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時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

小西遼生さんが速水真澄ねぇ~

2014-03-03 | 舞台/役者
この夏
青山劇場で
舞台「ガラスの仮面」の公演があるらしい

北島マヤ・・・貫地谷しほり
桜小路優・・・浜中文一(関西ジャニーズJr.)

速水真澄・・・小西遼生

ん?

速水真澄

小西遼生~~~

え”~~~~
イメージ的には
悪か~ないが

何故
ガラスの仮面

何故
速水真澄・・・

行けない
流石にこれは
行けないよ
小西さん


11月の
天王洲銀河劇場での公演
ミュージカル「スリル・ミー」
これもなぁ~

購買意欲が
湧かないんですよね~

ごめんなさい

長塚圭史版 マクベス 9

2013-12-19 | 舞台/役者
11世紀中頃
スコットランド

ダンカン王に仕える
将軍マクベスとバンクォーは
勝ち戦の帰り道
荒野で魔女3人に出会う
魔女たちは
マクベスはコーダの領主となり
王となる

バンクォーの息子は
将来の王となる


と予言を残す
やがて
予言通りマクベスが
コーダ領主となると
マクベスの妻は
夫を王にすべくダンカン王殺害を謀り
心の底には
野心を抱えていたマクベスは
妻にそそのかされ
短剣で王を刺し
殺害してしまう

こうして王となり
権力の頂点に立ったマクベスだったが
もう一つの
予言による不安を解消するため
バンクォーの元へ刺客を送るが
バンクォーの息子だけは
難を逃れる

一方
マクベスは
バンクォーの亡霊を見て狼狽し
さらなる不安に陥り
マクベス夫人も
良心の呵責から精神を蝕まれてゆく

再び
魔女に会いに行ったマクベスは

女の股から生まれたものは
お前にかなわない

バーナムの森が動くまでは
お前は安泰だ


という予言を聞き
一時は安堵したものの
心の奥の不安は消えず
更に
罪を重ね暴君と化していく

そんなマクベスに
反マクベスの軍が迫りつつあった…



マクベスでんがな~
長塚圭史が
遂に
シェークスピアに挑戦でんがな~
しかも
堤真一とのダッグ
堤さん
3度目のマクベスでやんす
我が輩が
堤マクベスを観劇したのは
1996年
当時
森下にあった
ベニサンピットで
デヴィッド・ルヴォーが演出した
TPT公演ヴァージョンでやんした

あの頃
マクベス全然
訳分んなかったんですよね~


今回の公演に先立ち
長塚氏との対談で
堤氏がコメントしている記事を
読んだような…

今回は
理解して演じておくんなさいやし!

そうそう
長塚氏は
妻である
常盤貴子も
駆り出して挑みます
舞台6作品目
ど~なんでしょ



舞台をど真ん中にして
客席が作られております
σ(^_^;)
一番前
きゃ~近い!
舞台から1メートル?
完全に
見あげる感じ
首疲れそう

されど
舞台下(半地下)でも演技が行われ
そこはバッチリ見れました

一部
観客参加型の演出もあり
魔女役3名+αが
常に
客席の何処かしらに座って
随時
演技に参加~
シェークスピアと言えど
衣装も
スーツに
トレンチコート等々
結構斬新でした
魔女さんは
我が輩の左斜め後方と
ひとつ飛んで右隣りに
座ってました



あぁ~
特定の女の者になったのね~
この人
パパなのよね~
夜泣きする子供がいて
台詞
覚えられたのかしら
おむつ変えてあげたり
してんのかな~
何て事を
考える隙を与えることなく
堤マクベスは
我が輩を
舞台に釘づけに
してしまったのでございやす

シェークスピアの作品は
台詞が膨大で
兎角
勢いだけで
台詞を羅列しがちな
役者が多い中
流石です
堤真一
台詞の強弱
抑揚が非常にいい

君主に忠誠を誓い
誠実だったマクベスが
魔女の悪戯から
未来を聞かされ
更に
夫人の入れ知恵で道を誤る
国王ダンカンを殺害し
己の犯した罪に苛まれ
幻覚に襲われる日々
それが
二度目の
魔女の予言に気をよくしたのか
暴君と化していく
そして晩年
魔女の予言通り
母の腹を破って出てきた
マクダフによって殺される
すべてが予言通り
己の人生を
嘲るようなラストの表情

