時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

昨夜のカレー、明日のパン 10

2016-03-02 | 読書
7年前
25歳で死んでしまった寺山一樹
遺された嫁・徹子(通称:テツコ)と
今も一緒に暮らす
一樹の父・連太郎(通称:ギフ‘義父’)が
テツコの恋人・岩井さんや
一樹の幼馴染み
ムムムこと小田宝
をはじめとする
周囲の人物と
関わりながら
ゆるゆると
一樹の死を受け入れていく
お話です

2014年10月から
NHK BSプレミアムで
ドラマ化された
「昨夜のカレー、明日のパン」(7話完結)の原作
著者である木皿泉は
脚本家・和泉務
妻である鹿年季子(めが ときこ)
ご夫妻の共作ペンネーム
とのこと



書店で
たまたま
原作本を見つけたので
読んでみました
ドラマを見ていたので
展開は
分かっていたんですよ
でも
題名が
ど~して
昨夜のカレー、明日のパンだったのか
不思議だったんです
σ(^_^;)
原作読んで
よ~やく
分かりました

ラストの結びは
違いましたが
両方とも
とても
素敵なお話でした

そう!
そうなの!
わかる!
わかるよぉ~
その気持ち


登場する人物は
至って普通の人たちであり
描かれる出来事も
有りがちな
ごくごくリアルな
日常なのです
ですが
ファンタジーを
彷彿させる
空気感があるのです

とても
優しい気持ちになれる
お話でした

この記事についてブログを書く
« Race to London 2016 | トップ | 水鏡推理Ⅱ 11 »
最新の画像もっと見る

読書」カテゴリの最新記事