東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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仰げば尊し

2020-03-26 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の廣瀬達也です。

年末は「日本の節目は結局年度末だから」と言い聞かせながら突き進み、年度末は「やはり年度明けないと落ち着かない」とさらに進む。。。そんな年度末ですが、やはり節目でもある季節。通常な年だとまさに「卒業シーズン」です。今回は節目を意識するために「卒業」に浸ってみたいと思います。

世の中にいろいろ「卒業」はありますが、メジャーなのはやはり「学校の卒業」。
私自身を振り返ると、一番大きな環境変化を伴った卒業は大学卒業でした。
東京のアパートを引き払い、三重県鈴鹿市にある研修所に入る。転居を伴っただけでなく(結局2カ月間の研修後は結局東京に戻ってきました)「もう学生でなくなる」というのはやはり心理的な卒業感が高かったです。それまでの卒業は「次の学校へ行く」という順繰りイメージだったのですが、大学卒業時は自分を含む同期たちがそれぞれの目標とする仕事、そして場所に散っていく。という感じが強かった。まさに「集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光。。。」の世界です。

次に印象的な卒業は小学校のときでした。
小学校の卒業式では2つの強い思い出があります。1つ目は1年生のとき。
私はなぜか1年生代表として卒業式に参加し、卒業生を送る挨拶をしました。いわゆる「送辞」です。(当時私の小学校では4年生以上は全員参加、1~3年は学年代表だけ参加という形でした)
「6年生のおにいさん、おねえさん。僕たち1年生は学校内で一番お世話になりました・・・・」この送辞の最初のフレーズは今でも覚えています。

2つ目は4年生のとき。
このとき初めて「仰げば尊し」なる曲を練習しました。今では卒業式で「仰げば尊し」を唄わないことが少なくないようですが、バッチリ昭和だった私の小学校時代では定番です。
1番を卒業する6年生が唄う。2番を送り出す在校生が唄う。3番を全員で唄う。
在校生として参加しながら、初めて体験するこの構成に猛烈に感動したのです。
「これは自分が卒業生になって唄ったらきっと泣く。。」
と、思ったような記憶があります。しかし、実際の6年生のときの卒業式の記憶はあまりありません。4年生での感動は、初めて「仰げば尊し」という名曲に触れたこと、そして、そのときの卒業生、在校生という役割が分けられた「立て付け」にまんまとハマったことが要因だと思います。

「仰げば尊し」は名曲過ぎますが、いわゆる「卒業ソング」ってありますよね。
世代ごとにかなり違いそうですが、ちょっと調べてみました。とあるサイトによると2020年3月現在で以下のような感じです。

■10代
サヨナラの意味』乃木坂46
青春フォトグラフ』Little Glee Monster
(むぅぅ、知らない曲たちです)

■20代
YELL』いきものがかり
旅立ちの日に』合唱曲
(『旅立ちの日に』は今や定番曲らしいですね)

■30代
』コブクロ
さくら』ケツメイシ
3月9日』レミオロメン
(この辺からは結構分かってきます。「3月9日」って、もともとメンバー友人の結婚式のために作られた曲なのでは?と思ったのですが、PVは確かに結婚式だけでなく卒業要素も濃いですね)

■40代
My Graduation』SPEED
遠く遠く』槇原敬之
(なるほど。そう来るか。な感じ)

■50代
卒業』斉藤由貴
卒業』尾崎豊
来ました。私の世代。
急にタイトルが直球です…。
尾崎豊は同世代なのですが、私は「窓ガラス割るなら学校に来なくていいんじゃないか。高校は義務教育じゃないし」と思ってしまっている派だったので、この曲をシミジミと聞けるようになったのは大人になってからでした。
唄的には同じ「卒業」でも沢田聖子の「卒業」が好みです。

世代を広げると、ユーミンの「卒業写真」、松田聖子の「制服」、ハイファイセットの「Good-bye school days」など、卒業ソングは名曲揃い。
私自身がこの時期聴きたくなるのは、「ふきのとう」の「やさしさととして思い出として」。
最近もまた聴いています。

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足がつる!