マクベスの
見事なまでの
‘起承転結’人生を
演じておられました



一方
マクベス夫人を演じた
常盤貴子さんですが
勢いだけで
台詞を発しちゃあかんで~
誠実で実直な夫マクベスの
野心に火を付け
そそのかすマクベス夫人
夫以上に野心家で
行動力のある
あくまでも
強気な女性だからと言って
語気を強めれば
喋りまくれば良いってもんじゃ~ない
一本調子で台詞言われても
説得力なしです

強気な夫人が
何故か
晩年は
一転
精神を病んでいきます
その原因は
一体何だったのでしょう
その辺の理由は存じませんが
後半
いきなり
病んでの登場
極端な変わり様に

シェークスピアは
敷居が高かったかな~



さて
この作品が
本年度ラストの
舞台観劇でございます
今年は
9本しか観ませんでしたが
来年前半は
劇団☆新感線の『蒼の乱』
上川隆也氏出演『9days Queen』の観劇が
決まっております
他には
シス・カンパニー公演『ロンサム・ウェスト』
滝沢秀明出演『滝沢歌舞伎2014』
2本を予定しております
シス・カンパニーは
チケット購入が大変そうですが
頑張ります!


        

鉈切り丸

2013-11-15 | 舞台/役者
某日
東急シアターオーブにて
鉈切り丸を観劇して参りました
あらすじにつきましては
鉈切り丸STORYを一読下さい

源頼朝(生瀬勝久)建礼門院(麻美れい)北条政子(若村麻由美)
流石でございますよ
圧倒的な力量の差をまざまざと見せつけられました

観客の心を掴み
あっと言う間に
生瀬頼朝ワールドに
引きずりこんでしまう
独特の笑いと間

そして
気品がちゃう!
格がちゃう!
風格がちゃう!
オーラがちゃう!
存在感が
まるでちゃう!
麻実れい
鎌倉の地から
遠く離れた場所にいながら
生霊として登場する
建礼門院の
凄み…
素敵過ぎ

頼りない夫頼朝の
三歩さがって
背中を見つつ
健気に後方支援するかと思いきや
常に
頼朝の前を行く
強いおなごなのでございます
コミカルでありながら
気品も感じられる
北条政子を
魅せて頂きました



主演は
V6の森田剛
演ずる役は
頼朝の弟にして
義経の兄
範頼こと鉈切り丸

メインキャラが
ここまで非道なのは
初めて見るかなぁ~
鉈きり丸は
非道ではありますが
底知れぬ孤独感
救いようのない闇を抱えた
非常に孤独な
寂しい男でして
そんな
鉈きり丸の世界観を
己のモノとして
演じきっておられます
ラストのシーンは
特に良かったです

ですが
如何せん
スケールの大きさを感じない
迫力あるけど
他のベテラン俳優が
同じ土俵に立つと
ど~しても
存在感が薄くなる気が…
○○○さんとか
○○○○○さんとか
少なくとも
巴御前役の成海璃子より
線が太くて
ず~たいでかい人でないと…

と言うか
鉈切り丸を森田剛が演じるなら
少なくとも
巴御前に
成海璃子は
ど~考えても
ど~見ても
ミスキャストです!
成美璃子~
肩の力を抜け~
緊張しているのが
声からも
動きからも
ひしひしと伝わってくるぅ~
無理もないけど



そもそも
巴御前は
鉈切り丸が
ひと目見て惚れ込み
地の果てまでも
追い求め
力ずくで
己のモノにしようとする程の人物で
子供を産んだ女性特有の
色気やらしなやかさやら
気品・美しさ・妖艶さ
気高さが必須なのです
酸いも甘いも知っている
大人の女性を
演じられる
女優でなければならないのです

それを
初舞台(?)の
しかも線のぶっとい
若い成海璃子が演じられる訳がにゃい!
荷が重すぎです
案の定
彼女は
男勝りに鎧に身を包み
夫義仲と戦った
強い女性像を
演ずることしかできておりません
しかも
台詞を強め
畳みかけるように発すると言う
手法ばかりが目立ってしまい
完全に
浮いてしまってました
勿体ない…



