北方水滸伝第1巻を読了しました。各登場人物が原作よりも格段に複雑な人間として描かれており、更に表現にいろいろな想念がこめられているため、なかなか軽快には読めません。主に通勤電車での読書のため、思いのほか時間がかかっております。
第1巻では特に、以下の人物が印象的でした。(ネタバレかもしれませんが、新しい作品ではないのでご容赦を)
原作では気の短い酒乱の破戒坊主・魯智深→革命戦士をオルグする緻密な . . . 本文を読む
中国武侠小説が好きです。その源流とも言うべき水滸伝(幻想水滸伝ではない)は特に思い入れの強い小説であります。
今までに読んだ水滸伝は
吉川英治 「新・水滸伝」 (講談社吉川英治文庫)
陳舜臣 「ものがたり水滸伝」 (朝日文芸文庫)
杉本苑子 「悲華水滸伝」 (中公文庫)
吉川、陳・水滸伝で入門。いずれも水滸伝前半の108人の好漢が集まる過程のみで、水滸伝の楽しさを知るにはちょうどよい感じ。杉本水 . . . 本文を読む
今日はめっきり秋めいて、過ごしやすい一日でした。昨年横浜から鎌倉に移ってきましたが、横浜に比べ秋が濃厚な気がします。庭先にはバッタが飛び跳ねていて、クツワムシとか超久しぶりに見ました。今も虫の音がうるさいくらいです。
夏の炎天下でも観光客が途絶えることはありませんでしたが、涼しくなって観光活動が活発になってきたようです。私も来週あたりから散策しようかと思っております。 . . . 本文を読む
K-1を観ました。武蔵もバンナもよい試合でした。バンナのリタイアはどうしたことでしょう。
しかし、曙はいただけません。勝敗云々ではなく、試合が成立していなかったように思います。イライラするばかりでまったく楽しめませんでした。もうダメなんじゃないでしょうか。 . . . 本文を読む
ケーブルテレビのガオラ・チャンネルで吉本新喜劇を観ました。「お水のあぜ道」というタイトル(大阪では5月頃の放送らしい)。
ガオラは定期的に吉本をやっているし、闘龍門もやるし、好きなチャンネルです。
今日の内容もお決まりの展開でしたが、リラックスして観ることができ、元気が出ました。 . . . 本文を読む
「ハレンチ学園」で反権力を知り、「がきデカ」で権力の本質を学んだ私にとって、永井豪と山上たつひこは特別な作家です。
最近、インターネット書店で、永井豪作品を見つけ、「あばしり一家」を購読しました。かつて中学時代にオリジナル(少年チャンピオン)を断片的に読んでおりましたが、今読んでも結構エロく、かつての甘酸っぱい記憶がよみがえってきました。あらためて通しで読んでみると(まだ数巻しか読んでませんが)、 . . . 本文を読む
昔、買い集めたり、人からもらったりで、アナログLPが300枚ほどあります。JAZZ90枚、邦洋合わせてROCKが180枚、その他30枚といったところです。物理的にかさばるのと、手持ちのターンテーブルもいずれイカレテ聞けなくなってしまうだろうということで、CD化作業を行っています。
○ターンテーブルをライン入力に接続し、シェアウェアのWAV録音ツールで録音
○連続で録音されたWAVファイルをシェア . . . 本文を読む
ブログを始めます。よくわかってないので、粗相をしても暖かく見守ってください。
テーマは漠然としておりますが、まずは好きなもの・ことについて能書きをたれるといった感じをイメージしております。鎌倉在住ですが、転居したばかりであまり薀蓄はありません。ただ、そぞろ歩きをするだけで、いろいろと発見もありますので、その辺もお伝えできればと思っております。どうか、よろしく。 . . . 本文を読む