ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

9月はイベントの季節

2007年09月16日 | ウィーン
休日、なんとなくカメラを持ってウィーンの中心部へ散歩に出かけた。



観光シーズンで混んでいる繁華街のケルントナーから美術館の脇を通り、ブルグ庭園へ。



芝生が綺麗で夏には裸で寝ている人もいたが、今はいない。



庭園内にある有名なモーツアルト像。今日は日本人の観光客も目に付いた。


重厚な新宮殿とブルグ庭園、緑の季節は特に綺麗だ。



庭園を抜けてブルグ門から王宮へ入る。



なんと中はお祭り(収穫感謝祭)で大にぎわいだった。広い敷地内には特設ステージがいくつも設けられ、オーケストラ演奏や農業・林業にちなんだイベントが行われている。どんなイベントでも風船を配るのがウィーン風だと思う。風船無しのイベントは見たことがない。選挙演説でも、消防・防災イベントでも、なんでも。それとビールにワイン。ウィーン郊外にある有名なホイリゲ店が軒を連ね観光客で大混雑している。




皆屋外で飲食することが好き。食べ終わっても席を立たない。


その奥には子ども達のためのスペースがあった。王宮内で贅沢に子どもが遊べるのはウィーンらしいと思う。電気機械仕掛けの遊具はない。全て天然素材であつらえた創造的な遊園地だ。


干し草で作った山。


色々な素材の上を目隠し裸足で歩き、当てるゲーム。

 
木で作ったアスレチック。2歳の息子ではゆっくりとしか歩けない。彼の後続は渋滞となるが、皆さん親切だ。気に入ったらしく何度もチャレンジする。


貼り絵コーナー。
その他、牛の乳搾り、動物コーナーなどなど。もちろん全て無料。

個人的には遊園地よりこの方が好みだ。彼も大勢の子ども達に混じり楽しんでいる。テレビゲームや先端技術とは双角をなすが、自然と触れ合う方が想像力も養うと思う。


帰り道にザッハトルテで有名なカフェに寄る。カフェも旅行者などで大混雑していたが、久しぶりに頂くと美味しい。


帰りのバスの中からも別のお祭りを見た。自宅近くでもやっている。観光に適した気候の今は、ウィーンのお祭りラッシュのようだ。

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