時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

紅雲町珈琲屋こよみ3~名もなき花の~24  

2015-06-14 | 読書
小蔵屋を営むお草は
新聞記者の萩尾の
取材を手伝って以来
萩尾と
彼のライフワークである
民俗学の師匠・勅使河原
その娘のミナホのことが
気にかかっている

15年前の
ある‘事件’をきっかけに
3人の関係は
ぎくしゃくしているらしいのだ
止まってしまった
彼らの時計の針を
お草は動かすことができるのか



のほほんとした
表紙と
タイトルに騙されてはなりません!
様々な
人生の悲哀が
織り込まれた
コージーミステリーです
今更…

実際に
無さそうで
実はありえる事件の数々
不快な人種
ぎくしゃくした人間関係が
描かれ
妙にリアル…

ほのぼのとした
内容ではなく
寧ろ
読み終えた後
ブルーな気持ちに
なってしまう傾向が…

とは言え
それでも
人は生きていくのです
老いてもなお
迷い悩みながら
それでも
前向きに生きていく
お草さんのパワーに
元気を貰える
σ(^_^;)でした

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