トヨタは、今日、東京・渋谷のヒカリエホールで
フルモデルチェンジしたクラウンを発表しました。
「ゼロ・クラウンを超えた」
今回、発表になった14代目クラウンを目にしたときの
豊田章男さんの第一声が、これです。
「思わず、笑みが出てしまいました」
豊田章男さんは、そう語りましたよ。
クラウンといえば、伝統、品格、信頼といった
言葉が思い浮かぶなど、日本車の代表選手ですね。
まあ、代表選手として、求められる要件を積み上げていくと、
保守的な車になるのも、やむを得ませんわね。
伝統があるからこそ、変えにくい。
しかし、14代クラウンは違う。
保守的なイメージを崩す、個性があるのです。
「ターゲットは僕ですよ。僕を驚かせてください。
Wow!と思わず、口にしてしまうような車をつくってください」
クラウンのエクステリアデザインを担当した、
トヨタデザイン部グループ長の藤吉正一さんは、
豊田章男さんから、そういわれたといいます。
「Wow!」は、驚きと感嘆を表す感動詞です。
「うわー、いいね」とか、「すごいねー」というニュアンスです。
「あっ、これ欲しい」と、一目見ただけで
欲しくなってしまうような車をつくって欲しい。
その言葉によって、14代目クラウンの新しい“顔”が生まれました。
フロントフェイスは、これまでになく個性的です。
これまで章男さんが取り組んできたデザイン改革の成果でしょうか。
それから、発表会の後半、ピンク色の新型クラウンが登場しましたよ。
びっくりしましたな。
桃色といった方がぴったりくるかもしれません。
失礼ながら、“おじさん車”のクラウンが桃色とは。
これまでのクラウン、これまでのトヨタでは、考えられない。
しかも、ピンクのクラウンは、市販される。
ピンク色のクラウンが町を走る。
これも、まあ、豊田章男さんが社長だからこそできる、
思い切った、大胆な挑戦でしょう。
この秋、「オーリス」の斬新なCMを見たときも、
トヨタが変わったことを実感しましたが、
その確信は、ピンク色のクラウンでさらに深まりましたね。
ピンク色のクラウンに、春の桜のイメージを重ね合わせた
と、豊田章男さんはいいます。
「日本の元気に役立ちたい」
その心を語りました。
「来年は、本物の力が問われる年になると思います」
そして、そう付け加えました。
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やはり垢抜けないというか、結局「だからどうした?」って感じです。
価格帯はとてもよいのですが、「革新」とは程遠い気がします。
デザインも無難な方が売れます。高齢化社会なのだから。
やんちゃな感じ!!!
私は25歳の女です。
現在JZX100マークⅡのMT車に乗っていますが、
フルエアロでメッキホイール…いわゆる改造車の部類ですがオールペンしようかと考えていて、ピンクかむらさきかで迷ってたんです。
私は90年代の車が魅力的なんです。
着せ替えるとガラっと雰囲気の変わるデザイン。
今っぽい丸っこいデザインだったりエコ意識ばっかりでつまらないと感じていた私には嬉しいです。
街で見かけたら目で追います。間違いなく。
色を外してみれば、どこをどう見たって「ただのクラウン」だし、
それにピンクをかければ、「ただのチバラギ仕様」になっただけ。
どうしてそれくらいわからないんだろう
どうせこれも売れなくなったら、まったく違うデザインになるんだろうな。だからいつまでたってもお金ある人がレクサスのらないんだよ。
ブランドを買うって意味わかってんのかな?
スペック買ってないよ。
日本では日産のデザインが秀逸。
安い日産の車じゃないよ。
ただ結果的には驚かすためだけに変わった事をやっているとしか思えない。クラウンの冠が泣いてるよ。
正直世界中のカーデザイナーがこれ見たら腹かかえて笑い出すと思うよ。
プリウスをはじめとして今のトヨタのクルマのデザインはどれ見ても
全く魅力を感じない。へたに売れてるからデザインに対する外野の意見が多すぎてデザイナーの力が全く発揮できてないんだろうか。
大体、あのマークがいまだにどのクルマにもマッチしてないわけだから。
デザインならMAZDAの方が良い。最近日産も良くなってきたね。