見てきました
フランス語のタイトルは「AMER BÉTON」
義理と人情とヤクザの“地獄”の町≪宝町≫
自由に飛び回る≪ネコ≫=2人の少年
クロとシロのたった1つの住処
しかしそこへ
開発という名の地上げ、ヤクザ、暴力
実態の分からぬ“子供の城”建設プロジェクト
不気味な3人組の殺し屋の影
そして
≪ヘビ≫と呼ばれる男が現れ
町は不穏な空気に包まれる
宝町が大きく動く時
2人の運命も大きく揺り動かされ…
何かが起こっている?
大人はなんでも踏みにじる
大人はなんでも取り上げる
大人はいつも本当に必要なものを間違える──
なぁ、何を信じる?
人間の心に潜む
シロとクロ
光りと影
善と悪
アニメとは言え深い
「心配ないよ。シロは俺が守るから。俺たちの、この街もな」
「クロのたりないネジ、シロが全部持ってる」
二人でひとり
二人で一つ
離れていてもシンクロするシロとクロ
子供がまぁ~なんと軽々と空を飛ぶことか!
子供の背中には
羽が生えているのか?
心が縛られていないから
地に足が縛られないのか?
あの跳躍力
自由な生き方
破天荒で非常識で
大人には理解できない
でも
純粋に生きている
二人の姿は
心に響く
純粋だからそこ
必要以上に悩み傷つき打ちのめされる
・・・
斜め前で
かったるそうに見ていたムッシュが
段々姿勢を正し
映像に見入っていく様子が興味深かった
エンディングが始まると席を立って帰っていくフランス人も
最後の最後まで誰一人席を立たず
見入っておりました
来週は
オダギリジョー&仲間由紀恵の「SHINOBI」
再来週は
ジョニー・デップの「パイレーツ・オブ・カリビアン3」
見に行きます
フランスにいるのに
フランス映画全然見てない・・・
画像 goo映画より引用