空也十番勝負10 ～奔れ、空也～

京の袋物問屋の隠居
又兵衛と知り合った空也は
大和国室生寺にむかう一行と
同道することになる

途中
柳生新陰流正木坂道場で
稽古に加わる機会を得るが
次第に
その有り様に違和感を抱く

一方
空也との真剣勝負を望む
佐伯彦次郎が
密かにその動向を探っていた

江戸のおこんや磐音
そして
姥捨の郷の霧子や眉月
空也の帰還を待ちわびる
人々の想いは通じるのか
そして
最後の勝負の行方は？



やっと終わってくれた
と言うのが
正直な気持ちです

やはり思うのは
空也十番勝負の相手が
佐伯彦次郎で良いのか？
と言う点です
人を騙し
金を稼ぐ為
時に無益に人に手をかけ
逃げ回るような日々を
武者修業と言えるのか！？
そんな輩が
最後の相手って…

そして
この先
良きライバルにして
心の友となるべき人物
薬丸新蔵こと
長左衛門兼武の存在が
唐突に
物語の中から消えたこと
この巻では
一行一句も
出てこなかった
これも不思議と言うか
疑問です

自身の
生れ故郷である
内八葉外八葉の山々に囲まれた
雑賀集衆の隠れ郷
姥捨の里に辿り着き
坂崎空也
四年半にも及ぶ
武者修業は終わりました
11代将軍徳川家斉にも
えらく気に入られており
近習衆の一人として
スカウトされそうな雰囲気
それを危惧した
速水左近と父磐音は
空也が戻り次第
大所帯となった
直心影流尚武館道場の
技術指導を空也に
睦月の夫であり
義理の息子である
中川英次郎に運営を委ね
二人体制をする策を
早々に決めます
そりゃそ～だ

徳川幕府開闢以来
御用達
柳生新陰流は
形骸化され
本来の姿とは
あまりにもかけ離れ
レベル的にも…
対する
直心影流は
実力・人間性
申し分なく
勢いもあり
何より
磐音・空也親子は
徳川家斉から
絶大な信用・信頼がある
空也が
家斉の近習に
取り立てられたら
それこそ
磐音田沼意次
ならぬ
直心影流柳生新陰流
に成りかねない

寛政12年
西暦1800年
江戸に戻る
坂崎空也は
21歳です
このあと
家慶　家定　家茂と
徳川（＝江戸）の世が続き
慶応3年
西暦1867年
15代将軍・慶喜が
大政奉還するわけですが
空也が
生きていたら89歳
空也のことだから
多分
生きてると思うんですよ
どんな風に
暮らしたんだろう
明治と言う
新たな時代を
どんな思いで
迎えるんだろう
興味あります
でも
書かなくていいです
『空也十番勝負』
めでたく
これにて完結

BS時代劇「あきない世傳（せいでん）金と銀」

Image／BS時代劇「あきない世傳（せいでん）金と銀」制作のお知らせ

2023年12月8日（金）～
7時30分～8時13分（43分）
BS時代劇枠で
ドラマ化されることになったようです
全8回

簡単なあらすじは…

主人公・幸さちは
木綿の産地摂津国生まれ
元武士で商人を毛嫌いする父に育てらました
兄と父が急死
母と妹・結を残し
大坂天満の呉服屋・五鈴屋（いすずやに
女中奉公に入ります。
商いは邪道
と教えられていた幸ですが
五鈴屋の商いを目の当たりにし
その面白さに心を奪われます
幸の商才に気付いたのが
三男・智蔵と番頭の治兵衛
そして
二代目御寮さんの富久でした
五鈴屋は
古手の行商から商いをはじめ
二代目の時に
大坂天満に呉服を扱う店を構えます
しかし
三代目夫婦が早逝
商売を継いだ四代目・徳兵衛は
商いに身が入らず
放蕩の限りを尽くしています
傾きかけた店を立て直すため
四代目徳兵衛に
船場の大店から嫁・菊栄を迎えますが
徳兵衛の放蕩は結局収まらず
数年で離婚
悪評の立つ四代目のもとに
新たな嫁は見つかるはずもありません
そんな中
番頭の治兵衛が
お店を守るため
白羽の矢を立てたのが
女衆である幸を後妻に迎えることでした
物の売れない時代
商いの戦国時代を生き抜くため
買うての幸い、売っての幸せ
を追い求め
幸は全力であきないに向き合う
波乱万丈の物語です

