しばらくブルース学習をサボっておりましたが、Robert Johnson(1911~1938)を聴いてました。
ClaptonやDylan、Stones、清志郎などなどに、多大な影響を与えた「ロックンロールの祖父」です。ミシシッピ州をギターかかえて旅するブルースマン。クロスロードで悪魔と契約し、魂と引き換えにギターテクニックを手に入れたという伝説があります。
そんな話からすると、「Cross Road Blues」とか「Me And The Devil」なんかちょっと意味深です。
Me And The Devilの歌詞は
朝早くあんたがドアをノックしたとき
俺は言った、「やあ、サタン、行くときが来たんだね」
俺の死体はハイウェイ沿いに埋めてくれ
俺の魂がグレイハウンド・バスに乗れるように
彼は若くしてなくなりますが、ある男の女に手を出して、毒入りのウィスキーを飲まされ死んだという、これまた伝説的な話が残っています。ブルースな人生です。
彼の作品は1930年代後半に録音されたものですが、今聴けるものはノイズが取り除かれて、なかなか聴きやすい状態です。Charlie PattonやSon Houseの流れを汲むデルタ・ブルース・スタイルのギター(ギターをリズム楽器のように使う)で、先輩たちよりも更にリズムがはっきりしているように思います。ボーカルはちょっと高めで伸びやかな印象。
Claptonが「Me And Mr.Johnson」というアルバムで彼のコピーをしていますが、Robert Johnsonの若造っぽい歌い方に対して、Claptonの方はいぶし銀って感じ。聞き比べも楽しいです。
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