特殊相対論、ホーキング放射、ダークマター、ブラックホールなど

・時間について特殊相対論からの考察
・プランクスケールの原始ブラックホールがダークマターの正体であるという主張
 

8-5・ハーフェレ・キーティングの実験の再検討の4

2024-01-28 01:03:29 | 日記

さてそれで次はドリフト量を0.001から0.01に増やします。

さて今度は「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」で検出可能なほどの時間の遅れがでるでしょうか?

(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.01)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.01)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分

https://ja.wolframalpha.com/input?i=%28sqrt%281-%28%2820*10%5E-7*cos+2x-0.01%29%5E2%EF%BC%8B%2820*10%5E-7*sin+2x%29%5E2%29%29-sqrt%281-%28%2810*10%5E-7*cos+x-0.01%29%5E2%EF%BC%8B%2810*10%5E-7*sin+x%29%5E2%29%29%29%2F%282pi%29+%E3%82%92x%E3%81%8C0%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%92%CF%80%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%AF%84%E5%9B%B2%E3%81%A7%E7%A9%8D%E5%88%86

「表示桁数を増やす」での答えは

1.5001500168787510・・・*10^-12 <--ドリフト0.01

対して

1.5000015000035625・・・*10^-12 <--ドリフト0.001の場合

これを例によってnsに直します。

44.9*60*60*10^9*(1.5001500168787510*10^-12)

https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5001500168787510*10%5E-12%29

答えは

242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01

対して

242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合

242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合

ドリフト0.001に対する増加量は

≒0.024006ns

ドリフトなしに対する増加量は

≒0.0242487ns

ドリフト量0.01Cではまだ「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」では検出不可能の様です。

 

という事で次はドリフト量を0.1C(=光速の10%)まで増やします。

(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.1)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.1)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分

https://ja.wolframalpha.com/input?i=%28sqrt%281-%28%2820*10%5E-7*cos+2x-0.1%29%5E2%EF%BC%8B%2820*10%5E-7*sin+2x%29%5E2%29%29-sqrt%281-%28%2810*10%5E-7*cos+x-0.1%29%5E2%EF%BC%8B%2810*10%5E-7*sin+x%29%5E2%29%29%29%2F%282pi%29+%E3%82%92x%E3%81%8C0%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%92%CF%80%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%AF%84%E5%9B%B2%E3%81%A7%E7%A9%8D%E5%88%86

「表示桁数を増やす」での答えは

1.5151706457336524・・・*10^-12 <--ドリフト0.1

それに対して

1.5001500168787510・・・*10^-12 <--ドリフト0.01の場合

これを例によってnsに直します。

44.9*60*60*10^9*(1.5151706457336524*10^-12)

https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5151706457336524*10%5E-12%29

答えは

244.91218317638757393ns <--ドリフト0.1

対して

242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01の場合

242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合

242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合

ドリフトなしに対する増加量は

≒2.452183ns

増加量がようやく一けた台に乗りましたが、たぶんこれでは誤差にかくれて検出は不可能でしょう。

 

でまあ最後にドリフト量0.2Cの場合を計算しておきます。

(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.2)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.2)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分

https://ja.wolframalpha.com/input?i=%28sqrt%281-%28%2820*10%5E-7*cos+2x-0.2%29%5E2%EF%BC%8B%2820*10%5E-7*sin+2x%29%5E2%29%29-sqrt%281-%28%2810*10%5E-7*cos+x-0.2%29%5E2%EF%BC%8B%2810*10%5E-7*sin+x%29%5E2%29%29%29%2F%282pi%29+%E3%82%92x%E3%81%8C0%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%92%CF%80%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%AF%84%E5%9B%B2%E3%81%A7%E7%A9%8D%E5%88%86

「表示桁数を増やす」での答えは

1.5628254869342246・・・*10^-12 <--ドリフト0.2

に対して

1.5151706457336524・・・*10^-12 <--ドリフト0.1

これを例によってnsに直します。

44.9*60*60*10^9*(1.5628254869342246*10^-12)

https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5628254869342246*10%5E-12%29

答えは

252.61511170804806434ns <--ドリフト0.2C

対して

244.91218317638757393ns <--ドリフト0.1の場合

242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01の場合

242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合

242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合

ドリフトなしに対する増加量は

≒10.155112ns

増加量が二けた台に乗りました。

さてこの量を「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」で検出可能でしょうか?

ページを改めて検討したいと思います。

ちなみに「ドリフト量が0.2C」という事は「太陽系が属する銀河系全体が宇宙全体=CMBパターンに対して0.2Cで移動している状況」という事になります。

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PS:相対論・ダークマターの事など 記事一覧

https://archive.md/VVRTK