3MAX20MAX更新となり、上値チャレンジ傾向になるかもしれません。本日ここまでの上下値幅は、0.409円ほどと少ない状況。間もなく欧州タイムが始まります。一旦本日始値付近まで押し込んでくることも想定されます。そのようなっても、押し目は買いとなってきそうです。
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