奈良高1放火殺人事件

2006-07-11 | 社会
奈良放火殺人の長男、12日に家裁送致へ 奈良県田原本(たわらもと)町の医師(47)方が全焼し、妻子3人が死亡した放火殺人事件で、奈良地検はあす12日、逮捕された私立高校1年の長男(16)を殺人と現住建造物等放火の非行事実で奈良家裁に送致する。 長男が就寝中の3人がいることを認識しながら火をつけたことなどから、殺意があったと判断。3人が死亡していることなども考慮し、「刑事処分相当」の意見を付ける見通 . . . 本文を読む

「一握の砂」と福永武彦「草の花」

2006-07-11 | 本/演劇…など
〔20〕2006,7,11 腹すこし痛み出しを しのびつつ 長路(ちょうろ)の汽車にのむ煙草かな 乗合の砲兵士官(はうへいしくわん)の 剣の鞘 がちやりと鳴るに思ひやぶれき * 名のみ知りて縁もゆかりもなき土地の 宿屋安けし 我が家のごと 伴(つれ)なりしかの代議士の 口あける青き寝顔を かなしと思ひき 今夜こそ思ふ存分泣いてみむと 泊まりし宿屋の茶のぬるさかな * 寂寞を敵とし友とし . . . 本文を読む

新しいパソコン

2006-07-09 | 日録
 昨夜、このブログの記事訂正をしていたらフリーズした。強制終了もできず電源で落とした。再度電源を入れたが、いつまでも真っ黒画面で、立ち上がってこない。今朝、修理に持っていったが、2~3週間を要すとのこと。修理には出し、それにしても2週間以上もパソのない生活はちょっと困るので、新しく購入。いま、この記事は、新パソの初記事である。   自宅周辺の街路樹もっこくが満開だ。香りが強いので、虫が多勢寄って . . . 本文を読む

奈良放火殺人事件

2006-07-07 | 社会
高1長男が焼け跡に花束  朝日新聞 2006年07月07日12時29分  奈良県田原本町(たわらもとちょう)の医師(47)宅が全焼し、母子3人が死亡した火事で、県警捜査本部は7日、殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕された高校1年の長男(16)を立ち会わせて現場検証し、犯行状況を調べた。長男は母と弟、妹の冥福を祈って、焼け跡に花束を手向けた。  長男はこの日午前9時半ごろ、勾留(こうりゅう)さ . . . 本文を読む

清孝と永山則夫の類似点

2006-07-07 | 日録
〈来栖の独白〉 HPを更新するため、永山則夫事件の判決文を読んだ。永い間手に取らなかったため、当時感慨深かった箇所さえも、忘れていた。家庭(父親)が原因で永山氏が精神の病を得て(認定)ゆくあたり、また精神病の親族など、弟藤原清孝に重なった箇所だ。人の生長に、とりわけ幼児期のそれに、環境が、大きく影響する。 本日、疲労気味。 昨日、ピアノのレッスン日だったが、うまくゆかなかった。今日になっても尾を引 . . . 本文を読む

一握の砂〔18〕〔19〕

2006-07-07 | 本/演劇…など
〔18〕 石狩の美国といへる停車場の 柵に乾してありし 赤き布片(きれ)かな かなしきは小樽の町よ 歌ふことなき人人の 声の荒さよ   〔19〕 2006,7,8 忘れ来し煙草を思ふ ゆけどゆけど 山なほ遠き雪の野の汽車 うす紅く雪に流れて 入日影 荒野の汽車の窓を照せり . . . 本文を読む

奈良放火殺人事件

2006-07-06 | 社会
高1「父と一緒の写真持って出た」…奈良の放火殺人 奈良県田原本町の医師(47)方が全焼し、妻子3人が死亡した放火殺人事件で、逮捕された私立高校1年の長男(16)が「(自宅に火を付けて逃げる際に)父と自分が一緒に写っている写真を持って出た」と話していることを、6日朝、接見した弁護士が明らかにした。 「(写真は)大切な思い出」と語っているといい、弁護士は「父に対しては、嫌いな面がある一方で、愛情に飢え . . . 本文を読む

一握の砂〔17〕

2006-07-06 | 本/演劇…など
いくたびか死なむとしては 死なざりし わが来しかたのをかしく悲し演習のひまにわざわざ 汽車に乗りて 訪ひ来し友とのめる酒かな智慧とその深き慈悲とを もちあぐみ 為すこともなく友は遊べりかなしめば高く笑ひき 酒をもて 悶を解(げ)すといふ年上(としうへ)の友 . . . 本文を読む

広島女児殺害事件

2006-07-04 | 社会
2006年 7月 4日 (火) 16:01  広島市安芸区で昨年11月、下校途中の小学1年、木下あいりちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死罪などに問われ、死刑を求刑されたペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(34)に対する判決公判が4日午後、広島地裁で開かれ、岩倉広修裁判長は無期懲役を言い渡した。凶悪犯罪に対する厳罰化 . . . 本文を読む

奈良放火殺人事件

2006-07-02 | 社会
<奈良高1放火殺人>父が週1、2回暴力 勉強の指導中に  奈良県田原本町で母子3人が死亡した放火殺人事件で、殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕された長男(16)が医師の父親(47)から、週1、2回の頻度で暴力行為を受けていたことが1日、分かった。弁護士の接見で、長男は「スパルタ教育の中で父から暴力を受けたことがある」と明かしており、県警捜査本部も、長男を追いつめた重要な要素として、暴力行為の実態解 . . . 本文を読む

一握の砂〔15〕~【6】

2006-07-01 | 本/演劇…など
一握の砂〔15〕2006-07-01 | 神無月 岩手のやまの 初雪の眉にせまりし朝を思ひぬひでり雨さらさら落ちて 前栽の 萩のすこしく乱れたるかな秋の空廓寥(くわくれう)として影もなし あまりにさびし 烏など飛べ *雨後の月 ほどよく濡れし屋根瓦 そのところどころ光るかなしさ *われ餓ゑてある日に 細き尾を掉(ふ)りて 餓ゑて我を見る犬の面(つら)よしいつしかに 泣くといふこと 忘れたる 我泣か . . . 本文を読む

奈良放火殺人事件

2006-07-01 | 社会
読売新聞  奈良放火殺人の長男、一転して殺意否認の供述 2006年 6月30日 (金) 03:01  奈良県田原本町の医師(47)方が全焼、妻子3人が死亡した放火殺人事件で、逮捕された私立高校1年の長男(16)が県警田原本署の捜査本部の調べに「火はつけたが、母親や妹、弟が死ぬとは思わなかった」と供述していることがわかった。  逮捕当初は認めていた殺意を、一転して否認したことに . . . 本文を読む