春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

補聴器の調整はいつ終わるのか?(その1)

2017-07-06 09:00:00 | 補聴器の調整

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補聴器がアナログからデジタルに移行して

よく言われるのが

「何度でも調整できますよ。」の一言

聴力低下があっても

その補聴器で対応可能な範囲であれば

聴力データを入力し直せば

聴力に応じた「きこえ」が作り出せます。


 



こうした、デジタル補聴器が

「万能」であると過信してしまう一言によって

補聴器を使用する方は、

「もう少し調整してもらったら、

もっと聞こえるようになるかも…」

と期待してしまいます。

 



中には、期待値が大きくて

何度も何度も補聴器屋さんやメガネ屋さんに

通うことになることも多く見られます。

 



これでは補聴器の調整が

延々と続き、

いつまで補聴器屋さんに通わねばならないのか

わかりません。

 



お医者さんの場合、

病気や疾患で通院しても

治療にある程度の効果が見られたり

根治のメドが立てば

通院の終了を告知されます。

 



補聴器を使用する方すべてが

100%のきこえを獲得できるわけではありませんが

終わりの見えない補聴器屋さん通いは

苦痛かもしれません。

 



一つの解決策は、

補聴効果測定をきちんと行い

補聴器の結果・効果が

ここまででてますよと説明して

補聴器調整の終了を告知することです。

 



補聴器使用者の方が

納得する数値的な結果と説明によって

終わりの見えない補聴器調整から

解放されるのではないでしょうか?


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