時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

わたしの幸せな結婚7

2023-07-22 | 読書
様々な困難を乗り越えて
ついに迎えた祝言の日

美世は
朝から気が気ではなかった
前日に
緊急の呼び出しがあり
仕事に向かった清霞が
婚礼のはじまる時刻が近づいても
帰ってこないのだ
花嫁衣装に身を包み
誰よりも私が、明日を心待ちにしている
と言う
清霞の言葉を信じて待つ美世
しかし
その裏で
五道佳斗と深い因縁のある
強力な異形の影が動いていた

少女が愛されて
幸せになるまでの物語は
婚礼を迎え
幸せな「家族」の物語へ



3巻から読み始め
5冊目で
やっと
穏やかな
美世と清霞の
生活が垣間見れました
これまで
トラブル
テンコ盛りでしたから

とは言え
結婚式を前に
トラブルの伏線は
しっかり描かれています
清霞が
対異特務第一小隊に所属する
切っ掛けとなった事件
佳斗の父である
壱斗を死に至らしめた
禍が登場します
しかも
美世と
少なからず関係のある
友の嫁ぎ先が矛先にされてます

その禍とは
清霞が
退治したハズの
土蜘蛛に関係あり!
土蜘蛛を復活させた
或いは
眷属的に
飼いならしているとおぼしき
法衣と袈裟をまとった僧侶

美世は
結婚式前夜
長場君緒と僧侶との
会話シーンを
夢に見ています
後日
逆恨みで
君緒に刺されますが(実際は、清霞のお守りに守られ未遂)
流れ的に
夢の話
清霞にしといた方が…
次巻で
伝えるのかな?

そうそう
美世の実家である
斎森家の輩は
結婚式&披露宴には
呼ばれませんでした

美世の母・澄美の実家から
祖父・薄刃義浪(よしろう)と
いとこの新が
親族として出席



披露宴には
辰石家の当主となった一志と
美世の幼馴染にして
辰石家の次男(齊森香耶の婚約者)幸次が
軍服姿で登場~
なんと
対異特務第二小隊所属したらしい
斎森家の元使用人
花とその夫の姿もあり
清霞ナイスです

結婚式の前には
薄刃邸で
桜の花見会が催され
次期帝となる
堯人(たかいひと)も出席し
美世と清霞の結婚を
祝福してましたよ

ともあれ
近々
軍を退く
清霞と美世が
平穏無事に
暮らして欲しい
それだけです
当分
無理だと思うけど

最後に
美世&清霞
結婚おめでとう!