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夕涼みの日々が続く
江戸深川六間堀・金兵衛長屋
相も変わらぬ浪人暮らしの坂崎磐音だが
今津屋吉右衛門の亡き愛妻・お艶の三回忌法要を前に
小田原脇本陣・小清水屋の次女であり
吉右衛門の新しい伴侶となるお佐紀が
江戸にやって来参ります
しかし
お佐紀の表情が暗い…
鎌倉の地から出奔した姉のお香奈と大塚左門が
江戸で住まうようになったは良いが
何やら厄介事に巻き込まれたらしく
金銭を無心してたと言う
祝言後
今津屋にまで迷惑が及ぶのは困ると
お佐紀の心労を気遣う坂崎磐音は
思いあぐねた末
お艶様も許してくれるだろうと
三回忌法要を欠席
単身
お香奈と大塚左門の元へ向います
と同時に
吉原の白鶴に身請け話が…
最後の最後まで
坂崎磐根音ってお人は…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
落籍出来るのは目出度いさ
それも
その相手は
お武家さんではなく商人
奥州山形藩内・紅花商人・前田屋内蔵助
推定年齢38歳
女嫌いを通してきた仕事一筋の内蔵助が
初めて惚れたのが白鶴大夫らしい
この内蔵助とやらは
商人としての腕だけでなく
絵も描けば和歌も詠む才の持ち主
人格人柄も申し分ないとのこと
武家の娘として
苦難の道を選ばざるを得なかった奈緒にとって
武家に身請けされるのは
絶対避けたかったのではないだろうか
何気にこの内蔵助とやらが
磐音に似ているらしい…
そこが最大の要因だったりして…
ですが
辛いです
相思相愛だった二人が
こうも無残に別々の道を歩まねばならないとは…
最後の最後まで
奈緒を守りきった磐音の男気…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
障子を隔て
決して互いに姿をあらわさなかった二人ですが
吉原から千住大橋へと
余りにも
短かい道中でしたが
それでも
磐音と奈緒が共に手を携え歩けて良かった
奈緒の手を内蔵助に手渡し
「末永く幸せにお暮らしくだされ」
と踵をかえして立ち去る磐音に
「磐音様、おこんさんを大切にしてあげて下さいませ!」
と奈緒の声が響く
影から自分を見守っていてくれる人がいる
恐らく磐音と解っていたのでしょう
そして
おこんさんのことも…
この別れの場面
泣ける…
ところで
色濃いに疎い磐音ですが
吉右衛門&お佐紀の祝言を前に
その仲人探しにも一役かっております
疎いくせに…
次巻『紅椿ノ谷』では
やはり祝言がメインなのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_7.gif)
明けても暮れても
『居眠り磐音 江戸双紙』
近頃は頻繁に
時代劇の夢を見ます
夢の中で
髷姿のお武家さんが戦ってます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
江戸深川六間堀・金兵衛長屋
相も変わらぬ浪人暮らしの坂崎磐音だが
今津屋吉右衛門の亡き愛妻・お艶の三回忌法要を前に
小田原脇本陣・小清水屋の次女であり
吉右衛門の新しい伴侶となるお佐紀が
江戸にやって来参ります
しかし
お佐紀の表情が暗い…
鎌倉の地から出奔した姉のお香奈と大塚左門が
江戸で住まうようになったは良いが
何やら厄介事に巻き込まれたらしく
金銭を無心してたと言う
祝言後
今津屋にまで迷惑が及ぶのは困ると
お佐紀の心労を気遣う坂崎磐音は
思いあぐねた末
お艶様も許してくれるだろうと
三回忌法要を欠席
単身
お香奈と大塚左門の元へ向います
と同時に
吉原の白鶴に身請け話が…
最後の最後まで
坂崎磐根音ってお人は…
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落籍出来るのは目出度いさ
それも
その相手は
お武家さんではなく商人
奥州山形藩内・紅花商人・前田屋内蔵助
推定年齢38歳
女嫌いを通してきた仕事一筋の内蔵助が
初めて惚れたのが白鶴大夫らしい
この内蔵助とやらは
商人としての腕だけでなく
絵も描けば和歌も詠む才の持ち主
人格人柄も申し分ないとのこと
武家の娘として
苦難の道を選ばざるを得なかった奈緒にとって
武家に身請けされるのは
絶対避けたかったのではないだろうか
何気にこの内蔵助とやらが
磐音に似ているらしい…
そこが最大の要因だったりして…
ですが
辛いです
相思相愛だった二人が
こうも無残に別々の道を歩まねばならないとは…
最後の最後まで
奈緒を守りきった磐音の男気…
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障子を隔て
決して互いに姿をあらわさなかった二人ですが
吉原から千住大橋へと
余りにも
短かい道中でしたが
それでも
磐音と奈緒が共に手を携え歩けて良かった
奈緒の手を内蔵助に手渡し
「末永く幸せにお暮らしくだされ」
と踵をかえして立ち去る磐音に
「磐音様、おこんさんを大切にしてあげて下さいませ!」
と奈緒の声が響く
影から自分を見守っていてくれる人がいる
恐らく磐音と解っていたのでしょう
そして
おこんさんのことも…
この別れの場面
泣ける…
ところで
色濃いに疎い磐音ですが
吉右衛門&お佐紀の祝言を前に
その仲人探しにも一役かっております
疎いくせに…
次巻『紅椿ノ谷』では
やはり祝言がメインなのか?
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明けても暮れても
『居眠り磐音 江戸双紙』
近頃は頻繁に
時代劇の夢を見ます
夢の中で
髷姿のお武家さんが戦ってます
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