今日はもー。なんだか最高にステキな日だった。
家からリサーチをしに大英博物館へ。
電車の中ではがんがんケルト音楽をヘッドフォンで。。
哀愁はちゃんと有るのに、ダレず、きりりと、聴けば聴くほど頭の中は
昔行ったハイランドの荒涼とした丘を飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ。
体はeast londonにいたけど、頭はスコットランドに居たよ。
ただいま。
聴いてたのはスコットランドのトリオ、LOU。
バイオリンと、ギターと、アコーディオン。 よいよーよいよー!
http://www.mplant.com/lau.html
大英博物館では待ちに待ったbabylon展が。
今私がやってる図書館プロジェクトで調べた最古の図書館
ニネベ図書館は正にそのバビロン、アッシリアの時代。
ニネベ図書館はアシュバニパル王だったけど、この展覧会で
フューチャーされてるのはその後の王、ネブカドネザル。
ちょうど聖書のイザヤ書とか、ネヘミヤ書ともつながって
倍面白かった。解読されている楔形文字の石盤
(アシュバニパル王はこの石盤を集めて図書館を作っていたのだよ!)
を読み上げてくれるオーディオ設備も有り、中には旧約聖書のダニエル書で、
ダニエルがネブカドネザル王の夢解きをする場面が有るんだけど、
その夢解きの仕方が書かれている石盤もあったりで、かなり面白かった。
あとは、なんと言っても世界の七不思議
(これは古代ギリシャの文献に書かれてたのをさすんだってさ!)に数えられてた
空中庭園や、一部の人にはバビロンにあった建物じゃないかと言われてる
(わたしはもっと前だと思ってるけどさ)バベルの塔についての考察、また、
それをモチーフとした西洋美術にもちょこっと触れてたりと、
とにかく図書館プロジェクトのコンセプトの根を固めるのに
大変大変実の多い展覧でした。
おおー、うれしーぞー。
babylon展が込んでいて、入場まで時間があったので
新しい写真を頭にinputしに久しぶりの本屋めぐりをば。
出会ってしまった本。
if there ever was -a book of extinct and impossible smells.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/cb/8fd45a74669251a789e517ba0472e6e5.jpg)
出会う本ってのは、題名でやられるよね。やられた。
中はこんなの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ab/85e4d18cb50187e465bd79b0293d0a32.jpg)
本のあり方はもとより、何たって美しい。大きさも、表紙も、もじもすべて。
そしてなんと贅沢な事に全般活版印刷。手で触って味わえるすてきすぎな本。
見えなくて、手に触れない匂いを、本という物体に閉じ込めること、
でも、その匂いはextinct and impossible、
もう、居なくなってる匂いたちっていう、二重のパラドックス。
なんだか見えない知識を物体化してる本、
そして文字として存在できなかった知識たち、書かれなかった、
あるいは文字を持って生まれてこなかった言語の知識たちをも
ストックしている設定の、図書館プロジェクトに
つながってくるんじゃないのーーー???とわくわくして衝動買い。
家についてから、調べてみると、
アートとしての匂いを扱ったエキシビションがあったらしいんだけど、
どうもそのカタログらしい。
左に文章が。なんと右の紙からは色んな香りがする。(若干似てるけど。。。)
花の香りから、ヒロシマ、太陽、コミュニズムなんてのも。
この展覧会に日本人のアーティストさんも参加してました。
ブログを見つけたので貼付けちゃいましょう。
もんのすごく、楽しい事してるよ。
上田麻希さんと言う匂いを扱うアーティストさん。
http://witch-lab.blogspot.com/search/label/%5BIf%20There%20Ever%20Was%5D
なんだか、とても勉強になりました。出会ったよ。
しかもなぜか、この本、写真のコーナーにおいてあった。
嗅覚で、絵を見るってことか。もしくは、嗅覚からイラストレートする。
もう一つ、ステキな本をば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/77/b428c6d65d331c9304eb7e6372e30c34.jpg)
大好きでたまんない本、コーネルの箱を書いた詩人の
チャールズシミックの詩集、かかし。
彼の詩集は日本でもステキな翻訳で出てます。
いい。とても。とてもとても。
モノを詩の中に置いて、モノに語らせる詩人。セルビア生まれ、アメリカ在住。
スロバキアの詩なんかも訳して出版してる。
卒論終了時から続いてる、絵以外にインスパイアされるって波が、
未だ続いております。いままでは、ずっと絵や写真から、
つまりビジュアルからしかネタ(とゆーのか?)を拾って
これなかったんだけど、前からそれに関してはどーにか打破しなきゃなあというのが
課題だったわけですが、なんとか、その壁を少しずつ乗り越えられる気がしてきた。
次に行くんじゃないかってわくわくしてるよ。
音楽なんかからもインスパイアされる事は、はっきり言って皆無だった訳だし。
今日はそんな妄想ヴォヤージュができてとてもとても発見だった!