悲惨なのは
森田剛と成海璃子二人が対峙するシーン
森田剛より
成海璃子の方がデカい!
成海璃子の方が存在感あるし太い!
台詞の掛け合いが
後半になればなるほど
学芸会に見えてくる…
互いに
相殺しあって
残念な結果となっております

鉈切り丸役に
森田剛をキャスティングするなら
成海璃子を
巴御前役に選んだのは
完全に
いのうえひでのり氏のミスだと思う
成海璃子~
頑張れ~~

出演者の
平均年齢上がっても良いから
相応の力量を持つ
役者を配役に向かえての再演を願う!


                 

飛龍伝21 ~殺戮の秋~

2013-10-04 | 舞台/役者
故つかこうへい氏が
1973年に発表した作品
「飛龍伝」が
明日から
青山劇場で
再演されるらしい

1970年代の安保闘争を背景に
全共闘40万人を束ねる
女性委員長・神林美智子と
敵である機動隊隊長・山崎一平との
禁断の恋を描た
「飛龍伝」

初代神林美智子:富田靖子
2代目:牧瀬里穂
3代目:石田ひかり
4代目:内田有紀
5代目:広末涼子
6代目:黒木メイサ

そして
7代目神林美智子を演ずるのは
桐谷美玲

初舞台かと思いきや
昨年
シアターコクーンで
「新・幕末純情伝」で
沖田総司役を演じて以来
2作品目だそうな…



これまで
欠かさず観劇して来た
この演目ですが
脇を固めていおられた
春田純一さんや
筧利夫さんも
出演されなくなって
早云十年?

確実に
世代交代が進み
流石に
この時代
あのくどい世界観を
目の当たりにする
パワーはなく

桐谷美玲の
実力も知らず
見た目の雰囲気で
勝手に学芸会レベルだろうと
決めてかかったσ(^_^;)

今回は
スルー致しました

Чайка(かもめ)

2013-09-28 | 舞台/役者
ロシアの作家であり
劇作家でもある
アントン・チェーホフの戯曲でございます
チェーホフが
劇作家としての名声を
揺るぎないものにした代表作であり
世界の演劇史の画期をなす
記念碑的な作品らしいです

因みに
『ワーニャ伯父さん』
『三人姉妹』
『桜の園』
と合せ
チェーホフの4大戯曲と呼ばれるらしい

あらすじにつきましては
ウィキペディア フリー百科事典『かもめ (チェーホフ)』
をご覧下さい



第1幕での
野村萬斎さん
台詞なが…
流行作家
ボリス・アレクセーエヴィチ・トリゴーリン役だったんですが
気が付けば
ず~と台詞言ってました

橋田壽賀子もビックリ!

生田斗真:作家志望のコンスタンチン・ガヴリーロヴィチ・トレープレフ
大竹しのぶ:有名女優のイリーナ・ニコラーエヴナ・アルカージナ
蒼井優:女優志望のニーナ・ミハイロヴナ・ザレーチナヤ

こちらのお三方も
それなりに台詞の量が多かったかな~

蒼井優さんは
ミュージカル アニーで ポリー役を演じておりまして
蜷川幸雄
野田秀樹
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
いのうえひでのり等々
名だたる演出家による舞台で
それなりに実力のある
方のハズなんですが
如何せん
周りの役者陣のレベルが高過ぎた!?

役らがもありますが
声のトーンが
キンキンしていて
耳障りだし
女優志望の
初々しい
乙女感を出しているんでしょうが
何だが
薄っぺらいと申しましょうか
さして
存在感を感ずることなく

影うすっ!

と言う
印象でございました
アルカージナ
大竹しのぶさんですしね~
あの変幻自在さには
叶いませんわな…

で肝心の
生田斗真くんですが
思うに
踊らない
アクションない
歌わない
ないないずくしの舞台
初めて観劇致しましたσ(^_^;)
或る意味
ノーマルな
至ってノーマルな
古典的な作品が
出来るのか生田斗真!?

