KAMAKURA☆CHAMPROO

見る前に跳べ!「無計画に走るのは世の常」が座右の銘

Fiona Apple

2009-02-20 23:38:18 | MUSIC
今朝、通勤中の地下鉄駅が妙に込んでいて、階段の途中で足止めを食いました。たくさんの人の中でしばらくの間立ち止まっていました。今この瞬間サリンでもまかれたらイチコロだな、と考えたとき、ヘッドフォンで聞こえていたのはFiona Apple
Fiona Appleの歌はどこか強迫的な緊張感があり、手の先が細かく震えているような感じがします。ちょうどそのときの私の気持ちとシンクロしました。
群衆の中で緊張を感じるのと同時に、妙な同化感といったらよいのか、安息するような感情もありました。これもまた、彼女の歌にある要素。強いられた緊張の裏にある安息のようなもの。
サリン事件や9.11を経験してしまった私たちには緊張の狭間にしか安息はなく、Fiona Appleはまさにそんな世界を歌っているんだと、少しそんな感じがしました。


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