時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

紅雲町珈琲屋こよみシリーズ5~まひるまの星~

2020-05-12 | 読書
σ(^_^;)は
シリーズ化された
小説を読む(選ぶ)傾向がある
短い間隔で
次のシリーズが
書店に並ぶのは別にして
読んだっけ?と
書店で
購入に迷うことがあり
対策として
作家名/シリーズ名
読んだ最後のシリーズタイトルを
スマホのメモに残してます

こまめに
チェックすることもせず
この状況なので
本屋に行くこともままならず
ある日
インターネットで検索したら
シリーズ物の
読んでいない新作が
発売中&発売予約中含め
8冊もありました

その1冊が
紅雲町珈琲屋こよみシリーズ
です


コーヒー陶と和食器の店「小蔵屋」の敷地に
山車蔵を移転する話が持ち上がった
祭りの音が響く真夏の紅雲町で
杉浦草は
町全体に関わるある
重大な事実に気づく
日常の奥に覗く闇に
ドキリとする
シリーズ第5弾

イメージ的には
京都なんですけど
関東のとある地方都市で
珈琲豆と和雑貨店を営む
杉浦草が主人公の
ほのぼの小説かと思記や
ミステリーあり
サスペンスあり
冒険ありの
お話でございます
今回は
冒頭から
山車蔵の移設の煽りを受け
小蔵屋閉店の危機!?
お店無くなるの?
波乱の幕開け…
これに
有害物質(ヒ素)の
不法投棄に土壌汚染の隠蔽が
絡んでおりました
街全体を揺るがす問題を
熱中症でぶっ倒れながら
草さんが
解決に導きます

それだけではございません!
今は亡き
草さんの母上・瑞さんと
鰻屋の女将
小川清子との確執
妻・丁子と
娘・瞳を土壌汚染の害から守るため
真実を隠し
敢えて
距離を取り続けた
鰻屋小川の店主(清子の息子)滋の苦悩
25年もかかったけど
これも解消~
滋さん!
丁子さんに思い伝わって
良かったよぉ~

瞳さんは
結局結婚せず
母になるのか?
後のシリーズで
語られるのかな?

このシリーズの
登場人物は
本当に様々な感情をもって
実に丁寧に描かれてます
自分と周りの人も大事にしながら
ほど良い距離感を保ちつつ
時に
正義感をかざし過ぎず
一本筋を通し生きている
酸いも甘いも噛分けた
草さんの
ブレない生き方
カッコいい!

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