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公的支援で診断士の仕事が広がっています

2013-02-08 23:19:29 | 12期生のブログリレー
12期生の皆様

田中です。今日は下諏訪に行っていました。
本当に寒い日でしたね。諏訪湖も凍っていました。

それはさておき、現在、信用金庫の職員を対象とした研修事業を行っています。
これは、経済産業省から補助金をもらって、東京協会が行っている事業で「高度実践型支援人材育成事業」、東京協会では、通称「虎の穴事業」と呼んでいます。
目的は、信金の職員に、中小企業に対する実践的なコンサルタント能力を習得してもらい、経営支援機関の多様化及び活性化を図ろうとするもので、金融円滑化法の終了に伴う出口戦略の一環でもあります。

「虎の穴事業」という通称は誰が名付けたか定かではありませんが、イメージはタイガーマスクの「虎の穴」で、診断士が日頃行っている企業支援活動の現場に信金の職員が同席し、現場で実践的なOJTを行うことでコンサル能力を身につけてもらうというものです。
今年度(平成24年度)はトライアル的な実施になりますが、東京協会として都内全域からピックアップした7つの信金を対象に研修を実施しています。

私はその中で、青梅市に拠点がある青梅信用金庫を担当していますが、ここも今週から研修が始まりました。
この後、3月中旬までに延べ13回の研修が予定されており、実務補習の時期とも重なって、2月は完璧に休みがなくなりました。

来年度の中小企業施策の概要が、経産省や中企庁のホームページにアップされていますが、中小企業診断士が係ることのできる事業がいくつか入っており、東京協会として受託を計画している事業もあります。
また、東京都も中小企業診断士の活動に期待をしており、来年度、中小企業診断士を起用する施策が明記されています。
このように、中小企業診断士の活動の場が広がり、社会的にも注目度が上がっています。

前回は、実際に独立して活躍されている諸先輩の講義が有ったように聞いていますが、私の経験では仕事は「取る」ものではなく「来る」ものです。
具体的に言うと、「このような仕事があるけれどやってみないか」という声がかかるのです。
もちろん、そのためには、仕事がどこにあるのかアンテナを高くして情報を取ることや、そのような仕事の機会に遭遇した時に、先方から声をかけてもらえるだけの用意が必要です。
それは何かというと、日頃のネットワークづくりです。

スキルを磨いて注目されることも大事ですが、声をかけてくれる人が、「だれに仕事を依頼しようか」と考えるとき、仕事のスキルそのものよりも、その人の人柄、日ごろの立ち居振る舞い、コミュニケーション力のようなものを重視します。(少なくとも私はそうします)
同じような仲間同士のネットワークだけでなく、先輩診断士や自分には無い専門性を持った人との付き合いも必要です。

もちろん、稼げるプロコン育成塾でのつながりも大事にしてください。

田中敏夫
コメント (1)
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