読者の皆様、こんにちは。
22期生の柴山宗馬です。
この度、最終講義を終え、無事に卒塾できる見込みとなりました。
社会人1年目で心身の調子を崩し、2年目は勤務先に集中してリハビリの日々を送ったうえで、
ならば3年目は心技体の土台作りに励もうと稼プロ!入塾を選択した私にとって、この卒塾は社会人生活リスタートの象徴として一生残る物になります。
当初はそもそも通い続けられるかの不安からスタートしましたが、セルフマネジメントに多少苦戦こそすれど、辞めようとは一度も思うことなく走りきりました。
完走できた最大の理由は、稼プロ!という場が、多少強引な行動やそれによる失敗を受け入れるセーフティゾーンであったことです。
それにより、試行⇒自己観察⇒内省⇒仮説⇒検証(次の試行)...とOODAループ的な自己修正を安心安全に継続できたように思います。
さて、ここでは私の担当の最終回として、社会人生活のリスタートにあたり、最初に持ち込む心構えを簡単に整理させてください。
それは、すばり「三意を持って太陽を狙った結果のお布施である」という基本の教えです。
この理念が、1年間の自己修正の中で人間として懐を広げ、心技体の土台を作るにあたって大きく作用しました。
今までは、私自身はもちろん、他者の思想や行動に違和感を覚えたとき、その違和感を理解するのに難しさを感じていましたが、
① 姿勢として、三意(熱意、創意、謝意)が欠けていないか?
② 進め方として、太陽を外していないか?(物事の要素と関係性の本質、優先順位を見誤っていないか?)
③ 求める結果として、お布施(≒先義後利)の逆を設定していないか?
この3つの問いを軸にすることで、ロジカル偏重ではなく、人と人との営みであることを踏まえて違和感の正体を掴み、
自分の落としどころを見つけやすくなっているように思えます。
不易流行の考え方を借りれば、この問いが不易の心構えであり、心構えを価値に変換するためのテクニック論が流行でしょう。
繰り返しになりますが、稼プロ!を卒塾し、「三意を持って太陽を狙った結果のお布施である」という理念を持ったことを
社会人生活リスタートの象徴として次へと進んでいくことにいたします。
事務局、講師、OBOG、同期の皆様、1年間大変お世話になりました。
ここに心より感謝申し上げて、締めといたします。
ありがとうございました!
いろいろ悩み足掻いた(という表現は間違っているかもしれませんが)3年間だったんですね。でもひとつの到達点にこれたのは時には休みつつも柴山さんが前を向こうとしていたからじゃないでしょうか。そして診断士として知り合った多様な人とのつながり。変な結論ですが、診断士っていいですよね!
頑張りすぎてしまう傾向があると思いますでの、適度なところで方の力を抜いてくださいね。
社労士的な言葉でいえば、稼プロ!は柴山さんにとって「心理的安全」が提供することができたば場所になったのではないでしょうか。ぜひ、卒塾してからも顔を出してくださいね。