春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

補聴器の装着が難しいお客様

2017-07-24 09:00:00 | ブログ
春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町活動エリア)『かすが補聴器専門店』のブログ

 

 
 
 
 
今年4月に購入になられたお客様が

本日、納品後初めて来店されました。

 

84才のおばあちゃんで

実は当店で購入される前に

メガネ店さんで耳かけ型の補聴器を

購入されていました。

 

両手にしびれがあり

補聴器の装着が難しく

結果、あまり使用されずに

補聴器を紛失されてしまったそうです。

 

娘様とご一緒に来店されましたが

同居されていないので

最初の来店時

「母が自分でスムーズに装着できる補聴器」

がご希望でした。

 

耳かけ型補聴器は

1.補聴器本体を、耳の後ろに引っ掛ける

2.耳栓を耳の穴に入れる

という動作をしなければ、装着ができません。

 

補聴器未経験の方が

80才を超えてこの動作をスムーズに行うのは

結構、困難を極めます。

 

装着が不十分だと

気づかないうちに補聴器を落とし、紛失してしまいます。

 

当店でお薦めした補聴器は

ズバリ

Beltone製のAlly2 TOUCHカナルの両耳。

補聴器メーカーNJH社の独自モデル

マイク分離型オーダーメード補聴器です。









当店で前例があってのことですが

補聴器が初めてで手先が不器用な方でも

装着が割とスムーズに行うことができます。

 

マイク分離型補聴器の特徴で

補聴器本体から分離したマイクとチューブが

装着しているうちに

チューブが耳の形になじんできます。

チューブのカーブが耳の形になってくるので

補聴器を挿入すると

簡単にすっぽりと装着できるのです。

 

本日のご来店では

娘様も

「母が一人で補聴器を装着できてます。」

と報告を受けました。

お母様も

「一人で付けれるし

聞こえもよく聞こえる。」

と喜ばれていました。

 

最近の補聴器は

RIC型といわれる

小型耳かけ型補聴器が人気ですが

小さくて目立たない反面

高齢のユーザーに対しては

装着が難しいのも事実です。

 

オーダーメード補聴器の製作技術は

NJH社がおそらく日本一。

しかも福岡工場のクオリティはぴか一です。

製作依頼時に詳細なリクエストを行いましたが

想像通り(以上)の出来栄えでした。


最新の画像もっと見る