こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。
コロナウイルス感染症拡大の影響が大きくなり、先の見えない深刻な状況となってきております。巣ごもりする時間が増えておりますが、そんな時だからこそ、できていなかったことを片付ける機会と考えて取り組んでいこうと思います。
さて、企業診断ニュースの3月号で、企業内診断士の特集が組まれていました。診断士のうち、企業内診断士が約半数を占めるので、企業内診断士の活躍のあり方というテーマは関心が高いのだと思います。
この特集では、企業内診断士のキャリアの方向性を、「企業内」「副業・兼業」「転職」「独立」の4つに区分して、それぞれの分野で活躍している人の紹介をしております。
新しく資格を取得した人は、これからどのように資格を活かしていこうか期待に心膨らませている時期であり、また、2年目~5年目の方にとっては、ひと通り診断士ライフを経験して、次のステップに踏み出す方向を立ち止まり、改めて考え始める時期かなと思います。
その新しく踏み出す活動の場のひとつとして、「稼プロ」という選択肢をお奨めしたいと思います。
その理由は次の3つとなります。
① プロコン・企業内問わず、社会人に必須である基礎技能(診る・書く・話す・聴く)に対する質の高い講義である。
② 自らのキャリアプランについて、年間を通して振り返る機会がある。
③ 自らのロールモデルとすべき、卒塾生のネットワークがある。
下記は経産省の『「人生100年時代の社会人基礎力」と「リカレント教育」について』という報告書からの資料となります。
稼プロはここのOSの部分についてのトレーニングであり、そして、卒塾後には、アプリとなる専門スキルを身につけるための場が豊富に揃っているという、正に診断士会のパラダイス的な場となります。
社会人としての経験を積み、診断士試験を突破した方ですので、アプリである専門技能に興味が向かうと思いますが、改めて、OSの部分に着目し、振り返る機会をもつことは、100歳まで走り抜けていく、エンジンに仕立て上げる絶好の機会になると思います。
さて、アンケートに話を戻しますと、気になる点として、診断士資格を取得して、「特によかったことは何もない」と答える割合が15%ほど存在することです。データでみる中小企業診断士2016のアンケートでも、「勤務先、関係先の処遇に変化はなかった」と答えた割合が30%ほど存在しています。「折角苦労して取得した資格なのに」と思える状況ですよね。中小企業診断士という資格を広く知ってもらう、評価されるようになることこそ、診断士の活躍の場を拡げることにつながるのでは考えています。
その一つの解として、「企業内で活躍する人材を輩出する」というコンセプトに、稼プロの兄弟マスターコースとして、「企業内診断士次世代リーダー養成マスターコース」というものを立ち上げ、今年第6期生を募集いたします。企業において、診断士で得た知識を活用し、マネジメントを実践する。リーダーとして人や組織を動かすために求められる知見や思考を、講義とケーススタディをとおして学ぶものとなっております。企業の中で、豊富な情報とリソースを活用して、ビジネス体験を積み重ねることは、来るべき独立においても貴重な財産になるだけでなく、中小企業診断士の知名度を高めていくことになると考えております。
これから、稼プロ・企業内診断士次世代リーダー養成マスターコース・経コン塾の合同の説明会なども開催していきます。今後の企業内診断士のキャリアを考えるうえで、ぜひ検討のひとつとしてみてください。
説明会のリンクはこちらとなります。