かめのまちづくり

焼津でまちづくりについて勉強しています。私がまちづくりについて調べたこと、考えたこと、みんな読んでね(^^♪

「小浜白うりでほととぎす漬を作ってみよう!」 開催しました!

2016年05月27日 | 在来作物

今日は久しぶりの講座です!

在来作物について、ここ何年か色々考えを巡らせてきましたが、ついに実践です。昨年チームほととぎすで小浜白うりを「ほととぎす漬」用の奈良漬として試作してみました!今年は地元産の「ほととぎす漬」として商品化できればいいねえという話も出てきています。

この一年の活動を通して、こんな魅力的な在来作物をどう残していくのかということをがっつりみなさんとお話したくて開くことにしました。

今日の参加者の皆さんの活動は、どの方も私がいつも「すごいなあ」と感じている方ばかり。そんな人たちに知ってもらえるなんて、本当にうれしい講座となりました。

お話がうまくない私のことなので、果たして伝わったかどうか自信がありませんが、小浜白うりという地域資源を、「ほととぎす漬」という、食文化を考える上でも貴重な地域資源の材料として使えたことは、本当に意義があったと思いますし、何より、チームのみんなが本気の人たちばかりなので、小難しいことを抜きにしても楽しいし、何より、私たち自身が、一番「ほととぎす漬」について愛しているということが、誇らしくもあります。

きっと、この活動の先に私の「在来作物の未来」があるんだろうと確信するこの頃。
みなさん、すごく真剣にお話を聞いていただけて、その後、色々な貴重な意見もいただけました。

その後は、お楽しみの「ほととぎす漬」巻き巻きワークショップです。
今日は小浜白うりの奈良漬と、藤枝産の紫蘇の塩漬けと、地元産の材料を使ったワークショップとなりました。

先日のおんぱくのイベントでもそうしたが、「ああ…そんなに辛子をぬったら後で大変だって~」



と、意地悪く(笑)心の中でほくそ笑みながら、試食に突入!! 

名残りの蕗の煮物と、人参の白和えと、人参の葉のふりかけと旬のシラスで、ささやかですが、楽しい昼食となりました。
案の定、「辛~い!!」と叫ぶ参加者さんを見ながら、みんなで大笑い!!
慌ててご飯をかきこむその姿を見て、またまた大笑い! 

歴史的な背景があったりと、色々素晴らしいほととぎす漬ですが、一番の魅力は、この、なんとも人を楽しく繋げてくれるその「辛さ」かなあと思います。

辛いけど(笑)嫌な感じがせず、紫蘇の後味がこれからの季節にピッタリと、みんなに太鼓判を押していただきましたよ!うれしい!!

藤枝市場さんは、雰囲気も本当にあったかくて素敵だし、お酒もお料理もおいしいので、藤枝でも皆さんから愛されるお店です。こんな店で「ほととぎす漬」がみんなで食べることができるなんて幸せだなあと思います。

でも、私のように「お酒は飲めないんです!」って人には、ちょっと敷居が高いですよね(といいつつ、打ち合わせと称してはよく遊びに行かせてもらってますが 笑)

巻き巻きワークショップ、ほととぎす漬をみなさんにもっと知っていただくためにも、できればこれからも、続けていきたいイベントだなあと思っています!

 真剣な話もし、たのしくお食事もし、今日は本当に楽しいイベントになりました。ご要望があれば、いつでも巻き巻きワークショップ、開かせていただきます!ご希望の方はぜひご一報を!

そうそう、エダバさんで、ほととぎす漬のお土産用が試作されていますよ!そちらもこれから楽しみです!

 

 

 


いよいよ来週です!

2016年05月20日 | 在来作物

来週に、いよいよ講座を開きます!

「在来作物の未来 小浜白うりをほととぎす漬にしてみよう!」

これまで一年間、チームほととぎすの名前でほととぎす漬の復活に関わってきました。
その活動をとおして、在来作物の未来について考えてみたいと思います。

で、座学の後には、お楽しみのほととぎす漬巻き巻きワークショップをご用意しています。

…が、ほととぎす漬っておいしいのですが、辛子が(とても)効いているので、そのまま食べるには、中々パンチがあるので単独より何かに添えた方がおいしかったりします…(笑)

そこで、何かおいしく食べられるように試食を用意したいと考えていました。
街道名物なので、やっぱり旅人が食べるお昼かしら…
で、こんなメニューを考えました! 

 

参加者のみなさん、お楽しみに!

お席、まだご用意できます!

日 時:平成28年5月27日(金) 
  午前 10:00~12:00
場 所:駿河工房焼津ギャラリー 
      (静岡県焼津市大覚寺331-1)
       http://surugamusubi.eshizuoka.jp/c38671.html
参加費:2,000 円
 (一部在来作物保全のために役立てさせていただきます。) 
定 員:10名(開催可能人数5名)
内容:①座学 
     在来作物ってなあに?
     何故在来作物は市場に出回らないの?
     焼津の在来作物
     小浜白うりを「ほととぎす漬」の
     材料にする試みから見えた在来作物の未来
    ②小浜白うりを使ったほととぎす漬の
     巻き巻きワークショップ
備 考:ほととぎす漬とおむすびの試食つき
お子様連れ大歓迎ですが、試食が(辛子を使った漬物のため)ご用意できません。お子様と一緒に試食したいという方は、別になにかご持参ください。
持ち物:筆記用具
講 師:清水 玲子(食育サークルつる屋 代表)

【お申込み 問い合わせ】

FAX・e‐mailにて 
FAX:   054-628-1377 
e‐mail: torobako2010@yahoo.co.jp
     食育サークルつる屋 代表 清水 玲子

※お申し込みの際には、①お名前、②お電話番号をお知らせください。

※『ほととぎす漬』とは

東海道藤枝宿で評判となり、長く愛されてきた宿場名物。辛子がたっぷり使われており涙が出るほど辛い漬物。 近年まで焼津市『焼酎屋』で作られ地元で愛されてきましたが、残念ながら惜しまれつつ製造休止になりました。