出来るじゃん…
何とか
ついてきてるじゃん…

よしよし

帝政ロシア
チェーホフの戯曲
と言う事で
出演者以前に
爆睡覚悟でだったんですよσ(^_^;)
間延びするだろうな~
とか
色々思っていたんですよσ(^_^;)

それがですね
眠気は愚か
時を忘れて
舞台に魅入ってしまいました
1幕が終わり
15分の休憩を経て
2幕も終わり
上演時間2時間40分
本当に
あっと言う間に
終わってしまったから
さ~大変!?

大きな盛り上がりがある訳でなく
どちらかと言えば
淡々と話が進む訳ですよ

老いに対し
日々恐怖を感じているアラフォー女優
アルカージナ
主体性もなく
優柔不断で男気の微塵もなく
ズルズルと女優と関係を続ける流行作家
トリゴーリン

思うようにならない身の上を
周囲のせいにして
自ら人生を切り開こうとせず
最終的に
ニーナにも完全に振られ
自殺する作家志望の女優の息子
トレープレフ

○○になりたかったと言うだけで
実際
何もなさず生きてきた伯父
ピョートル・ニコラーエヴィチ・ソーリン

作家志望の男に
振り向いてもらえないからと
惰性で他の男と結婚する女
マリヤ・イリイニチナ・シャムラーエワ

登場物が
誰もかれも
半ば
惰性と妥協で人生
だらだら生きている輩ばかり

女優を目指したものの
差ほど芽は出ず
しかも
流行作家に捨てられ…
それでも尚
強がりなのか
一皮むけたのか
女優として
生きていこうとする
ミーナあたりが
唯一の救い?

とは申せ
全体的に
この先
夢も希望もなく
只々
救いの無い感じで
幕が下りました

にも関わらず
ここまで
惹きこまれるとはね~


関係ないけど

話それるけど

三浦春馬~

蒼井優はやめようよ…

真田十勇士

2013-09-18 | 舞台/役者
時は
徳川と大坂(豊臣)の合戦が間近に迫った慶長19年

駿府に近い森では
はぐれ忍びの猿飛佐助と
由利鎌之助(松田賢二)が
徳川家康の首を取ろうと待ち構えていた
すると
霧隠才蔵、根津甚八、穴山小介、筧十蔵
三好清海、三好伊佐
更に
彼らの首領・真田幸村が現れ
森に潜んでいた
徳川方の伊賀忍者を次々に打ち倒す

そこへ
服部半蔵を伴って現れたのは
徳川家康

実は
家康は
かねてから
幸村を味方につけようと画策しており
幸村は
そのために家康に会いに来たのだった

一方大坂城では
豊臣秀頼と淀の方が
大野修理亮治長・治房兄弟と共に
幸村の到着を待ちわびていた
やがて
望月六郎を伴った幸村の息子
真田大助が参上
続いて
幸村が現れると
一同は安堵するが
まだ実績のない幸村が提案した出陣案は
却下されてしまう

その頃
大勢の人で賑わう大坂城下では
幸村を追って
大坂へ来た佐助と鎌之助が
飯処で働く若い娘ハナをめぐって
青海と伊佐と小競り合いを起こしていた
そこへやって来た幸村に
鎌之助と佐助は
家来にしてくれと頼み込む
こうして
幸村のもとに揃った真田十勇士

しかし
佐助が事件を起こし…

             あらすじは「シアターガイド」より引用しています



劇団☆新感線の作品を手掛ける
中島かずきが脚本を手がけた
「真田十勇士」

中島かずきと言えは
劇団☆新感線

劇団☆新感線と言えは
中島かずき

いのうえひでのり

「いのうえ歌舞伎」には
欠かせない人物が
中島かずき
その人です

劇団☆新感線の舞台ではないので
映像と音楽を融合させた
定番の
ド派手なオープニング
2時間ドラマを
彷彿させる
ストーリー展開
意図的に笑いを取る演出や
言葉遊び
そして
アドリブの数々

拳を
ウォ~と
天に向けて
雄たけびをあげたくなるような
徐々に
腹の底から
ググッと
こみあげてくるような
魂の高まり感は
なりを潜めております

役者陣は
みな一応に
真面目に
かつ
熱く熱く
演技の火花を
散らしておられました

とは言え
時折
垣間見える
中島かずき独特の
セリフ回し
ストーリー展開に
ほくそ笑んだσ(^_^;)