2020-03-25 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生余合です。
今回は私のブログで3回目の山紀行です。
3月に入り、新型コロナで世の中が喧しい中、「人の来ないオープンスペースに行くなら大丈夫だろう」とかねてから相棒と計画していた新潟の日白山に行く、つもりでした。
山は山で今年は更に天候不順で雪が少なく、宿屋に予約の電話をすると「どこ登るの?日白山?もう雪が少なくて登れないよ」とのこと。「えっ・・・。また考えて電話します」と愕然として電話を切ろうとすると向こうでも「あっ、ちょっ・・」と何か言いたげな声を耳から離した受話器から漏れ聞きながらガチャンと切りました。宿のおじさん、ただでさえ客が少ないのにいつもの「顧客本位」の営業姿勢がつい出てしまって、久しぶりの客から掛かってきた予約電話を切られてしまい、「しまった!」と思い直した末の「あっ、ちょっ・・」だったのでしょう。宿のおじさんごめんなさい、来年また行きますから。
ということで、急遽方針変更でいつも練習に登っている丹沢へ。今回は1泊で行くことにしました。コースは神奈川県渋沢・大倉口から塔ノ岳、丹沢山まで行って一泊。翌日丹沢山から蛭が岳を経由して東野に降りバスでJR藤野に抜ける20Kmです。
大倉から塔ノ岳は、通称バカ尾根と言われている階段だらけの道で(丹沢は全般的に階段が多いですが)これまで30回も40回も登っているので1月初旬以来ろくに山に行けていない私でもまあ、多少息が切れる程度だろうと思っていたのが大間違い!確かにテントこそないものの、上で飲む酒やら食い物やらで夏場に行くのと同じ重さのリュックに太ももが悲鳴を上げ、塔ノ岳間近で階段を1段上がるのにいたい痛い!
日頃スクワットやリュック背負ってのウォーキングで、頻度的には練習しているつもりでしたが、やはり本番の山自身に行く頻度が少ないと強度が足らず、老化スピードを落とせていないことが如実にわかりました。足の「つり」にはテレビで薬の宣伝もやっている「ふくらはぎ」の「ピキーン」は私のような年齢になるとご経験された方も多いと思いますが、太ももがつるのも相当痛いですよ。この足の「つり」、どうもどうして起こるのか、特にどうして一時的にあれほど痛いのかは本当のところはわかっていないらしいのです。マグネシウムやカルシウムといったミネラル不足や寒さなどからくる血行障害、脱水症状などが原因の一つだろうと言われていますので、私も最近は登る前にマグネシウムの錠剤を飲むようにしていましたが、今回はダメでした。やはり、山そのものにもう少し足繁く通わないとどんどん弱くなることがわかりました。
年齢を重ねるということは、自分がこれまで経験してきた以上の頻度X強度でトレーニングしないと老化に負けてしまうということなのでしょう。一方で、やりすぎると関節や筋肉そのものを壊してしまい、それを治すのに若い頃の倍の時間が掛かるので、その間練習ができず倍返しで衰えてしまう。なんでもそうなのでしょうが、横軸に死ぬまでの時間を取り、縦軸にトレ-ニング量を取って日々のトレーニング量を時間で積分した面積が最大になるように、あるときは「明日でいいや」ではなく「今でしょ」と重い腰を上げて山へ行く。ある時は「ちょっと膝が痛いけど行っちゃえ」を我慢して「後3日休もう」と自重する。このバランスを意識的に行うことが年を取ることだ感じた今回の山旅でした。
追伸
今回は泣きっ面に蜂で、下山後つった足を揉み解す温泉もコロナのおかげでどこも臨時休館。
ボロボロでの帰宅でした。

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稼プロ!のネットワーク

2020-03-24 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。事務局の水口です。

新型コロナウィルスが生活に大きな影響を与えています。
マスクやアルコール消毒を心掛けて、感染拡大を抑えていきたいものです。

現在、会社から新規事業のアイデアを求められていることもあり、新規事業を考える日々を送っています。新規事業は、世の中にない商品・サービスを新たにつくる「0→1(ゼロイチ)」。0からアイデアを創り、練り上げていくのは大変です。こういうときは、自分の情報アンテナを拡げることが大切ですよね。でも、自分だけで考えても、なかなか思うように進まない・・・。なんてことありませんか!?

