最近、Napsterにて大西ユカリと新世界を聴いています。
アルバムとしては、「南部の女」と「昭和残唱」が良いです。
「南部の女」は3曲入りのミニアルバム。
表題作「南部の女」はデルタブルースの父、Robert Johnsonを唄ったものです。2曲目はかつて鹿内孝が唄ったヒット曲「本牧メルヘン」。ストレートな唄い方で好感が持てます。本牧あたりのバタ臭さが出ていて、かっこいい。
収録曲は
1. 南部の女
2. 本牧メルヘン
3. ベルが鳴る
AMAZONの商品説明では
彼女自身が原点に立ち戻り自らプロデュースするニューシングル。本人の音楽的ルーツであるサザンソウルテイストな「南部の女」。子供の頃からすきだったというやさぐれ歌謡アレンジの「本牧メルヘン」。発表から3年の時を経てようやく音源化された名曲「ベルが鳴る」はスウィートソウルなX'masナンバー。
とのことです。
「昭和残唱」は文字通り昭和のヒット曲のカバー集。
彼女の個性が一癖も二癖もある楽曲と出会い、迫力のあるアルバムになったのでは。(大西ユカリさんを普段あまり聴いていないので、本格的なファンの方は別な感想を持つかもしれませんが・・・)
収録曲とオリジナルは
1. 女王蜂のフーガ/和田アキ子
2. マンハッタンブルース/青山ミチ
3. 待っている女/五木ひろし
4. 横須賀エンジェル/オリジナルナンバー
5. Hold On! I’m A Comin’/サム&デイブ
6. 八月の濡れた砂/石川セリ
7. 夏の日の想い出/日野てる子
8. 釜山港へ帰れ/李 成愛
9. 番格ロックのテーマ/キャロル
10.涙のかわくまで/西田佐知子
11.かもめ/浅川マキ
12.ヨイトマケの唄/美輪明宏
13.ざんげの値打ちもない/北原ミレイ
このうち、「八月の濡れた砂」は藤田敏八の映画主題歌にしてMy愛唱歌。「涙のかわくまで」は私の小学生時代のアイドル・西田佐知子の中でも一番好きな曲(いまだに歌詞を暗誦しています)。「かもめ」は作詞・寺山修司、歌・浅川マキの名曲(これも歌詞を暗誦しています)。「ざんげの値打ちもない」は中学時代の心象風景。大西さんの歌唱を聴いて、最初に聴いたときの暗い衝撃を思い出しました。
あとは「ヨイトマケの唄」。何回聴いても泣いてしまいます。
AMAZONの商品説明では
石川セリ、和田アキ子、浅川マキなどなど、大西ユカリが昭和歌謡曲のカヴァーに挑んだアルバム。彼女の楽曲へのリスペクトが伝わってくる。ゲストには、アコーディオン奏者のcobaが参加。
日本のリズム&ブルースという観点で聴いても面白いアルバムです。
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