主題歌は
「月はそこにいる」
歌うは中島みゆき女史

脚本
演出
舞台装置
役者陣営の作り出す世界観
主題歌の歌詞
中島みゆき女史の声が
まぁ~
見事に調和しておりました

特に
上川さんは
熱狂的な
中島みゆきファンらしいので
相当
喜んだことでしょう


       

真田幸村:上川隆也
徳川家康:里見浩太郎
服部半蔵:山口馬木也
霧隠才蔵:葛山信吾
由利鎌之助:松田賢二

この面子が
勢揃いと言うのも
個人的には
かなり豪華だと思った次第です
年齢が
若干高め
と言う事もあり
重厚感があると申しますか
安心して
見ていられるのであります

中島かずき脚本による
「真田十勇士」
これでのストーリー展開とは
ちょいと違う!
ただじゃ~終わらせない!

そのキーパーソンが
誰であろう
猿飛佐助~

由利鎌之助が
命名にした猿飛佐助の
‘さるとび’には
佐助の
出生の秘密が隠されていたんですね~

なりほど~
そ~ゆ~意味があったのねん

フムフム

やるじゃん
なかじまぁ~


それと
後半
猿飛佐助と
伊賀の忍び花風ことハナが
服部半蔵らから
逃げるシーン

独りで旅立つのは嫌だ!
ハナ…共に行こう


とか何とか言って
佐助が
ハナを
抱擁するシーンで

客席から
笑い声がちらほら
いや
結構
湧いてきてですね

あれは
何だったんだろう…

全然
笑うところじゃないんですけど…

学芸会の演技みたいに見えて
笑ったのか?
つまりは
失笑?

なら
納得です



こうなると
来年
日本テレビ開局60年特別舞台「真田十勇士」
気になりますねぇ~
実は
加藤和樹さんが
由利鎌之助役で
出演されるんですよぉ~



松田賢二さんの方が
様になってる…

一見
豪華且つ実力派が
名を連ねておりますが
日本テレビ版「真田十勇士」のキャスト
微妙感が
漂う



           

上川さんて
見た目&雰囲気からして
絶対
無名塾出身にしか見えないけど
演劇集団キャラメルボックス出身なんですよね~
いまだに
信じられないσ(^_^;)

そうそう
以前
劇団☆新感線の作品に客演された
TOKIOのメンバーが
観劇されておられました

願わくば
劇団☆新感線版
「真田十勇士」
見てみたいです

ミュージカル「ドラキュラ」オーストリア・グラーツ版

2013-09-09 | 舞台/役者
和央ようか
宝塚歌劇団の元宙組トップスター
身長174c
愛称はたかちゃん たかこ
血液型O型

ヅカファンではございませんので
劇団在籍中の
ポジションや実力の程を
知る由もなし
彼女に対しての
知識は愚か
その
存在すら
存じませんでした


昨年
ジョナサン・ハーカー役で
出演されておられた
小西遼生さん目当てに
観劇した折り
初めて
その強烈なオーラを
目の当たりにしたのであります

再演にあたり
残念ながら
小西遼生さんは
同じ有楽町にございます
シアタークリエで
「next to normal-ネクスト・トゥ・ノーマル―」に
ご出演されているらしく
本来ならば
こちらを
優先すべきところなのでしょうが
迷うことなく
東京国際フォーラムの
ミュージカル「ドラキュラ」オーストリア・グラーツ版に
足を運んだ次第です

とは申せ
ドラキュラ伯爵の
館の辿り着いたジョナサンが
歌いながら登場した途端
すっかり忘れていた
ドラキュラの世界が
昨年の
ビジョンが
小西遼生さんの姿が
脳裏に蘇って参りました

和央ようかさんの
ドラキュラばかり見ていたつもりが
意外と
小西さんの立ち位置とか
セリフ回しとか
覚えていた自分にビツクリ…

ですが
和央ようかさんが登場するやいなや
小西さんのビジョンが
瞬殺…

ようかさんカッケ~


ようかさん素敵~



歌声に
何度
涙ちょちょぎれのそうに
なったことか…

同性ではあるが
惚れる
とりこ…

安倍なつみになりてぇ~

オーストリア・グラーツ版に登場するドラキュラは
純粋なまでに
愛を貫こうとする
孤高の
ヴァンパイアなのであります

善も悪も超越した
ようかさん演ずる
ドラキュラ伯爵は
何処までも
凛々しく
何処までも
切なく
そして
哀しい

ミーナのために
自ら
短剣で己を貫く…
自己犠牲~~

も~
堪らなん!