こういうとき、稼プロ!のネットワークを意識してみることをお薦めします。稼プロ!OBには、様々な分野で活躍している方が大勢います。稼プロ!に在籍している皆さんには、このつながりを大切にしていただけたら、幸いです。

私は、新規事業アイデアを考えるにあたり、思い浮かべた稼プロ!OBは村田茂雄さん。以前、稼プロ!講義で登壇されたこともありました。私は、いま村田さんが昨年出版された「起業アイデア3.0」(秀和システム)を本棚から改めて手に取って読みながら、新規事業アイデアを練っています。

書籍を読んで大事と感じた点を、ご参考までに3点ご紹介いたします。

1.これまでにないアイデアを見つけるためには、「なぜ」を繰り返す。

→商品やサービスが、なぜこのような構成や流れになっているのか、常に問いかける。

2.ゆるぎないwillやmustを確立する。

→起業アイデアの創出では、willとmustを確立することが大事。(willはやりたいこと、実現したいこと。mustは、わたしがやるべきこと。使命感。)それを実現するために、canを考える。(キャリア形成には、will、must、canの重なるところを目指すのが大事といわれている。)

3.起業アイデアの型を活用する。

→起業のアイデアを、「誰の(顧客)」「何を(課題)」「何で(解決策)」「どのように(提供方法)」「誰から(収益化)」の5つの要素で考える。この要素の1つを変えるだけで新しいアイデアとなる。したがって、プロダクトアウトやマーケットインからの発想だけでなく、競合の商品・サービスから発想(上記の型に当てはめたのち、どう要素をシフトするかを考える)する。

※ご興味のある方は書籍をご覧になってくださいませ。

今回は、あくまでも1つの例かもしれませんが、稼プロ!に入ったからこそ、村田茂雄さんともめぐりあえたのだと思っています。

中小企業診断士を志し、稼プロ!に入塾し、皆様にお会いできたのも、まさにご縁ですね。
これからも、このネットワーク・つながり・ご縁を大切にしていきたいと考えています。

引き続き、よろしくお願い致します。

稼プロ!事務局 水口淳一郎(16期生)

 

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人生において確実なもの・・・それは

2020-03-23 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さんこんにちは
稼プロ!19期の森(宏)です。

今日のブログテーマはネット上で以前から話題になっていた「100日後に死ぬワニ」についてです。

つい最近3月21日に100日目を迎えたので、ネット上のニュース等でも改めて記事になっていましたね(いろいろな意味で)。といってもご存じない方には何のことやらとお思いでしょうから、簡単に紹介させていただきます。

3月21日から遡ること100日前、イラストレーターのきくちゆうき氏(@yuukikikuchi)がTwitter上で開始した基本4コマ漫画なのですが、毎回4コマの最後に「死ぬまであと〇日」というカウントダウンが入る設定で、主人公(擬人化されたワニ)が死ぬまでの100日を1日1話で綴るという企画ものと言えば企画ものです。私自身は途中で話題になっているのを知って、面白いことを考えるなあと思いましたが、基本連載ものとかドラマとか続きモノをリアルタイムで追うのが苦手なので(待つのが面倒なので)、終わってからまとめて見ようと思って、一気に読んでみました。

話は、ワニがただテレビを観ていたりラーメンを啜るだけの日もあれば、100日より後のイベントを心待ちにしたり、周囲が就職や好きなことを始めていく中、特にやりたいこともなくフリーターを続けるワニ、想いを寄せるワニ(雌)に告白するかどうか悩むワニなど、当然100日後に死ぬことを主人公のワニは知らないので、ほとんどの日々は無為に過ごしていきます。オーディエンスとしては、「志村!うしろうしろ!」(古い!)みたいな気持ちになります。

