時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

空也十番勝負6 ~異変ありや~

2022-08-27 | 読書
武者修行中の嫡子
坂崎空也の身を案じる
江戸の磐音のもとに
長崎会所の高木麻衣から文が届く
薩摩の酒匂一派最後の刺客
太郎兵衛との勝負の末
瀕死の重傷を負った空也は
出島で
オランダ人医師の手当てを受けたものの
いまだ意識が回復しないという

懸命の介護を続ける
麻衣のもとを
高麗の剣術家
李遜督が訪れ
二日間
空也とふたりだけにしてほしいと願い出るが…

目覚めた空也は
何をなすのか!?
空也の武者修行が再び動き出す!



タイトルが
『空也十番勝負』ですから
主人公・空也が
負けるはずもなく
ましてや
命を落とすことなんてことは
ありえないのであります

しかし
江戸でも
薩摩でも
空也は人気者
愛されキャラですね~

薩摩の酒匂一派が放った
最後の刺客
太郎兵衛との勝負の末
空也が瀕死の重傷を負ったわけですが
それを知った
薬丸新蔵は
木挽町に
自ら開いた
野太刀流道場を閉じ
姿を消した模様
行方をくらまして
どうするつもり?

今回は
異国での
6番勝でした
空也を助けた
カートライト博士が所属する
東インド会社のスチュアート卿の令嬢
アンナが誘拐され
その救出が
主ですけど…

拳銃や洋剣を使いこなし
異国文化を知った空也は
広い視野を身に着けた
とは思うんだけど
ここまで
話を広げる必要ある?
麻衣が説明する下りが
大半を占めるので
読むのが億劫になってしまいました
こんな感じで
あと4勝負(4巻)も
続けるのですか?

読むの苦痛

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