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座右の銘 なんですか

2024-04-30 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。23期生の松田です。

一昨日は最終講義でしたね、つい最近入塾したばかりと思っていたのに、、、早いものです。
講義はなくともブログ投稿の機会はまだ数度あるので、振り返りは次回以降として、今回は今まで同様に日常生活からのトピックスで綴りたいと思います。

新年度スタートにあたり、座右の銘を添えて自己紹介すること、多くありませんか?私も今月で出向元、出向先とも組織が変わり、カバーする範囲が広がることもあり、何度かしています。私は、30年近く“人間万事塞翁が馬”を座右の銘としていました。「幸福や不幸は予期できず、何が禍福に転じるかわからない」という意味で、物事に一喜一憂、右往左往せずに泰然と振る舞いたいという意思を込めて就職活動時に策定しました。しかし、その後の転職三昧の経歴、資格取得しての診断士活動等この言葉を具現化してしまい、「今後の」自分の指針としてもっと適切な言葉を新たに座右の銘にしたいと思い、今月から“不易流行”に変えました。

この“不易流行”、恥ずかしながら、稼プロの塾長講話で初めて知りました。先週末の中央支部カンファレンスでスクエアエニックスの元社長の松田さんも引用されているほど有名な言葉のようです。「いつまでも変化しない本質的なものを忘れず、新しく変化を重ねているものを取り込んでいく」という姿勢が、ビジネスモデルの変革が急務の現職の経営環境や、今まで勤めていた会社で得意としていた領域に弱い、現職での事業環境を担当する自分を奮い立たせるために重要なことだと感じております。漢字四字ですっきりしているところも素敵で、ご紹介をいただいたことに感謝し、会社関係者にも浸透させていきたいと思います。

新年度を迎え、皆さんにも改めて問います。
【皆さんの 座右の銘は 何ですか?】
こういうのは新年度らしくていいですね。イチローさんや本田圭佑さんなど著名なスポーツ選手は、常識を逆説的にとらえた印象的な言葉を多数残されていますので、こういうのを掲げるのも興味深いです。

漢字四字の座右の銘といえば、私が新社会人となった頃、社内報の新入社員紹介コーナーで座右の銘を宣言させられたことがあります。私は上述の通り塞翁が馬を選択しましたが、どうやら同期のTさんがかなり憤慨の様子。曰く、“七転び八起き”で提出したとのこと、なるほど、どんなに転んでも最後には立ち上がろうという姿勢がフレッシュな新人らしくていいと思ったのですが、刷り上がった紙面では、“七転八倒”に変換されていました。“び”や“き”のフリガナを忘れたこと、“起”の字が相当に汚かった(当時は手書きで提出でした)のと、学生生活ラグビーで鍛え上げた迫力満点の紹介写真が、人事担当者の「起→倒」の思い込み変換を誘発したのでしょう。ちなみに意味は「苦痛のため、のたうち回ること」。

幸先の悪い社会人人生のスタートを切った、Tさんは人事に問い(正し)ました。
【この言葉 座右の銘 なんですか?!】
中学英語で学習する疑問文みたいな問いです。同じ論調で回答すると、答えは、「いいえ、それは座右の銘ではありません。それは、苦しんでいる態様です。」ですね。

ここで、最近音楽鑑賞を趣味としているので、上述の座右の銘の意味をより豊かに表現してくれるテーマソングのご紹介で、二つの事例を彩りたいと思います。

前半の不易流行は、令和という変化の激しいVUCA時代をいかに進むかというテーマであり、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」からスガシカオのProgressで。「ずっと探していた 理想の自分って・・・」本当にその通りで、人生は常に自分探しの連続ですね。「自分が歩いて生きたこの道のりこそが“ジブン”」、キャリアプランについて深く考え、決意表明をしてきたからこそ、深い歌詞です。そう振り返られるように、今を過ごしていきたいし、過ごさないといけません。

後半の七転八倒は、どんな環境でも生きていく人へのエールで、フジテレジの「ザ・ノンフィクション」から、サンサーラを。歌手は武骨に力強く歌い上げる竹原ピストルで。「生きてる 生きている」この言葉だけで、八勝七敗で勝ち越すという心構えから、十五戦全敗の苦闘の表現での入社を余儀なくされたTさんの背中を後押しします。「生きることはサンサーラ」ただ、サンサーラって和訳すると輪廻転生と出てきます。七回転んで、八回倒れたのに起き上がれなかったことになる・・・。気付かなかったことにします。

というわけで、次回皆様と会うのは卒塾式ですね。
卒塾式もスタートでもゴールでもなく、“ジブン”作りの過程の一環として、不易流行を意識して胸を張って通過して、七転八倒しながらも力強く生きていきましょう。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (須藤佳代)
2024-04-30 13:20:40
座右の銘を通して、自分の指針を改めて考えるのは、とても良いですね! 私もしばらく「永遠に生きるかのように学べ!明日死ぬかのように生きろ!」のままなので、考えてみます。
座右の銘にテーマソングを合わせるとは、とても面白い試みです、さすが松田さん!
Unknown (杵渕竜也)
2024-04-30 17:59:57
私は逆に歌の歌詞の一部が座右の銘なので、すでに曲がついてます。
「思ったときがふさわしいとき」
思い立ったが吉日と似ていますが、私はこっちのほうがやる気が出ます。
Unknown (種本淳利)
2024-04-30 18:30:50
七転八倒のくだりで笑ってしまいました。流石ですね、松田さん。
Unknown (永岡伸一)
2024-04-30 20:20:23
座右の銘です。決意表明のテンションあがっていたときなら、「鼻血を出しながら、バケツに水をくめ!」と答えたと思います。世間の共感は得られないでしょうが…。
Unknown (松田)
2024-05-01 08:47:25
須藤さん
 コメントありがとうございます。
 意外とハードなテーマ設定ですね。
 そんな須藤さんにこそ、「サンサーラ」がお似合いかも。すいません、サンサーラにハマっていまして。
Unknown (松田)
2024-05-01 08:50:32
杵渕さん
 コメントありがとうございます。
 ブルーハーツですかね。彼らはとてもシンプルな歌詞でハマる人多いですね。
 私はリンダリンダではなく、瓶だ瓶だでビールを飲んでいた平成初期が偲ばれます。
Unknown (松田)
2024-05-01 09:04:56
種本さん
 コメントありがとうございます。
 先日、ダジャレが多いと指摘いただいたので、ダジャレよりオシャレに気を使いたいと思います。
 ん、こういうところがダジャレか、、、。
Unknown (松田)
2024-05-01 09:06:42
永岡さん
 コメントありがとうございました。
 勘違いしてバケツ一杯に鼻血を出すのかと思いました。
 致死量ですので出す量は程々にしましょう!

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