みなさん、こんにちは。講師の富岡です。
私は昨年10月、東京都が主催する
「外国人おもてなし語学ボランティア」という研修を
受けました。このブログでも以前お伝えしました。
街で困っていそうな外国人がいたら声をかけて
助けましょう、というボランティア活動なのですが、
研修後どう実践したかのお話です。
その1.2019年10月26日
銀座1丁目交差点にて。白人の夫婦。
地図を見ているが、自分がどこにいるかわからないとのこと。
地図を正しい方角に合わせ、われわれのいる場所を
教えてあげました。
その2.2019年11月13日
JR新橋駅、山手線・京浜東北線のプラットフォームにて。
黒人の女性が困っていました。「西大井駅」に行きたいとのこと。
西大井は自分もなじみのない駅で一瞬戸惑いましたが、スマホで
調べてみました。JR横須賀線の駅で、新橋から直接行けるという
ことがわかりました。ただしプラットフォームは地下にあります。
エレベーターで地下に降り、横須賀線に乗るように助言しました。
その3.2020年1月16日
地下鉄三越前駅。白人の夫婦が困っていました。
スマホを見せられこの住所に行きたいけどわからないと。
そこには「Nishi-Kojiya 〇‐〇」と書いてありました。
皆さん、わかりますか? わからない人もいるでしょう。
私は幸いなことにわかったのです。大田区西糀谷です。
私も大田区住民だし、糀谷の商店街を支援しているので。
最寄りの駅も地図で見て京浜急行の大鳥居だとわかりました。
今いる三越前から大鳥居までのルートもすぐ頭に浮かびました。
しかし・・・・・!
それを英語で説明するのは難しい!
というか、日本語で日本人に説明するのも難しいかもしれません。
なぜなら京浜急行はいろんな行先の電車があって複雑なのです。
しばらく考えてこう言いました。
「一緒に行きましょう。自分のウチも方向一緒なので」
ということで、京急蒲田の駅までは一緒に行き、そこで
「羽田空港行きに乗ってください。2つ目の駅が大鳥居です」と
言って別れました。彼らにはとても感謝されました。
今回わかったこと。
東京も英語表記や駅に番号をふるなど工夫しているので、外国人も
大概なことはわかるのでしょうが、今回の西大井や大鳥居など
ローカルな場所についてはわかりづらい。ただこれは日本人にとっても
同じことのような気がします。
これからもこの活動は続けていきますが、自分もわからないことを
訊かれることが多分あると思いました。でもその際はあわてず、ほかの
日本人(例えば駅員さん)に助けを求めればよいと思いました。
また複雑な内容であればメモを書いて渡してあげてもよいと思いました。
富岡 淳
積極的なアクションが本当にすごいです。
ブログを読ませていただき、新橋の横須賀線以外にも「メジャーな駅の分かりづらい路線」は手厚いフォローが必要な感じたしました。例えば、京王線、京王新線、都営新宿線が微妙な差を出しながら入り組んでいる新宿とか・・。
それにしても西大井や西糀谷など外国人の行き先も多様化してますね。その辺に宿泊先の民泊とかビジネスホテルとかがあるのかもしれませんが
ご紹介の3つ目の例のように、丁度そこへ行く人がいると教えてくれるアプリとかがあるといいかも、と思いました。
「丁度そこへ行く人がいると教えてくれるアプリ」
これ!よさそうですね(^_-)-☆