覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

ほんとはすごいことしてるんじゃないの?

2006-08-01 00:17:09 | 思ったこと
水曜にはこちらで読みきかせをしている人の話を聞き、
土曜日には絵本の講演会にいき、
今日は日本の保育園に努めていた人に話を少しきいた。
絵本の効能について書いてある本や文章をよんだり、
改めて絵本を読み返したりする。

なんか、
思ってたより、
だいぶ、絵本の世界は、
深いっちゅうか、責任重大なんじゃないの???

いまさらながら思ったりするわけですよ。

ただモノつくるだけじゃないっぽいぞ。
ただ落書くだけじゃないっぽいぞ。

絵本研究者の人は
絵本一つで世界が変わる、人生が変わるっていうし、
中国で一生懸命絵本を広めようとする人は、
絵本がいかに大事かということを心から力説するし、
なんか、へんな言い方すると洗脳されそうだぞ、って感じ。笑。
いや、全然その意見に反発してるわけじゃなくって、
自分が本当に体感して、理解して、そう思う前に
「大事なんだ大事なんだ大事なんだ」っていう
言葉にどっぷりつかると、まるで自分がママさんのように
力説しそうになる(笑)。
なんか変なの。笑。

でも、確かに、絵本はすごいんだと思う。
講演会でも、ガキンチョは5時間もの間騒がずにちゃんと聞いていたし、
それはやっぱり時折スクリーンに映し出される絵本が面白かったからであって、
あんな100人以上の会場で物怖じせずに声出して笑う子供もすごいし、
笑わせる絵本もすごいなあとおもった。

話は変わるけど
この前PR会社に勤めてる人の話を聞く機会があったんだけど、
その話の中で「人それぞれ仕事を選ぶ基準って待遇のよさであったり、
立地であったり、職種であったりして、みんな違うと思うんだけど、
私の場合はやっぱり好きな仕事をえらんだのよ」
っていうことをいっていた。
なんか、わたしはずいぶん恵まれた勉強をしているなあ、って思った。
というのも、いま好きなことしかやってないわけで、
好きなことしか仕事にならない(はず)なわけで、
なんか、その選択肢が当たり前というか、
悪く言えばとてもわがまま、もちろんとても狭い世界に生きてるなあとも
おもうけど(クラスメイト皆地に足がついてないようなやつらばっかだし)
やっぱりそう思えるのって幸せだなあと思った。

あと、やっぱり耳にたこが出来るほど聞くフレーズ、「仕事にやりがいをもつ」
とか、「意味を持つ」とか、そういうほう面から見れば、
絵本って、すごいじゃん。意味ありまくりよ、やりがいありまくりよ?
それで、もし、このぽわぽわ意味も分かっていないような私が、
まあ、例えばのはなしね、絵本を書くとするよ??!!
好きな仕事どころか、もお、すごい仕事じゃん!

だからもっと分かっていかなくちゃね。
本当に絵本がすごいんだったら、ちゃんと理解して、体験して、
自分の言葉で力説できるように。
っていうか、ちゃんと私が仕事できる位の力つくといいんだけど。
その力もちゃんと養えるようにね、頑張っていくよ。