願わくば
ミーナ役には
昨年同様
花總まりさんに
ご出演頂きたかったです

よりによって
安倍なつみとは…

他の役者陣のレベルには
声量も
声質も
劣っており
アンサンブルになろうものなら
完全に
声が
埋没してしまう有様…

ではございますが
確実に
成長を遂げていると
感じました
小柄ですし
さしてオーラも感じし
役的には
制限されると思いつつ

本格的に
クラシックの声楽を
勉強して
努力を積み重ねれば
本田美奈子路線も
夢じゃない!?
ミュージカルメインの
役者を目指すのは
ありだと思った次第です


      

舞台観劇後半に向けて

2013-07-05 | 舞台/役者
10月以降
舞台観劇の予定がはいらないなぁ~
と思っておりましたら

素晴らしいラインナップが
発表されておりました

まずは
生田斗真くんが出演する
SIS company inc.プロデュース公演
チェーホフ四大戯曲『かもめ』

台本&演出を
ケラリーノ・サンドロヴィッチが手がけるらしい
部外公演~
しかも
ノーマルな正統派舞台

共演は
野村萬斎さんに
大竹しのぶさん

蒼井優さんも
出演するらしい
ん~~~

ジャニーズ事務所の
タレントは
斗真くんだけ~

9月上演です



そして
もう一本

12月
長塚圭史演出による
『マクベス』

マクベスを演ずるは
最近
株を落としてしまった感のある
堤真一さん?
今年4本目です

共演は
白井晃さん
風間杜夫さん

長塚妻・常盤貴子も
出演するらしい
大丈夫か?

堤さんの「マクベス」と言えば
1989年ジャイルス・ブロック氏演出と
1996年TPT公演デヴィッド・ルヴォー演出ですが
今回は
日本人による
演出の「マクベス」です
どんな感じに仕上げてくるのか
楽しみです

2作品とも
Bunkamura シアターコクーンで
上演されます

W.シェイクスピアの流れで言うと



11月には
東急シアターオーブで
‘いのうえ シェイクスピア’
「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より
と言う作品も控えております

こちらは凄いです
麻実れいさん
若村麻由美さん
生瀬勝久さん
渡辺いっけいさん
千葉哲也さん

ですが
私としたことが
大好きな
麻美さんと若村さんが
出演されると言うのに
森田剛主演と言うだけで
最速先行予約を
無意識に
スルーしておりました

何たる不覚…

金銭的な問題を抱えつつ
何とか
観劇出来るよう
チケットゲットに励みたい!
頑張れ自分



断色~danjiki~

2013-06-22 | 舞台/役者

<作>   青木 豪

<演出>  いのうえひでのり

<出演>  堤真一 麻生久美子 田中哲司



時は近い未来

自然農法の畑作を行う
小杉保の母・小杉朝子が
腎臓ガンで亡くなった
ほどなくして
保のもとに
怪しげな保険外交員の刈谷がやってきた

お母様は生前
自身のクローンをお作りになりました
クローンの移植手術は行われましたが
合併症により移植のかいなく
お亡くなりになりました


母・朝子は
クローン保険に入っていたと言う

残されたクローン

処分なさいますか?

それとも

解放されますか?

え どうゆうこと?