髙田郁さんの原作は
全18巻にも及ぶ作品でして
これを
8回で描くことは
到底不可能
店主・四代目徳兵衛の
後添いになるも
徳兵衛が不慮の事故で亡くなって
徳兵衛の弟
惣次が
幸を娶ることを条件に
五代目を継ぐけど
結局
惣次蒸発しますし
どのあたりまで
描くんでしょう…

小芝風花さんが
幸役とのこと
小芝さんかぁ～
とは言え
誰が良いか
思い浮かばないです

因みに
8月25日頃
契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻
上巻が出るらしい　

Race to Torino 2023

Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

１．カルロス・アルカラス・ガルフィア（スペイン）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6675（+1）
２．ノバク・ジョコビッチ（セルビア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5945（-1）
３．ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・5120
４．ステファノス・チチパス（ギリシャ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3175
５．ヤニク・シンネル（イタリア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3175（+2）
６．ホルガー・ビトゥス・ネスコウ・ルネ（デンマーク）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3025（-1）
７．アンドレイ・アンドレーエヴィチ・ルブレフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・2965（-1）
８．キャスパー・ルード（ノルウェー）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2250
９．テイラー・フリッツ（アメリカ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2085
10．カレン・カチャノフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1900
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11．キャメロン・ノーリー（イギリス）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1750
12．トミー・ポール（アメリカ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1745
13．アレキサンダー・ズべレフ（ドイツ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1720
14．フランシス・ティアフォー（アメリカ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1705

カルロス・アルカラス・ガルフィアと
ノバク・ジョコビッチが
入れ替わりました
ステファノス・チチパスと
ヤニク・シンネルの二人が
3175と
同ポイントなんですけど
ATPランキングでは
チチパスバスが4位
シンネルが5位と
表示されてました
何かしら
基準があると
思うのですが…

これで
Grand Slam
全豪／全仏を制した
ジョコビッチに続き
ウィンブルドンを制した
アルカラスは
Nitto ATP Finals
出場決まりです

7.17ATP Latest Singles Ranking

Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

１．カルロス・アルカラス・ガルフィア（スペイン）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9675
２．ノバク・ジョコビッチ（セルビア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8795
３．ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・6520
４．キャスパー・ルード（ノルウェー）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5005
５．ステファノス・チチパス（ギリシャ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4850
６．ホルガー・ビトゥス・ネスコウ・ルネ（デンマーク）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4825
７．アンドレイ・アンドレーエヴィチ・ルブレフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・4525
８．ヤニク・シンネル（イタリア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3975
９．テイラー・フリッツ（アメリカ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3310
10．フランシス・ティアフォー（アメリカ）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3130
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11．カレン・カチャノフ（ロシア）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3035

今年の
Grand Slam
ウィンブルドンは
23年ぶりに
ロジャー・フェデラー
ラファエル・ナダル
ノバク・ジョコビッチ
アンディ・マレー以外の選手が
頂点にたってしまいました
しかも
ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフでもなければ
アレキサンダー・ズべレフでもない
中堅飛び越え
Next Generation世代の
カルロス・アルカラス・ガルフィア

とは言え
個人的には
長期的に見て
この勢いが
続くとは
微塵も思っておりません

今週は
ATP250クラスの大会
ノルデア・オープン
ホール・オブ・フェイム・オープン
スイス・オープン・グシュタードが
開催されます
Top10の選手では
4位キャスパー・ルード
7位アンドレイ・アンドレーエヴィチ・ルブレフの
二人だけが
ノルデア・オープンに
出場す予定です

