皆さん、こんにちは!
22期生の稲吉勝範です
11/19-20で初滑りに行ってきました。
いよいよシーズン始まりです。
毎年、講師をお招きして、この時期レッスンして頂いております。
場所は軽井沢スキー場。アウトレットがあるところです。
スキーそのものではなく、少し診断士目線(PESTっぽく)で考察してみました。
①グローバルな流通
昨年は全くと言っていいほど、外国人はいませんでした。
しかし、今年は、全体の2~3割くらいが外国人といった印象です。
(おそらく)韓国、中国、台湾、欧州の方がいました。
また、年齢層も低く、着ている服見ると、かなりの富裕層であることが想像できます。
コロナ感染が少し下火になり、世界で人の流通が始まっている象徴だと感じました。
第八波の予兆もありますが、確実に経済が回り始めていることを目の当たりにしました。
②インフレ影響
物価高の影響を受けています。
昨年のリフト1日券は4500円くらいだった気がしますが、今年は6000円でした。
ランチでは、カルボナーラが1500円ほど。大盛で1900円ほど。去年こんなに高かったっけ?
と会話しながら食べていました。
スキー場はエネルギー高の影響を大きく受けているのでしょう。
また、スキー板、ブーツも軒並み値上がりしており、上から下までそろえると30万円はいくのでは
との勢いです。
多くの方に、リーズナブルにスキーをしてもらうことを強く願います。
③技術向上
軽井沢スキー場は、全国でも早くオープンするスキー場のひとつです。それが故に、多くのマニアスキーヤー、ボーダーが集まります。
はやくオープンできる理由は、人工雪を効率的に造るマシンがあるからです。
人工雪は、大きく「降雪機」か「造雪機」で作ります。
「降雪機」は水を霧状にして吹き出し、結晶化させます。ですので、気温がマイナス2度以下に
ならないと人工雪を作れません。
一方、「造雪機」は、造雪小屋で雪を作り、ゲレンデに太いホースを通して運びます。外気の影響をあまり受けずにゲレンデができあがります。
普通のスキー場は降雪機が何機かありますが、軽井沢スキー場のように造雪機があるスキー場は珍しいです。
造雪機は非常に高価で、1機9000万円するようです。ちなみに、降雪機は1機1000万円前後。
軽井沢スキー場には造雪機が8機、降雪機が195機あります。(リフト券が高い理由がそこにあります)
技術の向上により、暖冬でもスキーができる環境とも言えます。
軽井沢スキー場は、立地に甘んじることなく、比較的高所得者をターゲットとして、高品質のゲレンデを提供するビジネスモデルを確立しているようです。
このモデルによりインフレの脅威にも対応できるていると感じました。
初滑りでしたが、単に滑っているのではなく、少し診断士脳(?)を使って過ごしてみました。
以上です。
機械の話も初めて知りました。勉強になります。それにしても設備投資が桁違いですね。
たまに復帰したくなることもあるのですが、
気軽に行くのは難しそうですね、、、