文字も、結局別に英語がうまくなってる訳じゃないから、わかんない言葉だらけだけど、
だから結局スキミングしてるだけなんだけど、
(それは日本語読むときも大して変わんないかも。。。)
つまり超斜め読みなんだけど、それでもねー、うれしいんだよ、
そこから色々いいもの拾えて来れる気がするんだ。
最近の落書き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8c/27afd1667329c3fac07fc4f8bef684cc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/db/86affc61c2d3ceb46b1b911e2941b790.jpg)
そしてまたこんな事してたら夜は更けてゆく。。。むー。。
おやすみ。
家からリサーチをしに大英博物館へ。
電車の中ではがんがんケルト音楽をヘッドフォンで。。
哀愁はちゃんと有るのに、ダレず、きりりと、聴けば聴くほど頭の中は
昔行ったハイランドの荒涼とした丘を飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ。
体はeast londonにいたけど、頭はスコットランドに居たよ。
ただいま。
聴いてたのはスコットランドのトリオ、LOU。
バイオリンと、ギターと、アコーディオン。 よいよーよいよー!
http://www.mplant.com/lau.html
大英博物館では待ちに待ったbabylon展が。
今私がやってる図書館プロジェクトで調べた最古の図書館
ニネベ図書館は正にそのバビロン、アッシリアの時代。
ニネベ図書館はアシュバニパル王だったけど、この展覧会で
フューチャーされてるのはその後の王、ネブカドネザル。
ちょうど聖書のイザヤ書とか、ネヘミヤ書ともつながって
倍面白かった。解読されている楔形文字の石盤
(アシュバニパル王はこの石盤を集めて図書館を作っていたのだよ!)
を読み上げてくれるオーディオ設備も有り、中には旧約聖書のダニエル書で、
ダニエルがネブカドネザル王の夢解きをする場面が有るんだけど、
その夢解きの仕方が書かれている石盤もあったりで、かなり面白かった。
あとは、なんと言っても世界の七不思議
(これは古代ギリシャの文献に書かれてたのをさすんだってさ!)に数えられてた
空中庭園や、一部の人にはバビロンにあった建物じゃないかと言われてる
(わたしはもっと前だと思ってるけどさ)バベルの塔についての考察、また、
それをモチーフとした西洋美術にもちょこっと触れてたりと、
とにかく図書館プロジェクトのコンセプトの根を固めるのに
大変大変実の多い展覧でした。
おおー、うれしーぞー。
babylon展が込んでいて、入場まで時間があったので
新しい写真を頭にinputしに久しぶりの本屋めぐりをば。
出会ってしまった本。
if there ever was -a book of extinct and impossible smells.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/cb/8fd45a74669251a789e517ba0472e6e5.jpg)
出会う本ってのは、題名でやられるよね。やられた。
中はこんなの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ab/85e4d18cb50187e465bd79b0293d0a32.jpg)
本のあり方はもとより、何たって美しい。大きさも、表紙も、もじもすべて。
そしてなんと贅沢な事に全般活版印刷。手で触って味わえるすてきすぎな本。
見えなくて、手に触れない匂いを、本という物体に閉じ込めること、
でも、その匂いはextinct and impossible、
もう、居なくなってる匂いたちっていう、二重のパラドックス。
なんだか見えない知識を物体化してる本、
そして文字として存在できなかった知識たち、書かれなかった、
あるいは文字を持って生まれてこなかった言語の知識たちをも
ストックしている設定の、図書館プロジェクトに
つながってくるんじゃないのーーー???とわくわくして衝動買い。
家についてから、調べてみると、
アートとしての匂いを扱ったエキシビションがあったらしいんだけど、
どうもそのカタログらしい。
左に文章が。なんと右の紙からは色んな香りがする。(若干似てるけど。。。)
花の香りから、ヒロシマ、太陽、コミュニズムなんてのも。
この展覧会に日本人のアーティストさんも参加してました。
ブログを見つけたので貼付けちゃいましょう。
もんのすごく、楽しい事してるよ。
上田麻希さんと言う匂いを扱うアーティストさん。
http://witch-lab.blogspot.com/search/label/%5BIf%20There%20Ever%20Was%5D
なんだか、とても勉強になりました。出会ったよ。
しかもなぜか、この本、写真のコーナーにおいてあった。
嗅覚で、絵を見るってことか。もしくは、嗅覚からイラストレートする。
もう一つ、ステキな本をば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/77/b428c6d65d331c9304eb7e6372e30c34.jpg)
大好きでたまんない本、コーネルの箱を書いた詩人の
チャールズシミックの詩集、かかし。
彼の詩集は日本でもステキな翻訳で出てます。
いい。とても。とてもとても。
モノを詩の中に置いて、モノに語らせる詩人。セルビア生まれ、アメリカ在住。
スロバキアの詩なんかも訳して出版してる。
卒論終了時から続いてる、絵以外にインスパイアされるって波が、
未だ続いております。いままでは、ずっと絵や写真から、
つまりビジュアルからしかネタ(とゆーのか?)を拾って
これなかったんだけど、前からそれに関してはどーにか打破しなきゃなあというのが
課題だったわけですが、なんとか、その壁を少しずつ乗り越えられる気がしてきた。
次に行くんじゃないかってわくわくしてるよ。
音楽なんかからもインスパイアされる事は、はっきり言って皆無だった訳だし。
今日はそんな妄想ヴォヤージュができてとてもとても発見だった!
文字も、結局別に英語がうまくなってる訳じゃないから、わかんない言葉だらけだけど、
だから結局スキミングしてるだけなんだけど、
(それは日本語読むときも大して変わんないかも。。。)
つまり超斜め読みなんだけど、それでもねー、うれしいんだよ、
そこから色々いいもの拾えて来れる気がするんだ。
最近の落書き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8c/27afd1667329c3fac07fc4f8bef684cc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/db/86affc61c2d3ceb46b1b911e2941b790.jpg)
そしてまたこんな事してたら夜は更けてゆく。。。むー。。
おやすみ。