因みに
昨年
スイス・オープン・グシュタードで優勝した
ルードは
今年
自国開催の
ノルデア・オープンに
エントリーしています

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Gentlemen's Singles Final

Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

<組合せ＆結果>
カルロス・アルカラス・ガルフィア（1／1）　　vs　　ノバク・ジョコビッチ（2／2）　
　1-6,7-6（8-6）,6-1,3-6,6-4

（ ／ ）　…　（シード／7月3日付最新世界ランキング）

調べたら
ロジャーフェデラー
ラファエル・ナダル
ノバク・ジョコビッチ
アンディーマレー以外の選手が
ウィンブルドンで優勝したのは
2002年の
レイトン・ヒューイット以来
実に23年ぶりでした
歴史が動きました

これで
今年
ジョコビッチが
年間グランドスラム達成する
可能性は無くなり
良かった
と思う反面
アルカラスかぁ～
と言う
何だかモヤモヤした気分です

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Wheelchair Finals

Image／スポーツ報知（REUTERS）

<組合せ＆結果>
Gentlemen's
小田凱人（1／1）　　vs　　アルフィー・ヒューイット（2／2）　
　6-4,6-2

Ladies'
ディーデ・デフロート（1／1）　　vs　　ジェシカ・グリフォン（ ／3）　
　6-2,6-1

<Doubles 組合せ＆結果>
Gentlemen's
アルフィー・ヒューイット（1／1）　　　　　小田凱人（ ／7）　　　　 　　　　　
　ゴードン・リード（1／2）　　　　　　vs　　三木拓也（ ／10）　　　
　3-6,6-0,6-3

Ladies'
上地結衣（1／2）　　　　　　　　　　　　　　　　ディーデ・デフロート（2／1）　　
　クオゾァード・モンジェーエーヌ（1／4）　　vs　　ジェシカ・グリフォン（2／6）　　　　
　1-6,4-6

（ ／ ）…（シード／7月10日付け世界ランキング）

男子シングルス
小田凱人選手が
全仏オープンに続き
優勝しました
Grand Slam
2タイトル目です
17歳69日での
シングルス優勝は
男子で大会史上最年少
芝の聖地で王者となるのは
日本男子としては
国枝慎吾さんに続き
史上2人目
おめでとう

女子シングルス
男女ダブルスは
予想通りの結果です
女子に関しては
ディーデ・デフロートが
引退でもしない限り
誰も勝てそうにありません

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Wheelchair Singles Semifinals

Image／The Championships, Wimbledon 2022 - Official Site by IBM

<組合せ＆結果>
Gentlemen's
小田凱人（1／1）　　vs　　グスタボ・フェルナンデス（ ／3）　　　
　6-3,6-4

アルフィー・ヒューイット（2／2）　　vs　　マルティン・デ・ラ・プエンテ（ ／5）
　6-3,6-2

Ladies'
ディーデ・デフロート（1／1）　　vs　　アニク・ファンクート（ ／6）　
　6-2,6-0

上地結衣（2／2）　　vs　　ジェシカ・グリフォン（ ／3）　
　3-6,5-7

（ ／ ）…（シード／7月10日付け世界ランキング）

男子シングルスは
第1シード
小田凱人選手と
第2シード
アルフィー・ヒューイットが
決勝に進みました
Grand Slam
全豪・全仏に続き
同じ対戦カードです
一方
女子シングルスは
残念ながら
第2シード
上地結衣選手
準決勝で
負けてしまいました

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Gentlemen's Singles Semifinals

Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

Defending Champion：ノバク・ジョコビッチ
<組合せ＆結果>
カルロス・アルカラス・ガルフィア（1／1）　　vs　　ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ（3／3）　
　6-3,6-3,6-3

