昨日は破れかぶれの忘年会でカラオケ屋で徹夜。始発電車で帰宅。年齢的には自殺行為かもしれません。
北方さんの水滸伝はしばし休んで、金庸「秘曲笑傲江湖」を読み始めました。
金庸作品は「書剣恩仇録」、「碧血剣」、「射英雄伝」、「神雕剣侠」、「天龍八部」、」「連城訣」、「侠客行」を読みました。いずれも無条件に面白い。その中でも「笑傲江湖」は最高傑作といわれているそうなので楽しみです。 . . . 本文を読む
私たちが就職年齢になる頃、ちょうど「モラトリアム世代」という言葉が生まれました。私は典型的な「モラトリアム」だったので、大学4年を向かえてもまったく就職活動はせず、何とはなしにもう一年留年する気でいました。9月に入って親から、留年なんぞまかりならぬ、来年は面倒見ないと言われ、それじゃ勝手にやらせてもらいますと言えない、へタレの私は、おもむろに学生課に行って、就職活動はどうやって行うかを聞くところか . . . 本文を読む
北方謙三作「水滸伝」13巻まで読み進みました。戦死者も含めほぼ108名出揃ったところ(まだ数名足りませんが)。官軍側も体制を整え、正面からの激突が始まっています。
感心するのは100名を超える宿星たちの人物像がリアルに伝わってくること。それぞれの「生き様」が見えてきます。また、数万に及ぶ梁山泊軍の兵隊の息遣いが感じられること。北方さんの構想力と筆力によるものでしょう。
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何とはなしに藤水名子の中国怪奇小説集「赤いランタン」(集英社)を読みました。藤水名子の作品は初めて。男女の心のもつれを主軸に幽霊や妖怪や人間が織り成す怪異譚。「聊斎志異」のような感じを想像していましたが、ベースは現代的な情念の世界のような気がします。男性の私にはもう一歩、感情移入できない印象でした。 . . . 本文を読む
みうらじゅんのエッセイ集「LOVE」を読了。LOVE&PEACEでセットのカタワレ。「LOVE&PEACE」は会社での部下に対する私の行動指針なので、好きな言葉です。
内容は1990年から2003年にいたるまでに書かれた、みうらじゅんさんのLOVEな気持ちに基づく、自分史、自分評論ともいうもの。結構、みうらさんの青春時代のエピソードをおさえている自分がうれしい。自分と同年齢のおじさんの青春ノイロ . . . 本文を読む
ススムは小学生、朝公園でショッキングな光景を目にする。子供づれのママが二人、突然子供を殺してしまう。何事もなかったように、「いつものようにおしゃべりをたのしそうにしながら・・・」
ススムは交番に知らせに行く。交番では警官が子供を撃っている。自動車に轢かれる子供。学校はもうれつな血のにおいがたちこめていて、「校内から友だちの悲鳴が!」
ススムは下水道に逃げ込み、同じく逃げ延びた友だち二人と出会う . . . 本文を読む
本格PUNKを聴いたのはSEX PISTOLSの「MY WAY」が最初です。TVドラマ(ほんまりう原作「息をつめて走りぬけよう」と思いますが・・・)の挿入歌で使われていたのを聴いて、しびれました。時期的にはすでにPISTOLSは解散、MOVEMENTとしてのPUNKは下火になり、TECHNOやNEW WAVEがもてはやされた頃で、ちょっと遅れて聴いていたことになります。
「MY WAY」はもちろん . . . 本文を読む
昨日は忘年会。仕事でお付き合いのある韓国の方と新宿の韓国料理店へ行きました。その方が店のママさんと韓国語を魔法の呪文のようにかわすと、今まで見たことのない料理が次々と出現するという楽しい展開。何というかは忘れてしまいましたが、とろとろに煮込んだ豚肉にピリカラのタレをちょっとつけて、大根・にんじん・長ネギなどのキムチをのせ、白菜をシナシナにゆでたので包んだやつをかぶりつく・・・うう、美味でした。あと . . . 本文を読む
週末の忘年会全力投球で内臓が活動を休止し、昨日と本日は家でまったりと過ごしました。
午後、平成16年度NHK新人演芸大賞を観ました。演芸(漫才)の部と落語の部に分かれていて、漫才は東京03、トーテルテンボス、麒麟、青空、千鳥、アンガールズが出演。落語は柳家三三、桂かい枝、立川志ら乃、桂よね吉、三遊亭歌彦。
漫才では、以下の3組が印象に残りました。
麒麟・・・観たのは2回目ですが、奇面組系低音の . . . 本文を読む
'78から80年頃、流行っていたのはPUNKとREGGAE。当時、山下洋輔トリオの追っかけをやっていましたが、傍らでROCK系もしっかりKEEP ONしておりました。
PUNKはPISTOLS、CLASH、JAMからではなく、DEVOからはいりました。どちらかというと、御三家が肉体系、体育会系なのに対して、DEVOは文弱の輩、文科系のノリという印象でした。「俺たちはROCK界の浣腸だ」と言ってみ . . . 本文を読む