「余命〇日のナントカ」みたいな映画なら、お涙頂戴的な展開もあるのでしょうが、Twitterでバズるときは、オールドメディアが押し付けてきたステレオタイプへのアンチテーゼの要素があるものがウケる気がします。

ドイツの哲学者ハイデガーは、自分の「死」を意識する(近づける)ことで、自分本来の生を生きることができる、と言いました。自分だけの、1度きりの人生。いつ死ぬかわかっている、あるいは常に死と隣り合わせの状況であれば、世間の雰囲気や誰かの言われるままに流される人生ではなく、自分の生きるべき人生を生きようと考えるであろうということ。
人の人生で一番確実なイベントは「死」、なのに人はそれを遠ざけて(考えないようにして)生きている(だから本来的じゃない生き方をしている)、ということへの説教ですが、ワニの話もこういうことを考えてほしいということなんだろうと思います。まだこの作品が始まった時点では新型コロナは話題にもなっていなかったわけで、人生あるいは世の中突然何が起こるかわからない、という意味では非常にタイムリーだったなと思います。

さて、ポジティブな話題だけではなくネガティブな話題にもなっています。
100話目と同時にいろいろ映像化や書籍化、グッズ販売などが発表されたため、それにクレジットしている某大手広告代理店が企画段階から関わっていたのではないか、ということで炎上してしまったのです。
真偽はわかりませんが、個人的には広告代理店が後で話題に乗っかっただけだと思います。たしかに「よくできた企画」だったので大手の手口を疑われるのも仕方ない感じではありますが。発表のタイミングが悪かったですね。

すぐに読めてしまいますので、何かの待ち時間などに良かったら読んでみてください。(まとめはコチ

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セーフティネット4号・5号と危機関連保証、借りやすいのは?

2020-03-22 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。19期生の堀川です。

コロナウイルス、国内では学校が再開するところもあるなど出口が近づいてきたように感じるこの頃ですが、中小企業の資金繰りはひっ迫した状況が続いています。

信用保証協会のコロナ関連制度については、繁野さんが3月11日の記事に書かれておりましたが、改めてざっくり説明するとともに、実際どれが借りやすいの?ということを書こうと思います。

セーフティネット保証は1号~8号まであります。4号は地震や台風など災害が起こったときに、災害を受けた地域(県や市町村など)が指定され、その地域に事業所があれば認定を受けることができるというもの。今回は全国ですので、売り上げ減少要因を満たせば国内の事業者は誰でも使えます。5号は不況業種が指定されるもので、大体3か月ごとに業種の見直しがされています。3月11日に40業種、13日に316業種が追加されました。

危機関連保証は平成30年4月に施行された制度で、今回初めての発動です。セーフティネット保証が2階建て(通常の保証枠とは別枠280M)なら、危機関連保証は、3階建て(さらに別枠280M)といわれています。

 

さて、どれが借りやすいかですが、簡単にポイントをまとめると以下のようになります。

①セーフティネット4号

全業種対象、100%保証、売り上げ減少要件△20%(最近1か月)

②セーフティネット5号

業種指定あり、80%保証、売り上げ減少要件△5%(最近3か月)

③危機関連保証

全業種対象、100%保証、売上減少要件△15%(最近1か月)

 

ズバリ、①のセーフティネット4号です。

理由は2つ。100%保証で金融機関の負担がないため融資を受けやすい。(80%保証というのは、代位弁済金の20%は金融機関が負担することになる)

もうひとつの理由は、③危機関連保証は金融機関にモニタリングの義務があるからです。事務コストが増えるので敬遠されがち。(といってもそれを理由に断ることはありませんのでご安心ください)

 

金融機関担当者目線でいえばダントツ4号ですが、地公体によっては制度融資との併用や利子・保証料の補給がある場合もあります。そうなると一概には言えませんので、調達コストも考えたうえでご検討くださればと思います。

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