ノバク・ジョコビッチ（2／2）　　vs　　ヤニク・シンネル（8／8）
　6-3,6-4,7-6（7-4）

（ ／ ）　…　（シード／7月3日付最新世界ランキング）

ヤニク・シンネルって
まだ21歳なんですね
25・6くらいかと思ってました

決勝に駒を進めたのは
Defending Champion
ノバク・ジョコビッチと
カルロス・アルカラス・ガルフィア

アルカラスは
ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ相手に
ストレート勝ち
勢いあります

中1日おいて
決勝戦となります
果てさて
今年の
ウィンブルドン
頂点に立つのは
果たして…

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Wheelchair Doubles Semifinals

Image／The Championships, Wimbledon 2022 - Official Site by IBM

<組合せ＆結果>
Gentlemen's
アルフィー・ヒューイット（1／1）　　　　　マルティン・デ・ラ・プエンテ（ ／3）　　　 　　　　　
　ゴードン・リード（1／2）　　　　　　vs　　グスタボ・フェルナンデス（ ／8）　　　
　7-5,6-3
　　　　　　　　　　　　　
ジェラルド・ヨアヒム（2／4）　　　　　　　小田凱人（ ／7）　　　　
　ルーベン・スパールガレン（2／5）　　vs　　三木拓也（ ／10）　　　　　　　　　　　　
　3-6,4-6

Ladies'
上地結衣（1／2）　　　　　　　　　　　　　　　　朱珍珍（ ／5）　　
　クオゾァード・モンジェーエーヌ（1／4）　　vs　　大谷桃子（ ／8）　　　
　4-6,6-2,6-3
　　　　　　　　　　　　　
ディーデ・デフロート（2／1）　　　　　アニク・ファンクート（ ／3）　　　　　　　
　ジェシカ・グリフォン（2／6）　　vs　　ルーシー・シューカー（ ／9）　　　　　　　　　　　　　
　6-3,6-2

（ ／ ）…（シード／7月10日付け世界ランキング）


Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

ダブルス
準決勝が行われ
男子は
小田凱人／三木拓也組が
第2シード
ジェラルド・ヨアヒム／ルーベン・スパールガレン組を
6-3,6-4の
ストレートで破り
決勝に駒を進めました
女子は
上地結衣／クオゾァード・モンジェーエーヌ組が
朱珍珍／大谷桃子組を　　
4-6,6-2,6-3
セットカウント
2-1で破り
決勝に駒を進めました

決勝は
男女共に
難敵です

Grand Slam The Championships,Wimbledon 2023 Gentlemen's Singles Quarterfinals

Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

Defending Champion：ノバク・ジョコビッチ
<Top half 組合せ＆結果>
カルロス・アルカラス・ガルフィア（1／1）　　vs　　ホルガー・ビトゥス・ネスコウ・ルネ（6／6）　
　7-6（7-3）,6-4,6-4

ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ（3／3）　　vs　　クリストファー・ユーバンクス（ ／43）
　6-4,1-6,4-6,7-6（7-4）,6-1

<Bottom Half 組合せ＆結果>
ヤニク・シンネル（8／8）　　vs　　ロマン・サフィウリン（ ／92）
　6-4,3-6,6-2,6-2

ノバク・ジョコビッチ（2／2）　　vs　　アンドレイ・アンドレーエヴィチ・ルブレフ（7／7）
　4-6,6-1,6-4,6-3

（ ／ ）　…　（シード／7月3日付最新世界ランキング）


Image／The Championships, Wimbledon 2023 - Official Site by IBM

準決勝組合せは
第1シード　　　　　　　　　　　　　　第3シード
カルロス・アルカラス・ガルフィア　×　ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ　　

第2シード　　　　　　　　　第8シード
ノバク・ジョコビッチ　×　　ヤニク・シンネル

ジョコビッチ以外は
初のベスト4進出です
過去10年
ウィンブルドンを制したのは
ロジャー・フェデラー
アンディ・マレー
ジョコビッチだけ
2018年からは
ジョコビッチの
連覇が続いています
ウィンブルドンの歴史に
新たな名前を残すのは
誰なんでしょうね～