保険で作られたクローンは
本人が亡くなると
殺されるか
普通の生活を営むか
選択をしなければならなかった

母親の遺した保険が
保を
奇妙な運命へと導いていく




近い未来
何かに汚染された世界では
衣食住にも
大きな変動が…

殆どの食物は
工場での遺伝子組み換えによる生産に移行し
人ですら
クローン技術の進歩により
病んだら
己のクローンから
臓器を移植し
生きながらえると言う

そんな世界の中で
堤真一演ずる小杉保
麻生久美子演ずる母・朝子と母のクローン・夕子
田中哲司演ずる刈谷三人が
生命の根源について
問いかける

何故自分は
生まれてきたのか

自分は
何を託されたのか

オリジナルでありながら
愛されなかった者

クローンでありながら
愛し
愛された者

DNAに刻まれた記憶と
脳裏に刻まれた記憶が
時空を超え
時にエロく
時に切なく
時に非常に交差する

タイトル「断色」とは
色恋を絶つではなく
保が
生まれながらの色盲
という設定からきています

ですが
この設定が
ストーリー全体のキーワード!

なるほど~

なのです

放送禁止用語を
無表示用に連発する
母・朝子のクローン・夕子役の
麻生久美子さんには驚きましたが

刈谷役の
田中哲司さんが
自らトランクスの中に
夕子の手を…

青山円形劇場ですよ!?
客席とステージ
1メートルもないんですけど…

目のやり場に困る
と感じつつ…

その実
エロティックな雰囲気と言うより
全体を通して
ピンと張りつめた
空気感が
常に漂っている感じなのです
笑えるシーン
切ないシーン
喜怒哀楽が程よく混在しつつも
何か不安な
不安定な空気感がありました

特に後半
保の故郷である
‘北’へ向かった三人の
時空が
歪みはじめるあたりからは
圧巻です

感情を持たなかった夕子が
保をひとりの男として愛想としながら
同時に
保の母・朝子としての愛情で
保を守ろうとする
不思議さ

クローンは劣化する

平然と口にする保を
見つめる夕子の心中は
如何ばかり…
複雑な心の機微を
麻生久美子さんは
見事に表現しておられました

最後のオリジナルとして
生きているにも関わらず
両親から愛されなかった刈谷の
孤独さ
オリジナルであるが故の
傲慢さとは裏腹に
必要とされなかった己の心情と
そんな世界に対する
憎しみと申しましょうか
排他的思念を
オーラを
振りまいていた
田中哲司さんに
汚染された…

そして保です!
有機農法に拘る保には
無意識に
‘オリジナル’に対する執着がありました
にも関わらずに
母のクローン処分に躊躇すると言う
反オリジナルに対する思いもある
徐々に不安定になっていく保
観客は
次第に保の描く夢か現か
よくわからない世界に引きずり込まれ

記憶に残る過去と
欠落した過去の存在によって引き起こされた
何度も繰り返される
フラッシュバックの果てに
突きつけられた事実!
保の正体を知った観客は
只々言葉を失うのであります

そして
その保を演じた
堤真一の
役者としての力量に
鳥肌がたつのであります

この世界には
男がいて女がいるのか
雄蕊と雌蕊があるのか
雄と雌があるのか
何故
遺伝構成の異なる性差が存在するのか

性差の持つ意味
性差が存在する意義
その機能が
失われた世界に
その未来に
未来はあるのか

この舞台の世界は
絵空事ではなく
実は
オリジナルとして
リアルに生きている
我々に対する
問題提起でもあるのでした

いやぁ~
ヨカッタデス
行って…







舞台『おのれナポレオン』再開

2013-05-10 | 舞台/役者
<三谷幸喜氏>
僕に出来ることは何だろうか、と考えました
天海さんと、必ずまた舞台をやること
宮沢さんに、今回のお礼に芝居を書くこと
ご迷惑を掛けたお客さまに喜んで頂ける作品にすること
心筋梗塞にならないこと。それくらいしか思いつきません

<野田秀樹氏>
天海祐希さんには
まだまだこれから長い役者人生がありますので
何卒みなさまご理解下さいませ
わずか二日間での稽古で
舞台に立つことを英断してくれた男らしさに感謝します
と宮沢への感謝をつづると
残りのステージについて
魂を込めて演じさせていただきます
と意気込みを明かした


8日に
台本受け取って
2日で台詞覚えて
3日目で
舞台にたつ!

宮沢りえさんの
役者魂
役者根性に
ただただ驚くばかりです